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2009.03.27
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カテゴリ:銀座共鳴館

一見さんお断り、予約客のみの隠れ家が青山の住宅街にある。

 周りにお店など一軒もない。看板もない。

  高台なので眺めもいい。

  青山墓地方面はヒルズ以外さえぎるものがない。

 

  昨晩、そんな一軒屋をまるまる借り切ってしまった。

  一絃琴の代々続く家元、峰岸一水先生をお招きしての第26回銀座共鳴館だ。

  

  話はさかのぼる。

 

     心友と渋谷の呑んべい横丁に行った。

  路地の両側に狭い飲み屋がぎっしり。そのうちの一軒に吸い込まれた。

  「やさいや」。京料理の飲み屋である。たまたま女将が来ていた。

 

  女将と話が弾んだ。

  彼女は、いろいろな飲食店の経営を積んできた。

 

  女将は南青山に、予約が合ったときだけに開く隠れ家料理屋をやっている。

  

 

  石段を登りあがった路地の左手。日本家屋がある。

  門扉を開けると、だらだらと続く坂のエントランス。

  その奥に秘密の入り口がある。

 

  お座敷は三つ。どこからも竹林の庭が見える。

  とても東京とは思えない至福の空間。今日は一軒丸ごと貸切だ。

 

  竹林をバックに一絃琴が置いてある。

  照明は行灯のみ。竹林が照らされて浮かび上がっている。

  なんとも幻想的な幽玄の世界だ。まるで京都。

 

  さあ、19時過ぎ。メンバー18名がそろった。

  私がスタートの挨拶と先生のご紹介をする。

 

  一絃琴が心に沁みる。

  さあ、魂が共鳴する至福の会がはじまった・・・・・・

 

 

 

 






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Last updated  2009.03.27 14:13:48
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