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[読書感想文] カテゴリの記事

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  ■斉藤美穂の生チョコレート

  読書レビュー、読んだのは、バレンタインのこの時期にはぴったり？の「斉藤美穂の生チョコレート」生チョコのレシピ集です。このレシピには水あめが必要で、水あめを買ってきてないので、レシピを参考にして作ったりはしていないんですが、材料さえあれば作り方は、どれも簡単そうです。バルサミコ風とか、黒こしょう風とか、変わったのもあったり、シナモン風とか、ウイスキーとか、アーモンドを塗したのとか、バレンタインにオススメのレシピも載っています。その他には、チョコを使ったデザートレシピなどもあり。チョコって、一個ずつ綺麗に並べられていると、「まるで宝石みたい」って思わされたり、女の子の気持ちを幸せに満たす効果があると思うんですよね。まさに、この本は見ているだけで、うっとりさせられるような、甘い誘惑に誘ってくれるものです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*斉藤美穂の生チョコレート作りたてがおいしい著者：斉藤美穂 出版社：文化出版局

  2006.01.19

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  ■相性事典

  読んだのは「相性事典」です。その名のとおり、占星術（１２星座）を使った占い本。別館、「王子様とひとときを｡｡｡」でも、１２人の王子たちの名前を黄道１２宮にあてはめるほど、１２星座好きの自分なんですが、今まで読んだ、沢山ある占星術のどの本よりも、これは納得できた！！黄道１２宮を元に、１年を４８の期とカプスに分けて、まず個人の性格を分析＆診断。それに付け加えて、１１７６通りにおよぶ相性を解説しているのが、主な内容です。このカプスっていうのは、２つの宮の境目、例えば乙女座と天秤座の間とか、天秤座と蠍座の間とか、両方の星座の性質を持つとされているもの、なんですが、これがあるのが自分的には凄く感激したんです（笑）というのも、自分が２月１９日生まれで、星座占いの種類ごとにより、水瓶座になったり、魚座になったり、定まらないから。今月のあなたの運勢とか、相性とかは、両方みて良い方を信じることにしているんですが、常にどっちやねん！　とか思ったりしてたんですね。自分の性格を判断すると、どっちも合わせ持っていると信じていたんですが、占いの本を見ると、いつもバラバラにされていて納得のいかない思いを感じていたんですが、この相性事典を読んで、すっきりです（笑）しかも、かなり当たっている！　「でしょ！でしょ！」って云いたくなる部分と、当たりすぎてて凹みかける部分がある（笑）水瓶－魚カプスは「感受性のカプス」らしいのが、もう…そのまま自分を表しているような？　感受性強すぎても困るんですがね。というか、これを読むとカプス生まれの人は、たぶん本人むちゃくちゃ辛いと思う。両方の異なる性質を持っているってことは、それだけ不安定ってことだし、心のバランスが取れないことは苦痛に繋がるし。ちなみに、７月４日生まれのGacktさんの週、蟹座２期も読んでみたんですが…「家は本人や配偶者の収集癖のおかげで、博物館さながらゴージャスで恐ろしげな品物であふれかえっているかもしれません」って、記述にちょっと笑った。恐ろしげな物って（笑）「何気なく訪れた人にはショックかも知れません」らしい（笑）ものすごく当たっているような？そうそう、この本はアメリカで作られたものなので、○○生まれの有名人には、海外の著名人ばかりが載っています。相性は恋愛に限らず、友人、家族、兄弟すべてに繋がっています。家に１冊置いておくのもいいけど、単に見るだけなら図書館で借りてきましょう。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*相性事典著者：ゲイリー・ゴールドシュナイダー ／ヨースト・エルファーズ 出版社：角川書店詳細はこちら*誕生日事典同じシリーズもので３６６日の誕生日占いの本もあります。こっちも当たるらしい！？

