テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
検見川送信所は検見川稲毛土地区画整理事務所の管轄になっている。
8日に行われた「検見川・稲毛地区土地区画整理事業 事業計画の変更等説明会」。 中身は直接は送信所とは関係なかった、と第1報としてお伝えしたが、説明会での話、資料が入手できた。 「まちづくりニュース」より。夜間、室内の撮影につき、若干ぼけている。再撮影する予定 住民50人に役人9人が出席。事務所側は地権者のみを想定していたらしい。開かれた説明会であるから、誰でも知る権利はある。「まちづくり」に関心のある市民が幾人か参加した。 しかし、事務所側は地権者でないと知ると、「どこから知ったのか?」と質問してきた、という。どこからもなにも、ネット上で告知しているのだから、”でも、そんなのカンケイねぇ”(C)小島よしお ではないか? 事務所はどうもナーバスになっている節がある。 整理事業の期間は昭和61年1月23日~平成33年3月31日。「きぼーる」と比べると、途方もなくゆっくりなペースだが、知り合いの元官僚に言わせると、進まなくても当たり前なのが都市計画なんだという。 資金計画は207億円。 (内訳)は以下の通り。 国費 42億円 市費等 121億円 保留地処分金 44億円 平成18年度末で、事業進捗率52%。 今回の計画の変更は、新設小学校用地と道路、公園などの変更だった。 小学校建設の話はもうなくなった話だった、という認識だったが、計画上はまだ残っていたようだ。 小学校用地は検見川送信所跡の北東部分に当たる。ここは低層住宅地になる予定だという。 変更の対象地区ではなかったため、「送信所」の「そ」の字も出なかったが、「小学校がいらなくなったのなら、中学校もいらないだろう?」という声があがった。 そりゃ、そうだ。 事務所は住民から出た「欲しい施設」のリストをあげた。これは紙資料があるわけではない。カッコ内は事務所側の答え。 1)公民館(できない) 2)集会場(できない) 3)児童館(できない) 4)図書館(既にある) 5)多目的ホール(できない) 6)特別養護老人ホーム(できない) 要は地域住民が欲しがっているものは一切できないのだ。 千葉市の市政への提案はこちらから。 日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 去年の日記は? 2006/9/14 植え替えのゼラニウム、落ち着いたようです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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