カテゴリ:千葉
カメラを持つと、被写体を求め、どこかに出かけたくなる。しかし、近所でも知らない場所も少なくない。
21日、クロスバイクに乗って、「千葉市ゆかりの家」という建物を訪れた。ここは映画「ラストエンペラー」で知られる愛新覚羅溥儀の弟、溥傑と華族から輿入れした浩妃が新婚時代を過ごした家だ。 二人の物語はテレビ朝日系スペシャルドラマ「流転の王妃」として放送された。記憶にある人もいるだろう。 流転の王妃・最後の皇弟 DVD-BOX竹野内豊 当店通常価格 10,080円 (税込) 価格 4,032円 (税込) 送料別 稲毛駅を海方面に下って、埋め立て地の手前、浅間(せんげん)神社の鳥居近くにある。 しかし、恥ずかしいことに少し迷った。標識に従って、注意深く進むと、その家はひっそりと立っていた。 開館時間は書いてあるが、有料とも無料とも書いていない。 引き戸を開けても人気はなし。「失礼します」というと、管理人の女性が出てきた。 「どうぞ。以前にもいらしたことがありますか?」 初めてだと言うと、一枚の資料をくれた。写真撮影も「大丈夫ですよ」という。 光の具合が面白かったので、早速シャッターを切った。 国道14号から先は現在、埋め立て地となっているが、溥傑が過ごした1937年(昭和12年)は遠浅の海岸で周囲には別荘がたくさん建っていた。 溥傑の家は和風の趣の中に洋のテイストも入っている。 庭には池もあるが今は水はなく、和風のナチュラルガーデンといった感じ。新婚の二人はここから海を眺めたのだろう。 しかし、幸せな時は長くは続かず、二人は流転の旅を続ける。日本は激動の時代を迎えていた。 僕は知らなかったが、稲毛には昭和初期、軍施設がいくつもあったそうだ。 千葉市ゆかりの家を出て、浅間神社の鳥居を見にいくと、こんな石碑が立っていた。 「国威宣揚」。その銘は昭和17年とある。 思いがけず、地元の歴史を触れることになった。 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 59,810円 (税込 62,800 円) 大きな画像はこちらから。 去年の日記は? 2006/06/22 リョービ卓上のこ、激安19,800円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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