  2006.01.14

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  ■代謝アップダイエット

  読んだのは「代謝アップダイエット」です。最近、どうも代謝が鈍っているようなので（苦笑）永田式エクササイズ、と、低インシュリンメニューを中心とした本です。代謝についてのことを漫画とイラストで、分かりやすく解説してあります。低インシュリンダイエットのほうは、食事制限ならぬ食品制限があるので、何でも食べたい自分は興味がないので、置いといて…（笑）永田式エクササイズのほうは、どれも簡単、ちょっとの暇を見つけて出来そうなものばかりなので、とっつき易いかもと思いました。でも～簡単にできるものであっても、更に暇があっても、エクササイズの遣り方、本の存在自体を忘れてしまっては、やっぱりこれもダイエットとしては成功しないと思うので、好きなエクササイズを自分でチョイスして、それを「毎日○回やる」とか、紙に書いて頭に入れることをまずオススメしたい。大切なのは、やります！　痩せます！　という決心だと思うので。習慣になるまで続けられたらしめたものです。徐々にこなすエクササイズの量を増やしていけば、健康的な身体になれると思います。って、ダイエット指南みたくなっていますが、二の腕シェイプと腕立て静止運動と、太腿を鍛えるタッチ系の運動を続けてみたいと思います。そうそう最後のほうに、低インシュリンダイエットと代謝アップを組み合わせた、レシピが載っているんですが、どれも美味しそうで、また健康にも良さそうでオススメしておきます。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*代謝アップダイエットChange your body著者：永田孝行 出版社：永岡書店

  2006.01.13

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  ■西山舞のメイクレッスン

  読んだ実用書系の本が沢山あるので、じゃんじゃんいきたいと思います。参考にしてみたのは「西山舞のメイクレッスン―スキンケアからメイクまできれいの法則がぎっしり!」という本。ちょっと真剣に読んで見ました（笑）メイクが苦手なので。書いてあることは、ほぼ基本中の基本って感じで、読んだことのある内容なんですが、確認のためには良かったかも。でも、知らなかったことが一つ！　「眉毛を切る際は、上の方はなるべく切らず、下の方を切ること」っていうこと。密は、もともと眉毛がすごい濃いんですよね。もう、まゆ墨いらないくらいに濃い！（笑）で、眉毛で顔の印象は変わるっていうし、お手入れしているんだけど、どんなに切っても、どうやっても垢抜けない、やぼったい感じだったんですよ（涙）これを読んだ時も、眉毛の下のほうを切ったら、瞼が広がっておかしくならない？　と思ってたんですね。でも、半信半疑ながら試しに切ってみたら、いままでと印象違った！！垢がほんの少し取れたーーー！！みたいな（笑）嬉しくて、何度も鏡を見てしまいました。西山さん、ありがとうー♪　って気持ちです。で、内容に戻りますが、この本のモデルはすべてたった一人の人を使ってやっているんですが、絶対に２～３人違う人が紛れてんじゃないの？　ってくらい、表情が全然違うの。しかも、モデルさんの肌がめちゃめちゃ綺麗！　西山さん自身の肌も綺麗だし、キュートで素敵な人です。後半には１０のメイクパターンが載っているんですが、冒険メイクって感じで、日常ではなかなか使えなさそうです。初心者がチャレンジしたら危険そう（笑）楽天では売ってないようなので、詳細を見るならこちらのリンクから。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*バレンタイン ショコラセット『 ショコラティエ　マサール』は北海道にある高級チョコレートの専門店です。シェフ手づくりの「ショコラ」は32種類もあり見ているだけで十分楽しませてくれます！今回はその中から厳選してお届けします！ショコラティエのチョコレートをバレンタインにいかがですか？

  2006.01.11

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  ■新田一実/夢に彷徨う

  読んだのはー、新田一実著の「夢に彷徨う」姉崎探偵事務所シリーズの一つです。なんていうかね、シリーズものを最初から読まない自分が悪いのか、解からない部分が多くて、ちょっと読むのが辛かったです。台詞も誰が喋っているものなのか解からなくて、引き返し読んで、ようやく解かる感じで…視点もバラバラで混乱するところもあったし、そこのところ、もうちょっと読者に優しくしてもらいたかったです。文庫本の小説って、大体どの章や巻から読んでも、繋がりが解かるようにするのが、当たり前というか、そういうつもりで読んでいるから、解からないとイライラしてしまうし…（汗）幽体離脱した男が猫の集会に参加する、という内容がとても面白いし、キャラにも魅力性がありそうなので残念です。最初から読んで、繋がりを把握したうえで読んだら、もっと面白かったんだろうな…。頭が良くて口達者で文系の兄貴、修一と、図体のでかい体力だけが取り得そうな、どう見ても弟には見えない良輔の、兄弟関係とかさ～いいもの、いっぱいあったのに。というか、この本はボーイズラブでいいよね？　いっちゃついたりはなかったんだけど、そういう雰囲気があったので。最初から読もう！！■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*夢に彷徨う姉崎探偵事務所講談社X文庫著者：新田一実 出版社：講談社

