カテゴリ:DIY・エクステリア
隠れ家でこそこそプラモデルのマスタングP-51を作っている。完成まではあとちょっと。
タミヤ 1/48 ノースアメリカン P-51D マスタング 【61040】【税込】 タミヤ 40P51Dムスタ... プラモ作りは中学時代以来かな。当時は1/144のガンダム、1/35スケールの戦争ジオラマを作った。戦車は高かったので、水陸両用のフォードや歩兵で風景を作った気がする。 20年ぶりのきっかけは図書館で借りた「千葉市空襲の記録」という書籍。その中に、P-51やグラマンF4F(ワイルドキャット)、F6F(ヘルキャット)は出てくる。 <21%OFF> 1/48 傑作機シリーズ No.34 グラマンF4F-4 ワイルドキャット (旧パッケージ) 【... 1/48 F6F-3 ヘルキャットU.S.Sエセックス 日立工場に学徒動員されたある男性の体験談。5月8日の空襲。すざまじい銃撃がした。しかし、その男性は一目だけでも敵の姿を見たいという衝動は抑えがたかったと書く。少年ならではの好奇心だった。 戦争末期、日本軍は制空権を失った。その戦闘機(この時はヘルキャットだった)は地上からの攻撃を案じる必要もなく、低空飛行に入った。コックピットからパイロットの顔が見えるほどの距離だったという。想像するだけで、すごい光景だ。それがどんな状態なのか、知りたいと思った。 まだ雑な作りですが 資料によると、それらの戦闘機は小回りの効かないB-29に代わって偵察、護衛をしていたようだ。 また、図書館で別の本を見つけた。「田宮模型の仕事」。 田宮模型の仕事 これを読んだのが、プラモ熱再燃の決定打。 世界に名だたるプラモデルメーカー、田宮俊介氏の回顧録。これが「プロジェクトX」ばりに、めちゃめちゃ面白い。木製模型のメーカーだったタミヤは戦後、工場の火災を経て、方向転換。やがて独自の金型作りに苦労しながらも、精巧な模型を作り、世界市場に躍り出る。 戦車などは緻密な現地取材から図面を起こした。戦車博物館で写真を撮りまくり、細部を表現。それには、海外の協力が必要だった。 戦闘機、戦車を作り続けるタミヤには、戦争を肯定するのか?とか、海外では敗戦国のオモチャ屋がなぜ敵の戦車を作りたいのか?という声もあった。 俊介氏は戦争を肯定する気はない。彼自身、戦争体験者であり、その悲惨さは十分に分かっている。 自伝の中には、さきほどの千葉空襲の体験者と同じような米戦闘機との対面があった。やはり、戦闘機は地上すれすれで飛んできたという。コルセア F4-Uだった。 タミヤ 1/48 傑作機シリーズ ヴォート F4U-1A コルセア 【61070】【税込】 タミヤ 70F4UA1... 前半の描写であるが、僕が感じた話のクライマックスは英ボービントン博物館への寄付にある。俊介氏はこれまで協力してくれたお礼に、戦車博物館に何かをお返ししたいといった。 先方は、タミヤの名前が残るようにホールを作ってくれませんかと申し出る。俊介氏は快く引き受け、除幕式へに出席するのだ。 プラモデルの歴史とサクセスストーリー。一度、プラモに夢中になった人なら面白く読めるはず。 懐かしいタミヤニュースの写真もある。よく取材がされていて、毎号楽しみにしていた。そんな舞台裏を知ることができる。 探したら、こんな本も出ている。これなんか、模型少年の心をくすぐりません? タミヤニュースの世界 田宮模型全仕事(2) 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 56,000円 (税込 58,800 円) 送料別 去年の日記は? 2006/8/3 HAVE A NICE TRIP! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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