テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:近代化遺産・検見川送信所
前回のエントリーで、突然、英語の記事をアップしたのにはワケがあります。
先々週、岡山からやってきたAさんを検見川送信所に案内していた時のこと。 送信所の入り口辺りから、外国人男性から「コンニチワ」と声をかけられました。 「ハイキョ、スキですか?」 いえいえ、僕は廃虚が好きなわけではないんですけどね。 彼の名前はルイ。片言の英語でこちらの事情を説明し、手持ちの朝日マイタウンを見せました。 「コノシャシン、知ってます。お月見、フルムーンパーティーデスネ?ネットで見ました」 ルイは東京在住のフランス人カメラマン。 http://www.louiscyprienrials.com/ ルイのHP 廃虚、日本の近代建物に興味があるそうです。送信所はフランス人にも、ある種の魅力があるようです。 僕らがpdfファイルでネット上にアップした「ほぼ満月ただの月見@検見川送信所」のチラシにあった地図を見せてくれました。 しかし、その地図は送信所ではなく、講演会会場の「はなのわ広場」の地図。徒歩で10分ほど離れています。片言の日本語のフランス人は苦労したことでしょう。 「交番で聞いて、ここに来ました」とルイ。 「それはお気の毒でした」 彼は軍艦島にも撮影に行ったそうで、先日はKOBANをテーマにした個展も開いたとか。 http://www.koban.fr/ 僕らが何気なく見ている交番も、フランス人には面白く見えるようです。 彼の作品ではないですが、軍艦島のDVD。 軍艦島 別れ際に、朝日マイタウンの記事と検見川の古地図のコピーをプレゼントしました。 「アリガトウ。ボクは外国人だからニホンゴ分からないけど、ガールフレンドに訳してもらうよ」とルイ。 「今度は東京で会いましょう」 僕らは別れました。 そうか英語版も必要なのか。 「ほぼ満月ただの月見@検見川送信所」を開催したとき、日本初の国際放送を行った日にやるイベントなんだから、英語版も作ってみようと、こんなチラシも作ったのですが(実際はネットにアップしただけで印刷しなかった)、その試みはあながち間違っていなかったようです。 ついつい忘れがちですが、インターネットはワールドワイド。世界中どこからでも、アクセスできます。このブログも外国の方から見られているという可能性もあるわけです。 僕もオランダ語で書かれたオランダ放送局のHPをネットサーフィンしましたし、ね。そんなわけでショートムービーも作ってみました。映像や写真は万国共通。そこが強みです。ショートムービーは英語スーパー版も作る予定です。 10/17 検見川送信所を見に行く(約1分) 英語も勉強しなきゃ。 【新品】ニンテンドーDSDS 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け 値下げしました!! 日本初の国際放送を行うなど日本の通信に大きな貢献をした近代化遺産・検見川送信所が取り壊しの危機にあります。これを保存、再生できないかを考えるプロジェクトです。 賛同してくださる方は以下のソースを貼り付けてください。 <a href="http://moleskine.air-nifty.com/photos/kemigawamusen/" target="_blank"><img src="http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/47/0000060947/20/img2159e7f1zik6zj.jpeg" width="170" height="60" alt="musenhozon.jpg" border="0"></a> 「検見川送信所を知る会」では仲間を募っています。入会していただける方はこちらのメールフォームから「入会希望」と明記の上、 お名前(ふりがな): ご住所:〒 電話番号: メールアドレス: をお知らせください。 メールマガジン「検見川送信所J1AA通信」を購読していただける方は以下のURLからお申し込みください。 http://www.mag2.com/m/0000246340.html バックナンバーも読めます。 検見川送信所についてはここで過去記事をまとめています。 去年の日記は? 2006/11/27 沖縄3日目~旅先ジョギング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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