  2006.01.09

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  ■秋月こお/王朝月下繚乱ロマンセ

  読んだのは、秋月こお著の「王朝月下繚乱ロマンセ」です。読者の要望に応えて出た、王朝ロマンセの外伝です！　やっぱりあれだけじゃ、物足りないですもんね～（笑）短編の三本立てとなっております。過保護すぎる諸兄様と、やんちゃな千寿との間に一波乱ある話と、不思議な力を持つ、ちびっこ双子が絡んで一波乱ある話と、もう1個はなんだっかな（汗）短編だけど、きちっと纏まってて、面白かったです。ただ、この前に外伝1で、業平＆国経を中心としたお話があるのですが、それが図書館には置いてなくって、この月下を読むと二人の進んだ関係が、むちゃくちゃ気になってしょうがないです。いったいなにがあったんだー！と…。千寿の一途さも可愛いし、やきもきしている国経様も可愛いし、二組もカップルが誕生して、まさに愛～に溢れた感じ。今回は元気いっぱいな千寿が全面にてでいると思います。新しい脇役もてできたし、今後が楽しみです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*王朝月下繚乱ロマンセ王朝ロマンセ外伝2キャラ文庫著者：秋月こお 出版社：徳間書店

  2006.01.06

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  ■目からウロコの漢字の本！

  日本語マスターのために勉強したのは「目からウロコの漢字の本！」これは、面白い！！最近、テレビ番組で日本語バラエティーが盛んに放送されているけれど、そんな雰囲気で読める本です。街で見かけた可笑しな看板とか表記とか、そんなのもあり、漢字の読みや書き方を間違えてしまった、恥ずかしい体験談もあり、また漫画をルビなしで読めるかコーナーでは、こち亀の両さんとかもでてきます（笑）漫画はだいたいルビなしでも読めたな…各業界の専門用語は流石に読めませんが（苦笑）どちらかというとサラリーマン向けの本ですが、自分がちょっと感激したのは「人のお宅に訪問したときの、ちょっとした教養」というもの。家に入る前にあるものの名前とか（例えば垣根とか花とか）建物の部位の名前とか（例えば屋根の造りとか）が、書いてあるんですが「これって小説に使える！」と思って、覚えておこうと思った。結構の家の風景を描写するのに、迷うんですよ～名前がでてこなくて（苦笑）ただ家がありました、だけじゃなくて、切妻屋根の家がとか書いたほうが、カッコ良いしね、そうしたい。最後の方には漢字検定のあれこれも載っていて、漢字検定を受けてみようかなと思っている方にもオススメです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*目からウロコの漢字の本！別冊宝島出版社：宝島社

  2006.01.03

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  ■わかりたいあなたのための異常心理・入門

  読んだのはー「わかりたいあなたのための異常心理・入門」って、なんつー本を読んでいるんだよ！って感じですが、心理学とかそういうものに興味があるんです（笑）こういう本を読むときは、小説に使えないか、という観点から見るんですが、この本、自体が小説って感じだと、密には思えた。ただ、様々な精神病の話を、心理学者などが症例ケースなどをあげて、説明しているんですが、なんとなく面白くって…ぐんぐん読んじゃいました。もちろん精神を病んだ経験＆引きずっているものがある自分にも、あてはまるものもあって、読んでいると敷居の高く、行くのにはちょっと躊躇ってしまう、精神科ってものが身近に感じられるようになったかな。ただ、文章が硬いので、読むのは大変です（苦笑）■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*わかりたいあなたのための異常心理・入門不安の時代を読み解く36の精神病理別冊宝島出版社：宝島社

