テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
この記事のタイトル「検見川送信所2007夏」には僕なりの思いがある。
敷地内にある農園に咲いていた咲き終わり気味のヒマワリ ここは残すだけの大きな意味もあると思う。 世界へ文化を発信する施設にしてほしい。美術、音楽、映像、写真。それらが楽しめる場所になれば。 かつて戦争の始まりを告げた場所がアートの発信基地に生まれ変わる。どうだろう? しかし、それにはどうするべきなのか、僕にはいいアイデアが浮かばない。声を大きくすれば、それは届くのかもしれない。 もし、取り壊しとなり、消えてしまった時も、「2007夏には検見川送信所は確かにあった」ということを確実に残しておきたかった。 ここは廃墟マニアには知られた場所で、ネット上にも数々の写真が載っている。それらと合わせて、どんな意味を持つ場所なのか、思ってくれたら。 参考にさせてもらったサイトをいくつか紹介します。 検見川無線送信所あれから21年 同所にお勤めされていた方の回顧録。時代背景、73年当時の貴重な写真も伺うことができます。 検見川送信所 現役時代、92年当時の写真などを掲載。建築家・吉田鉄郎氏の紹介も。 アートプロジェクト検見川2000 実際に2000年にはアートイベントが行われたようです。 建物の前は高台になっていた。ここがアンテナの跡だとすぐに分かった。左には幕張の高層ビルがチラリと見える。 さて、僕は可能な限りの接近を試みた。ここはどの部分に当たるのだろう。 一見、無骨なコンクリート造りに見えながらも、丸みを帯びているところが、この建物のユニークなところだ。手すり、ひさしに柔らかさを感じる。 これから書くことは少々ためらいがあるが、記録として書いておこう。 もっと近くへ行こうと思ったが、僕の体に異変が。うっすら頭痛を覚えたのだ。ほかと違う空気を感じた。こんな経験は初めてだった。取り残された土地、建物は空気が循環しない。その結果、土地自体が不健全となり、邪気を呼び寄せてしまうのだろう。 僕は、この場を離れることにした。また今度だ。しかし、この姿を見せてくれるだろうか? 今回の写真ギャラリーはこちら。 写真は30DとCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 59,810円 (税込 62,800 円) EOS 30D ボディ 当社販売価格 122,800円 (税込128,940円) 送料別 去年の日記は? 2006/07/12 バックヤードシェードを撤去 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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