テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
下関は近代建物好きには、たまらない町だ。帰京前の朝、少しだけ時間があったので唐戸を散策した。これらはすべて徒歩で移動して撮影したもの(所要時間1時間20分)といえば、その密集度は分かるだろう。
滞在した唐戸のグランドホテルの目の前には日本最古の屋上庭園を持つ旧秋田商会ビル(1915年)、日本最古の現役郵便局、下関南部(なべ)町郵便局(1900年)が豪華にも並んでいる。 旧秋田商会ビルは現在、下関観光情報センター。入場無料。三階建てにタワーがついている。外観は洋館だが、二階、三階は和室の広間。千葉・稲毛にある神谷伝兵衛別荘と同じように外は洋館、中は和という折衷の建物だ。 室内にはエレベーターもあり、トイレも当時の最先端。最大の売りは屋上庭園。都会の屋上庭園は今や、ブームとなっているが、ここが日本最古!?だという。ただし、「!?」つき。真相は不明ということ。残念ながら、屋上は入ることができない。 ここから道路を挟んで、赤レンガの旧下関英国領事館(1906年)がある。 旧秋田商会から領事館に向かう道で、近代建築の学習グループに遭遇した。その中に「近代化遺産を歩く」の著者でカメラマンの増田彰久さんの姿を見かけた。 近代化遺産を歩く 増田さんには一度、検見川送信所の件でお願いに伺ったことがある。ご挨拶して、手持ちの会報を渡してきた。 この領事館の裏には、由緒不明ながら、古そうな赤レンガの美容院がある。 少し歩くと、県指定文化財、山口銀行旧本店(1920年)。隣には展示施設を建設中だった。 道を戻って、下関市役所第一別館。こちらは検見川送信所のイベントと同じ10月27日に一般公開を行ったと聞く。同時に行われた逓信建築の写真展では、検見川送信所の写真も飾られたそうだ。そんな縁もあって、別記事にて紹介する。 写真はCaplio GX100で撮影。 《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット Map価格 52,191円 (税込 54,800 円) 送料別 子供のため 未来へ残そう 過去の財産 日本初の国際放送77周年記念イベント「ほぼ満月ただの月見@検見川送信所」は10月27日(土)午後3時、千葉市花見川区・新検見川駅近くの「はなのわ広場」で無事終了しました。 イベントの様子は11月14日(水)の「ニュースC-master(ニュース・シーマスター)」(月~金曜、夜9時から9時55分)で 約10分間、特集されます。千葉近県の方はぜひ見てください。 「検見川送信所を知る会」では仲間を募っています。入会していただける方はこちらのメールフォームから「入会希望」と明記の上、 お名前(ふりがな): ご住所:〒 電話番号: メールアドレス: をお知らせください。 メールマガジン「検見川送信所J1AA通信」を購読していただける方は以下のURLからお申し込みください。 http://www.mag2.com/m/0000246340.html バックナンバーも読めます。 検見川送信所についてはここで過去記事をまとめています。 日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 楽天で自転車を探す 去年の日記は? 2006/11/11 玄関前のイルミネーション動画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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