  2005.12.27

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  ■少年のはるかな海

  読んだのはーヘニング・マンケル著の「少年のはるかな海」児童書です。タイトルの「少年」に惹かれて借りてきたもの（笑）少年好きな人にはオススメできるかな？　でも萌えを期待すると、裏切られるので要注意。物語は、特に山場やオチというものがなく、大人になっていく少年の微妙な心理を坦々と描写している、といった印象です。最初、少年は「星を追いかける犬」をみつけて、冒険を始めるんですが、ファンタジー？と思いきや、そうでもなく、特に犬は物語に絡んでこなかったのが、個人的には残念かな（苦笑）出だしは、密の大好きな「長野まゆみ系！」と思ったんですが、ちょいと後半はズレています。しかし、主人公の少年ヨエルと父さんの触れ合いは、ほっこりとなります。途中、もう一人の少年が現れて、少年×少年？　と思ったんですが結局は、少年×父さんのほうが萌えられました（笑）まあ、児童書に萌えを求めて読む自分が間違っているので、萌えを抜きに普通に読むには、少年の心の揺れは、とても解かる！という部分もあって、面白かったですね。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*少年のはるかな海著者：ヘニング・マンケル ／菱木晃子 出版社：偕成社

  2005.12.22

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  ■贈ってウケる作ってハマるおもしろお菓子

  読んだレシピはー、「贈ってウケる作ってハマるおもしろお菓子」これ本当にタイトル通り、面白い！！　バナナそっくりのおまんじゅうには驚くし、可愛い動物をかたどったお菓子とか、指輪やバッグがモチーフのお菓子なんかもあったりして、眺めているだけでも笑顔になれそうな、そんなお菓子が盛りだくさんです。作るの面倒で難しい？　と思いきや、作り方を見てみると、そんなに難しそうでもなく、意外と簡単そう。工作感覚で楽しめそうな感じ。材料も手近なものばかりだし、こういう遊び心って、大好きです。でも、自分は普通のを作るので精一杯なので、工作で遊ぶのはまだまだおあずけ。子供に作ってあげたりしたら、喜ぶだろうな…否、子供いないんですが、というか自分が子供なんですが（笑）お母さんが、子供と一緒に作ってあげると、絶対にいいと思う。ただ、この本、楽天ではすでに売り切れなのが残念…。お菓子作りが、ますます楽しくなる１冊です。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*贈ってウケる作ってハマるおもしろお菓子講談社のお料理book著者：サトーヨーコ 出版社：講談社

  2005.12.19

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  ■ねずみの騎士デスペローの物語

  読んだのは、ケイト・ディカミロ著の「ねずみの騎士デスペローの物語」児童書です。なんかの賞を取ったものらしいんですが、名前を忘れた（汗）異端児として生まれたハツカネズミが、お姫様に恋をしたお話なんですが、設定が切ないというより、めちゃくちゃ暗ーい！　この先はネタバレになるかもなんですが…。主に三人？　二匹と一人？　がメインとして出てくるんですが、主人公のハツカネズミ、デスペローは躰が目を開けたまま生まれてきて、容姿も性格もハツカネズミらしくなく「おまえは変だ」と、兄弟や周りの人たちにも云われる異端児で、母親の口癖は「失望」で、とても愛があるとは思えない態度。地下牢に住むドブネズミは光に憧れを抱くも、所詮は闇の住人、夢が叶わず、性格が変な方向へ捻じ曲がってしまうし、父親に売られた下働きの娘、ミゲリーは奴隷のように扱われて、何度も「耳を殴られる」という虐待を受けながらも、お姫様になりたいと願いつづけている…という、とにかく暗い設定（汗）この本は、よく語りかけてくる手法をとっているんですが「皆さん、想像してみてください」と云われるたびに「そんなこと、小さい子に想像させちゃ駄目だよ！」と、思ってしまうのは自分だけ？共通する点は、みんな暗い宿命みたいなものを背負いながら、光に憧れを抱いているということかな。一応ハッピーエンドで終わっているんですが、ここまで暗い設定にしたのなら、デスペローが苦しみを克服するシーンとかを、もっと濃密に書いてほしかったな、と思います。なんか、あっさりしているというか…結局、お姫様のもとにも、案内されて行ってるんじゃないかと、冒険はそんなにしてないぞと（苦笑）でも、デスペローは可愛かったです。奥深い作品ではあるのですが、児童にはオススメしない、まずは大人が読んでください（笑）■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*ねずみの騎士デスペローの物語著者：ケイト・ディカミロ ／ティモシー・バジル・エリング 出版社：ポプラ社

