テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 22日、検見川のSNSで知り合った方の紹介で、市民ネットワークいなげに行ってきました。市民ネットでは月に何度か行政相談を行っているようです。 開局当時の検見川送信所「検見川無線史」より 検見川送信所の保存を要望するとともに、市政の背景をお聞きするのが目的です。 政治というと、なんだか生臭い話だなぁとお思いの方もいらっしゃるでしょう。正直言うと、僕も苦手なところだったのですが、よくよく考えれば、生活というものはそのまま政治に直結しているわけです。 日本では政治不信がそのまま政治への無関心を生み出したと思うのですが、そんな時こそ、政治に関心を持たなければいけないのかも知れません。 一部の政治家(そう思いたい)は、市民の無関心を良いことに、自分の利権を得るのはたくさんの例で明らかでしょう。 僕は検見川送信所について調べているうちに、千葉市の財政が真っ赤であることを知りました。市が赤字であるということは、僕ら市民への税の負担が大きくのし掛かり、今後、福祉サービスが悪化する可能性があるわけです。 こうなれば、暮らし向きが悪くなるわけで、そうなれば、引っ越す人も増えるでしょう。人口が減れば、さらにそれぞれの負担は大きくなり、悪循環は加速すると思われます。 市だから潰れない、大丈夫という神話は既に崩れています。北海道夕張市の財政破綻がいい例でしょう。それでも、無関心でいられるでしょうか? さらに、僕の政治的なスタンスを申し上げますと、特定の支持政党はありません。実は市民ネットの候補者にも投票したことはありません。というか、その存在をよく知りませんでした。(市民ネットの方には申し訳ありません)。 今後も、行政相談などを行っている政党、議員には会っていくつもりです。そうすることで、各政党、議員の考えは明らかになるでしょう。検見川送信所に関する対応だけで、決める気はありませんが、これを切り口に、誰が市民のことを思い、誰が利権を貪っているのかは分かるはずです。 千葉市の財政赤字の原因は、無計画なハコ物行政の賜物で、現在は、その集大成たるQiball(きぼーる)という複合施設、利用者の少ない千葉都市モノレールの拡張が進んでいます。 無用なハコを作り、どこかで市民の金をくすねている奴がいるわけです。さて、誰なんでしょうね。僕は単なる一市民に過ぎませんが、調査能力には自信があります(笑)。 市民ネットについては紹介できるほどのデータはありませんが、いわゆる政党とは違う印象。議員の任期は2期までとあらかじめ決めているそうです。 ブログでは「市民ネット3つのルール」というものが目を引きます。 1.議員はローテーション 2.議員報酬は市民の活動費 3.選挙はすべて手づくりで 市民ネットいなげでは、常賀(つねよし)かづ子市議ら5人の方が話を聞いてくれました。 続く 去年の日記は? 2006/8/23 むき出しコンクリートにラティス設置 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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