府中学第2日 父の思い…息子へ
まずは、I君久々の大爆発!おめでとう!100frで、あの奥村選手の大会記録を破っての優勝&全中&JO切り!グランドスラム達成!なんてね♪ではでは、I君のお父さん!ご唱和ください。「ルネッサ~~~ンス!!」I君は、息子とずっと一緒に同じSSで切磋琢磨してきた仲間です。彼ががんばると、息子もがんばる。お互い、すごくいいライバルです。そのI君の大記録達成を目の当たりにして、息子も燃えました!今日は400fr。息子の目標はズバリ!昨年M君が打ち立てた大会記録 4分6秒70!6月の京都の大会で、そのM君に先導してもらう形で400の大ベスト4分8秒を出した息子。近くに居るけど、遠い遠い目標の人です。朝、息子に電話。「決勝、M君の足が常に目の前にあるつもりで、追いかけてるつもりで泳げ!で、最後、差すんや!ほなら大ベストや!」「うん…うん…」とナマ返事の息子。これまで、400はいつも一人旅でした。自分でペースと作れないで居る息子は一人旅で大ベストをたたき出すことができませんでした。で、もう、潮時です。そんな自分に決別しないと、上には登れません。ならば、いつも仮想の相手と泳ぐイメージで行けばどうかと。その前に予選。「タコヤキ」で臨みました。おなじSSの仲間Yの先導役です。100を1分1秒で入るペース。息子は練習みたいな泳ぎ。きっちりと1分1秒7。Yもがんばってついてきていましたが、200から遅れだす。息子の両隣の子が息子に迫っているので、300手前から息子はペースアップ。最後10メートルほどダッシュで1位。4分15秒07さて、決勝。それまでの間に、I君の大記録を見ました。息子は当然大発奮!そして、緊張!妻が撮ってくれたビデオを見ての感想です。飛び込んですぐに自分との戦いを始めました。27秒--58秒とラップ、200を2分2秒少しで折り返しました。このあたりで周りとの差は10メートル以上。泳ぎ的にはペースアップしています。300を過ぎて、もがいています。乳酸と戦っています。いや、仮想のM君の足元でもがいているんでしょう。最後50、仮想M君を抜きに掛かっているのでしょうか。ダッシュ。しかし、空回りしています。浮いちゃってます。ゴールタッチ。4分7秒78大会記録には及びませんでしたが、6月にM君に先導してもらって出た大ベストから、さらに約1秒のベストです。妻からのメール「7-78 悔しがって水たたいてたけどダントツやったから厳しい よー頑張った」わかりにくい?ゴール後、悔しがって水を叩く息子。ま~ぁ、普段あまりこんな時に感情を表に出さない息子が、このタイムで泳いだのに水をたたいて悔しがったってことは、本気でM君の大会記録に挑んでいたって事です。このメールを見て、タイムもそうですが、ほんとにうれしくなりました。朝電話で話したことに本気で取り組んでくれたって事。最近、けっこう私の言うことに反抗的だったのが、まぁ、たまたま思いが一緒だっただけなのかもしれませんが、その、一緒だったって事が、うれしかったです。さぁ、次は全国中学。舞台は長岡、こけら落としのすばらしいプール。決勝、センターは石川の怪物K君。その向こうに兵庫のO君、この2人をにらんでのレースの展開を脳内で繰り広げての練習をあと1ヶ月。じっくりと!!(で、私は諭吉集め。思い通りに行かない)