  2005.12.16

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  ■真堂樹/ミダレりゃいいだろ！

  読んだのは、またまた真堂樹著の「ミダレりゃいいだろ！」です。いや～もう、今回も笑わせてもらいました（笑）図書館で、新しいのが置いてある！　と思って、手に取ろうとした瞬間、タイトル読んで笑ったからね。ミダレりゃいいだろ！って（笑）そうきたか！　みたいな。真堂さん作品はエロに頼らないところが好きなんですが、今回はタイトルどおり「きゃーーーｖｖ」な、シーンが！！　帝先輩サイコーです。あんな風にエスコートされたら、たまんなぁ～い♪と思うんですが、相手は超鈍感な剣（笑）剣と朱雀がラブラブになることを、もちろん望んでいるんですが、今回だけは、そのまま食べられちゃって！　と思った。今回も楽しく美味しい1冊となっております。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*ミダレりゃいいだろ！青桃院学園風紀録コバルト文庫著者：真堂樹 出版社：集英社

  2005.12.11

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  ■真堂樹/堕天使の柩

  読んだのは、真堂樹著の「堕天使の柩」前回、読んだレマイユの吸血鬼シリーズ、つづきの第２弾です。今回は、公爵家の後継者問題にイブたちが巻き込まれる、お話しです。躰が弱く、見た目も軟弱そうなアンジェ家の子息、シャルルと間違えられ、シャルルとともにイブまで攫われちゃいます。あとは読んでのお楽しみ、ということで（笑）イブとジェラールの進展は、まだ見られないようで、少しは進展したようで？　天然のお坊ちゃま系で、おっとりしたシャルルも好きなんですが、今回は最後の最後で新キャラが登場するんですが、その人物の動向が、これから気になります！まだ、イブとジェラールがくっついてもいないのに、またしても波乱の予感みたいな。つづき、早いところ借りてこなくちゃです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*堕天使の柩レマイユの吸血鬼コバルト文庫著者：真堂樹 出版社：集英社

  2005.12.09

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  ■長野まゆみ/時の旅人

  読んだのは、大好きな長野まゆみ氏の新作？「時の旅人」です。不思議さと、長野氏特有の少年萌えが、一緒くたになった短編の三本立てです。そこはかとなく散りばめられた、少年愛がなんともたまらなーい。露骨ではないところが流石だなと思います。日付変更線を越えて、少年と少年が出会う話なのですが、なんだか全般的に切ない。最後のお話の終わり方には、涙が出そうになったし。一番目の話（タイトル忘れましたが）は、もうちょっと話が長ければいいのに！　と思わせるので、少し物足りなさが残りましたが、一番萌えられた。不良ぶって、ちょっとやんちゃ系なんだけど、危なっかしい少年をほっとけない、現代少年の優しさが好き。ただ、最近の長野氏は、カギ括弧を使わない手法に凝っているらしく、何処からが台詞なのか、ちょっと「ん？」ってなる部分があるんですが、慣れると大丈夫です。最近、長野氏の作風が変わってきて、昔の話のほうが好きだったーという方にも、今回のお話はオススメ！一般の方には、長野ワールドの雰囲気に自分の趣向が合わないと、意味がわからなーい、ってことになると思うので、ちょっと難しいかもしれない（苦笑）長野氏の作品は、雰囲気を味わうものだと誰かが云っていたのを、思いだす。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*時の旅人著者：長野まゆみ 出版社：河出書房新社

  2005.12.06

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  ■ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/星空から来た犬

