カテゴリ:千葉
千葉市稲毛区宮野木にある甲大神の神木伐採問題について以前、軽く触れた。
1週間前になるが、現地を見てきた。本当は即日アップといきたいのだが、調べたいこと、伝えたいことがたくさんあり、非常にもどかしい。 事件の詳細はこちらのブログに譲るが、隣接地を持つ住宅販売会社がご神木を勝手に伐採したというものだ。現在、民事訴訟になっている。 神社側が立てた看板 住宅予定地から。本来なら、樹木が覆い、社は見なかった これが民間同士の話ならば、他人が口を挟むことではない。当事者同士の近所トラブルである。 しかし、神社というのは地域に根ざした存在で、ご神木の中には千葉市が保存樹木として指定したものも含まれており、地域の財産そのものが奪われたことに大きな問題がある。 住販側は神社側の了解を取ったと主張しているが、神社側は敷地にはみ出した枝を切ってもいいと行っただけで、境内の樹木を全部切ってもいいとは言っていない、と主張している。 現地に行くと、報道では見えない部分も見えてくる。例えば、境界線に作られたブロック塀付近。ご神木は隣接の住宅予定地にまたがるような形で樹木を太くしていた。 こういった木がいくつかあり、業者側はこれを問題としていたようだ。境界をまたぐ木は横からだけでなく、縦にも切断されている。 こうした木は自分の土地に及んでいるから、なんとかしてほしいというのは理解できるが、もっと内に入った樹木まで勝手に切ったのは、どういうことだったのか? 現場は想像以上に無惨だったが、希望もあった。切り株から新しい枝が生えていたのだ。 ご神木はまだ生きている。しかし、この木が伐採前の姿を取り戻すのは何百年後。一度失われた市民の財産は、二度と同じ姿にはならない。文化、歴史は開発よりも軽いものなんだろうか? 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 56,000円 (税込 58,800 円) 送料別 日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 去年の日記は? 2006/9/12 レッドシダーで自転車置き場作り~SPF登場 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[千葉] カテゴリの最新記事
|
|