テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
niftyの新聞記事検索(有料)を使って、「検見川送信所」をキーワードに検索してみた。表示されたのは7件。
千葉大教授が中心に行った「アートプロジェクト検見川送信所」がほとんど。 以下、2000.11.25 東京地方版/千葉「朝日新聞」からの引用 千葉大教育学部の長田謙一教授(芸術学)が日本の近代建築の幕開けとして貴重な建物となる同送信所本館の存在を知り、「過去の記憶を踏まえながら千葉のこれからを見通せないか」と考え、総合科目の「文化をつくる」の講義の中で、アートプロジェクトを企画。 とある。 僕は吉田鉄郎氏が設計した送信所こそが最大のアートではないかと思うが、保存の声はなかった。 朝日を浴びる送信所 一番勇気をもらったのは以下の記事。ATさんは、僕がこれまで書いてきたことを端的に表現していた。 2003.05.19付「朝日新聞」より 検見川送信所、局舎の保存を(声) 団体役員 AT(千葉県四街道市 60歳) 日本の文化財保護は十分といえず、歴史が目の前で消えていくのは残念でなりません。千葉市にある旧東京無線局検見川送信所の局舎もその一つです。 送信所は大正15年、逓信省により外国との通信を主な目的に開局しました。昭和5年、日 英米首脳のロンドン軍縮記念放送では、浜口首相による初の国際放送が発信され、検見川無線の名が世界に知られたそうです。技術革新が進んで送信所は昭和54年には閉局、多数の鉄塔が撤去されて局舎だけが残りました。 局舎は2階建てのモダンな建物で日本建築史に名を残す吉田鉄郎氏の設計と言われ、今でも 補強すれば十分使える状況にあります。しかし、市の区画整理事業では学校建設用地として取り壊される予定です。 隣接した公園用地を使って区画整理事業計画の変更は可能ではないでしょうか。取り壊す費 用は数千万円はかかるとのこと。その費用で美術館や博物館、文化ホールなどに改装して利用できれば、千葉市にとっても宝物になるでしょう。関係者の熟慮を望みます。 引用では意味をなさないと思った。ご本人と連絡を取り、全文転載の許可をいただいた。名前の部分のみイニシャルとしている。 さらに、Go!Go!しんけみがわ! 新検見川地域情報の花園シンさんがこんなバナーを作ってくれた。 今のところ、リンク先はこちら。もしよかったら、ブログ、ホームページで張ってください。 写真は30Dで撮影。 キヤノンEOS 30Dボディ【送料無料】 特別価格 112,000円 (税込117,600円) 送料込 去年の日記は? 2006/8/16 パーゴラ付の物置の改造PART3 扉のゆがみを直す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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