  読書本レビュー、読んだ本が溜まっているので、じゃんじゃんいきたいと思います。まずは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著の「星空から来た犬」この作者さんは、かの「ハウルの動く城」の原作者らしいのですが、ハウル見たことがないので、よく解かりません（苦笑）その作者さんが三十年程前、だいたいデビュー当時に書いたのが、星空から来た犬です。内容は、シリウスという名の星人が、同星人殺しの罪（もちろん冤罪）で裁判にかけられ、地球に送られることとなり、そこで出逢った少女と絆を深めていく話しです。ちょっとネタバレになるかも知れませんが、出だしの裁判にかけられているシーンが、個人的にはかなり萌え～v で、いい！と期待をかけた次の瞬間、シリウスが犬になります。とことん犬、何もかもが犬、みたいな。さっきの萌えなシリウスは一体どこにいっちゃったの？　ってくらいに、単なる犬の描写が続きます（笑）途端に心の萌えが収斂していきますが、不純な気持ちを捨てて、我慢しながら読み進めていくと、再び萌えが復活いたします。シリウスもいいんですが、脇役のソルが萌え～なんですよ！　敬語で低姿勢な態度を取っているくせに、ちょっぴり腹黒そうなところが、グッ！　でも太陽であるソルのことは、カタカナで呼んでいるくせに「月」や「地球」のことは、そのまま呼んでいるのが気になった、ムーンとかアースでいいじゃないか、と思うんですが（笑）シリウスが「おい、月！」と呼ぶたびに、違和感があって…。地球に落とされたシリウスを拾い上げる少女、キャスリーンとの話は、泣けました。途中までは坦々と進んでいくんですが、最後の方が切ない。音読しながら読んでいたもので、感情移入しすぎて、最後の方は、涙声になり読めなかったもん。読む人によって、終わり方をハッピーエンドと感じるか、アンハッピー？と感じるかは、変わってくると思います。来年は犬年だし、犬好きにはオススメします。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*星空から来た犬ハリネズミの本箱著者：ダイアナ・ウィン・ジョーンズ ／原島文世 出版社：早川書房

  2005.12.05

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  ■知ってるようで知らないものの数えかた

  読んだのはー「知ってるようで知らないものの数えかた」内容はタイトル通りのものです。生き物とか、道具とか、乗り物とか、様々なものの数え方が、可愛くシンプルなイラストと共に、紹介されているものです。もっとも失われつつある日本語、というのは、古くからその道の専門職とかに就いている人に使われている、ものの数え方、なんではないのかな？　と思います。「一個、一枚、一つ」と、数えるのもいいけど、専門の単位で数えるのも、趣があっていい。何より、言葉が美しい！贈り物の数え方を「一枝」というのに、ちょっと感動を覚えました。昔、贈り物に、花のついた木の枝を添えることから、こう呼ばれることになったらしいんですが、花を添えるのも風情なら、一枝と呼ぶのも風情で、美しくありませんか？自然と贈り物にも、心がこもっているように捉えられる。もらったら、ほっこりと嬉しいものになってくるのが不思議です。こんな言葉を自然と小説にも使えたら、かっこ良いだろうな～と思う。後、数字の数え方ってあるじゃない？「一、十、百、千、万、億、兆」って、この呼び方の更に上が明記されているんですが、それが必見！　逆にマイナス数の呼び方「零」から下もあるんですが、普段絶対こんな呼び方をしているのを、聞いたことのないものばかりです。10の－14乗を「逡巡」と呼んだり（笑）日本語って面白いです、そして綺麗です。って思わされる本です。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*知ってるようで知らないものの数えかた著者：小松睦子 ／ことば探偵団 出版社：幻冬舎コミックス ／幻冬舎

