テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
検見川送信所に関連して、ニイタカヤマノボレの暗号の送信場所を探しているうちに、長崎・佐世保の針尾無線塔の存在を知った。
ワンダーJapan(3) 針尾無線塔が登場する本 ここはニイタカヤマノボレを送信した3つある場所の一つである。 そして、ここも検見川送信所同様、取り壊しの危機を迎えているという。 検見川送信所 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 56,000円 (税込 58,800 円) 送料別 この無線塔は昨日、紹介した「近代化遺産を歩く」にも登場する。空高く伸びる塔は、遠めからも印象的で、一目見たいと思わせる。ここは佐世保の観光資源としても有益なはずだ。 近代化遺産を歩く 07年5月25日の朝日新聞などによれば、現在は海上保安庁の所有。海保は市に買って欲しいと持ちかけている。しかし、千葉市同様、佐世保市は財政難ということで買い取りを渋っている。海保は買ってくれないのなら、取り壊すしかないと言っていた。 そんな話を聞いた町の有志が05年に「針尾無線塔を保存する会」を発足し、瞬く間に1万人の署名を集め、佐世保市に保存を訴えかけた。この結果、市も前言を撤回し、国からの補助も出る国の指定文化財に向け保存への道を模索し始めたという。 これがうまくいけば、いい前例になるのではないか。そう期待を覚えた。佐世保市役所に問い合わせをすることにした。 「保存する会」の連絡先も把握しているはずだ。担当部署は社会教育課。 まずは現状について聞く。 担当者「来年か再来年には結論が出ると思います」 -それは保存するということですか? 担当者「それは分かりません。現在は費用がどれくらいかかるのか、保存の耐久年がどれくらいあるのかなどを調査している段階です」 -保存の声が上がっていますが、逆に取り壊せ、という声もあるのでしょうか? 担当者「それはそれぞれあります」 ともかく、実際に市役所が前向きに取り組んでいることは確認できた。 こうして県外から問い合わせをすることは、保存への力にも多少なるはずだ。 さらに、保存する会の連絡先も知ることができた。ダメ元で電話をかけてみよう。 なかなかいい記者か探偵にはなれそうな気がした。もちろん、冗談だが(笑)。 去年の日記は? 2006/8/13 芝刈りバリカン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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