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2009.04.11
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カテゴリ:隠れ家

「隠れ家Bar」は男の止まり木だと私は思っている。

 私は昔、格式高いホテルのBarやひっそりとただづむ隠れ家Barにはまっていた。

 ホテルのBarもいいがちょっと騒々しい。

 

 隠れ家Barは男の止まり木である。

 

 だからひとりでいくことが多い。

 青山に伝説のBAR「ラジオ」があった。

 もうかれこれ二十年以上前、お酒の専門家の先輩に連れられて行った。

 

 そこは別世界であった。

 ぴかぴかに磨かれたバカラのグラス。

 ウイスキーの数々。無言できびきびと働くバーテンダー。

 

 いまでは当たり前になったが、手に入らなかったシングルモルトだらけ。

 その美しい男の世界に圧倒された。

 

 ブレンディット・ウイスキーしか知らなかった私は衝撃を受けた。

 こんなにも個性的なウイスキーがあるのかと。

 得にアイラ島のシングルモルトは海藻の香りがして強烈だった。

 

 透明な大麦の蒸留酒が、何年もオーク樽に寝かされ琥珀色になって行く。

 そこにはスコットランドの歴史が凝縮していた。

 香り、色、奥行き、雰囲気・・・・ すべてが私を虜にした。

 

 以来私はボウモアかラフロイグのストレートを頼むのが慣わしとなった。

 

 隠れ家Barは男の止まり木だと私は思っている。

 だからよくぶらっとひとりで行く。

 一時期、夜の開拓をした。裏通りを歩き回った。

 

 銀座は言うに及ばす、霞町(西麻布)、広尾、青山、松涛、東北沢、三宿、神楽坂・・・・

  だから男が一人で行ける隠れ家BARは本がかけるほど昔は知っていた。

 

 話は変わる。

 先日、魅力的な男と知り合った。

 

 なんでも噂によると高島屋の伝説のバイヤーだとか、日本のスターバックス

 を立て直した男とか言われていた。私は肩書きは興味がないので素で向き合った。

 

 魅力的な人だった。どいう訳か惹きつけられる。

 こんな言葉が耳に残った。

 「僕は人との出会いが好きなんですよね。恵比寿で会員制のBarをやってます」

 

 先日、恵比寿の立ち呑み屋で飲んでいてその言葉を思い出した。

 確かお店の名前は人生の波止場?停留所?

 うーん、思い出せない。住所も分からない。

 確かキムカツの先の方だといっていたな。

 

 東京ウォーカーなので、恵比寿の地理は滅法強い。

 裏の裏まで知っている。特にBarは強い。

 

 酔い覚ましにちょっと探険してみるかという気になった。

 きっとここだという裏道をあがって行った。お店はまったくない。

 ところがとあるビルに会社名に混じって4Fプラットフォームの文字を見つけた。

 

 そうだ。名前は「プットホーム」だ。

 

  恐る恐るエレベーターに乗り込む。

 

  おおなんと別世界が広がっていた。

 

  一枚板のカウンター。

  そしてずらりと並ぶお酒の数々。洗練された今風の雰囲気・・・・・

  お客は誰もいなかった。会員制なのでバーテンは怪訝な顔を向ける。

 

  ここが肝心。

  まず丹田に気を集中し、一呼吸入れてから、にこっと笑う。

  「ええ、みつおかです。 この間オーナーから聞いて・・・・」

 

  ものの数分でなじみ客のようにお店の雰囲気に溶け込んだ。

 

  「みつおか様、オーナーの〇〇が今会社に居りますが、こちらに駆けつけて

   参りますとの伝言です」

 

  おお、今宵も面白くなりそうだ。これだから人生、やめられない。

  人が人を呼ぶ。ご縁に感謝である。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 






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Last updated  2009.04.11 08:42:33
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