  2005.11.26

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  ■薔薇の接吻（くちづけ）

  早いところレビューしなくては内容忘れる！（汗）読んだのはー、真堂樹さんの「薔薇の接吻（くちづけ）」久し振りのＢＬ。ってか、これってＢＬ？っていうくらい、ＢＬ要素は少なめなんですが（苦笑）真堂さんのは、いつも青桃院シリーズばっかりを読んでいて、他のものは読まなかったのですが、ぶっとび系とは、また違ったのもいい！！一言で云えば、耽美的な要素が少々ありの吸血鬼ものです。こういう異国の物語で、名前がカタカナだったりすものは、名前が誰のものか解からなくなって、こんがらがったりとか、国の情勢がどうとか、王がなんたらかんたらでとか、密の読解力がないのか、もしくは頭が悪いのか、訳が解からなくなることが多いのですが、これはちゃんと理解できました！（笑）あんまり国のことについては、書いてなかったからかも知れないんですが。真堂さんと云えば、この建物や小物や服など、無性に煌びやかで美しいのが特徴だと思うんですが、本書でも遺憾なく発揮してくれています。青桃院シリーズを読んでいると、ユリの花の香りが本から染み出てきそうに思えるのですが、これは薔薇の香りが、むわっと立ち込めてきそうです（笑）主人公のイブの俺様になりきれていないような性格も可愛いのですが、王国の第二王子でありながら、優雅に安穏と暮らそうとはせずに、国の為に奔走しているジェラールが気になります。今後がとても。もしかしたら吸血鬼よりも鬼畜そうで、食えない感じなのが、グッ！（笑）はじまりの物語とあってか、萌えよりもストーリー重視という気がします。そこに、ほんの僅かな萌えが～それも、今後がとっても期待できる萌えが～みたいな。真堂さん、惚れるね。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*薔薇の接吻（くちづけ）レマイユの吸血鬼コバルト文庫著者：真堂樹 出版社：集英社

  2005.11.22

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  ■自己表現力の教室　大学で教える「話し方」「書き方」

  読んだのはー「自己表現力の教室」これはLIVE前に読み終えていたものです。日本語のお勉強用に本を探していたら、ちょうど同じコーナーにあったので、なんとなしに借りてみたら、とっても自分に必要な本だった。どういった本かと云いますと、話し方、書き方の指南本って感じかな。引用させてもらうと…『表現の、上手い・下手に能力は関係ありません。正しいトレーニングで、誰でも話せる人、書ける人になるのです」というもの。「はじめに」を読んだ瞬間、書いてあった言葉に「この本、好きだ」と思いましたね。『この本を手にした瞬間、あなたの表現力はアップした』という、この前向きな言葉が好き。この本を手に取った、理由は必ず自身のどこかに「自分を変えたい」という思いがあったはずで、変えたいと思い始めた事こそが、ひとつの進歩なんだ、という意味なんだけど、すごーく同意。変わりたいと漠然と思っているのと、変わりたいと思って本を取るなどの一つの“行動”を起こしてみる、この違いって大きいと思うんだよね。行動を起こすことが、進歩なんだと思う。内容は…読んでくださいじゃ駄目？（笑）「話し方」の講座は、どれだけ日本人がコミュニケーション下手で、どれだけコミュニケーションに対して教育を受けていないか、というのを認識されられました。コミュニケーションの勉強を教えられていないのだから、それを教えられれば誰でも出来る、ということを掲げての練習方法などが載っています。練習方法というか、意識の変え方かな…やっぱり、読んでといいたい（苦笑）この「話し方」の講座は、すべての日本人に有効といっても過言ではないはず。ただ、もう一方の「書き方」の講座は、学生やサラリーマンなど、書かねばならないとき用の講座という感じで、作家とか書く仕事を主とする人向けにはなっていない。でも、応用はできるかなといった感じ。なにせ感情論はすべて削って、情報のみの伝えたいことを書く、ということを教えているものなので、共感を得ることを目的とした小説や日記には、あてはまらないんですよね。文中にも書いてあるんですが。自分が、小学生だったときに「先生から書かされた読書感想文を書くのが楽しかった」という人には会ったことがない、と云っているんですが、密は読んだ瞬間「あの…楽しかったんですが」と思ったもん（笑）これは、書くのが嫌いで苦手としているに向けられているようで、読んでいると、逆に自分は書くのが好きなんだな…と、思わされました。最後の付録も、サラリーマン以外の人には、あまり必要ないかな…スライドといったものの説明が主なので、使わない人は読まなくてもいいと思う。文章はめちゃくちゃ読みやすいので、さすが「書くこと」を教えいるだけはあるな、と思えます。表現力、所謂コミュニケーション力をあげて、考えを上手く伝えたいという人には、とてもオススメです。上手く気持ちが伝わらなくて、人間関係がギクシャクしがちな人にも良し。すべての人に良しです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*自己表現力の教室大学で教える「話し方」「書き方」著者：荒木晶子 ／向後千春 出版社：情報センター出版局

