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テーマ:■今日のシアワセ■(578)
カテゴリ:銀座共鳴館
一見さんお断り、予約客のみの隠れ家が青山の住宅街にある。 周りにお店など一軒もない。看板もない。 高台なので眺めもいい。 青山墓地方面はヒルズ以外さえぎるものがない。
昨晩、そんな一軒屋をまるまる借り切ってしまった。 一絃琴の代々続く家元、峰岸一水先生をお招きしての第26回銀座共鳴館だ。
話はさかのぼる。
心友と渋谷の呑んべい横丁に行った。 路地の両側に狭い飲み屋がぎっしり。そのうちの一軒に吸い込まれた。 「やさいや」。京料理の飲み屋である。たまたま女将が来ていた。
女将と話が弾んだ。 彼女は、いろいろな飲食店の経営を積んできた。
女将は南青山に、予約が合ったときだけに開く隠れ家料理屋をやっている。
石段を登りあがった路地の左手。日本家屋がある。 門扉を開けると、だらだらと続く坂のエントランス。 その奥に秘密の入り口がある。
お座敷は三つ。どこからも竹林の庭が見える。 とても東京とは思えない至福の空間。今日は一軒丸ごと貸切だ。
竹林をバックに一絃琴が置いてある。 照明は行灯のみ。竹林が照らされて浮かび上がっている。 なんとも幻想的な幽玄の世界だ。まるで京都。
さあ、19時過ぎ。メンバー18名がそろった。 私がスタートの挨拶と先生のご紹介をする。
一絃琴が心に沁みる。 さあ、魂が共鳴する至福の会がはじまった・・・・・・
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