テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
サイクリングを終え、民宿でテレビを見た。
本当は巨人戦を見たかったが、このご時世、中継はない。そこで見たのがNHK教育の「ビジネス未来人」(制作・NHK名古屋)。 テーマは「建物を生かして地域を元気に」。これは検見川送信所にも通じる話だと思って、面白く見た。 出演は大分の建築家、青木茂さん。青木さんは公共施設だけでも10以上の再生を手掛けた。 古い建物は地域の宝だという。建物の耐久年数は現在、30年というのはよく言われる。30年経つと、壊され、また新しいものが建てられる。このブログで何度も取り上げたスクラップ&ビルドだ。 しかし、青木さんはそういう時代は終わった、と断言する。歴史こそが建物の価値で、次の時代へとつなげる再生を行う。再生に当たっては地域、郷土史、産業を知る。廃材を出さず、むしろ生かし、新しい建物に生かしつくす。 僕個人の希望をいえば、検見川送信所は「白亜の局舎」と呼ばれた開局当時の姿を蘇らせ、市民が望む形で建物を活用できたら、素晴らしいと思う。「きぼーる」よりも有益なものとなるんじゃないか。 日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 去年の日記は? 2006/9/16 フェンスを作る~卓上切断機のオススメ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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