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テーマ:■今日のシアワセ■(578)
カテゴリ:銭湯探険
銭湯の楽しみは、いろいろあるがなんと言っても、湯上りの一杯であろう。 銭湯の楽しみは、まずは広い湯船である。
手足を伸ばして広い湯船にゆっくり浸かる。気分は最高だ。
お次はその雰囲気だ。高い天井。富士山のペンキ絵。 あるいは雄大なタイル画。
また身体をほぐしてくれる各種特殊湯も楽しみの一つだ。 たとえば薬湯。このあいだ目黒区の富士の湯は森林浴風呂であった。
森に包まれたような香り。フィトンチットが充満している。いい気分だ。
特殊湯には、ジェット湯が多い。泡が勢いよく身体を包んでくれる。 白濁した湯もいい。世田谷鶴のエッキスの湯もレトロでいい。
電気風呂も面白い。白金の三越湯でこれに入ったときは全身が痺れた。 本当にビリビリくるのだ。心臓の弱い人は避けたほうが無難だ。
銭湯の一番の楽しみは湯上りの一杯である。 火照った身体にビンビンに冷えた生ビール。 ゴクゴクッといく。ああ、最高の瞬間だ。
武蔵小山駅前に立ち呑み焼き鳥屋がある。 焼き鳥を炭火で焼いている。煙と香りがあたりに広がる。
これでは吸い込まれない訳がない。 すうっと吸い込まれて、狭い空間でもつ焼きをほうばる。
ここの焼き鳥は極上である。鰻焼きもある。 焼き鳥と言えば麻布十番のあべちゃんも最高。 仙台坂したの竹の湯で浸かったあとのここの煮込みはもう抜群。
湯上りのちょこっと一杯。ああ、これはやめられない。
広尾商店街で広尾湯に浸かったあと、ちょっと串で一杯も最高だ。 揚げたての串セットにジョッキーの生ビール。ああもうたまらない。
どうですか。 早く行かないと絶滅種の銭湯はどんどん減っていますよ。
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