テーマ:産業遺構・戦争遺構(9)
カテゴリ:千葉
宮野木JCTを越えると、広尾十字路に出る。その先のY字は分岐点で別の路線があったらしいが、今回はまっすぐ進む。
花見川大橋。この辺りは川沿いに進むと、サイクリングコース。花島公園があり、花見川で最も美しい景色が楽しめるところ。 2007/05/27 クロスバイクで検見川サイクリングコースで使用した写真 この橋を越えると、花見川団地の商店街。ここは歩道もないというとんでもない道路だが、作新台に入ると、中央分離帯にグリーンゾーンがあったり、歩道が広く取られている。 京成線のガードをくぐると、習志野市に入る。ここからは未体験ゾーン。 道路の脇に、砂利敷きの歩道が広がる。 ここからは 「ハミングロード」。海まで続く延べ11.67kmにおよぶ習志野市の幹線緑道をいう。 「ハミングロード」公式サイトからの抜粋。 昭和43年(1968年)に、戦前、鉄道第二連隊が演習用に使用していた軌道敷きを、国から市が借り受け、自転車・歩行者専用道路として整備。緑道の幅員は、約4m~7mで、一部未整備区間もありますが、その沿道は住宅地をはじめ商業地、農地、幹線道路など様々な土地利用が展開しています。 このように11.67kmに及ぶ自転車・歩行者専用道路を有している自治体は他に類例がなく、自然環境の活用、景観形成、あるいは市民の交流の場として、本市にとって貴重な市民共有の財産のひとつとなっています。 線路こそないものの、この自転車・歩行者専用道路全体が戦争遺構なのだ。 ここに線路があり、軽便鉄道が走っていた映像を思い浮かべてほしい。なんとなく、それらしい雰囲気はあるような気がする。 入り口付近は通称「マラソン道路」という。確かにランナーの姿も見かけた。写真は進行方向と逆。 このモニュメントは平成9年11月、有森裕子選手を招いた「いきいき習志野&ウォーキング・フェスタ」の記念として、商工会議所が建てたもの、という。平和を願い、3羽の鳩の像があしらわれている。 有森裕子の足型。自分の足と比べてみると面白いかもしれない。見た目でも推測できるように大きくはない。今度計ってみよう。 このすぐ先にはこんな説明文があるが、アタック25のクイズのような穴あきぶり。やっぱり、歴史は風化していくのだろうか? この日の終点はここ、「あたご橋」。これはおそらく戦後に作られたものだろう。自転車・歩行者専用道路をうたうだけあって、階段ではなく、ゆるやかなスロープになっていて、両端はスプリンクラーを備えた花壇。 ここから先は後日の”冒険”。帰り道に、こんな像を見つけた。「青春の群像」と題されている。マラソンをしている姿だろうか。近くの中学校の美術部の生徒が作ったものらしい。 軍の軽便鉄道の代わりに、ジョガー、サイクリストが走る道路はまだまだ続く。 なお、「ハミングロード」公式サイトには地図も載っており、線路のありようが分かる。 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 57,905円 (税込 60,800 円) 送料別 去年の日記は? 2006/07/23 石窯に煙突 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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