  2005.11.14

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  ■今さら意味を聞けない日本語1000

  日本語お勉強シリーズ、読んだのはー「今さら意味を聞けない日本語1000」です。なんで、こういうものは1000が多いんだろうね…ま、それは置いといて。この本は特に、密みたいに小説を書いている人にオススメしたい。人物を表す言葉や、状態を表した言葉、色について、とか分野ごとに分けられているのが、とても使いやすく、ボキャブラリーや語彙ってものを増やしてくれます。途中に入っている雑学コラム、なんかも面白くって息抜きになるし、とってもいい！後、文字も大きく見やすいので、目も疲れにくいし、３行程度の説明文が頭の中に入れるには、ほど良い文章量で、これも日本語を覚えやすくしてくれる特徴だと思います。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*今さら意味を聞けない日本語1000著者：エンサイクロネット 出版社：幻冬舎

  2005.11.09

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  ■浅暮三文/10センチの空

  読んだのは、浅暮三文著の「10センチの空」本のページ数は、分厚くもなく薄すぎずの、通勤途中とかに読めるくらいの本です。内容は、文体があまり自分の好みではなかったので、期待せずに読んでいたのですが、途中泣かされそうになりましたね（苦笑）展開はありふれた感じですが、主人公の特異な体質が物語を面白くしています。夢や目的がなく、どうしたらいいのか解からず悩んでいる、そんな主人公の彼が最終的に、夢をみつける姿は、同じような悩んでいる人には、もってこいの材料かも知れません。空を飛ぶ夢を与えてくれる、本です。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*10センチの空著者：浅暮三文 出版社：徳間書店

  2005.11.04

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  ■「間違い言葉」1000正解事典―一挙解決!

  読んだのは、「間違い言葉1000正解事典」日本語のお勉強、はじめの第一歩です（笑）中身は、主に間違いやすい例文が先に左ページに記してあり、裏ページ（右ページ）を見ると解答が書いてある仕組みとなっております。意味の間違え、漢字の書き間違え、漢字の読み間違え、カタカナ語チェック、若者言葉チェック、の五項目に分かれています。例文を出されると、一見「どこが間違っているの、ん？」って思うところがあるので、正解をみて「ああ、そうなのか」と、納得させられる点は、覚えやすいと思う。ただ、解答欄に「こんな間違いをした男とは別れました」とか「こんな間違いをしていた女子アナには驚きました」とか、作者の性格の悪さがうかがえる余計な一言が入っていて、微妙な気持ちになる（苦笑）ブラックユーモア的な感じで、奇をてらったのなら間違いだ、いらない。漢字の読みはできるかな？　と思っていたんですが、結構難しかったです。最後の若者言葉・ギャル語は「チョベリバ」とか「超ＭＭ」とか、もう云わなーい！　というくらい廃れまくっている言葉もでてきます。発行年数を見てみたら、1996年となっているので、その時代に流行った言葉が中心になっているんだと思うんですが…チョベリバとか流行ってたの、96年頃だっけ！？　めちゃ青春時代だったが、一回も使ったことないし（笑）若者言葉も10年も廃れず使いつづけられると、正式な言葉として認められるらしい。「しかと」とか「さぼる」とか「逆ギレ」「朝シャン」の短縮語なんかも、世間全般に認められた言葉になるのかな。若者言葉は勉強しなくてもいいけど、他の部分は勉強になりました。楽天内では、また売ってないのでトラバで、商品詳細は「こちら」■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*五穀ドライワッフルクッキー 8枚国内産小麦粉、はと麦、大麦、ひえ、アマランサスをブレンドした生地を香ばしく焼き上げたドライタイプのワッフルです。

  2005.10.31

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  ■有栖川有栖･･など/赤に捧げる殺意

  読んだのはー「赤に捧げる殺意」８人の有名作家さんが勢揃いのミステリーアンソロジーです。まあ、密は本を直感で選ぶので、有名かどうかというのはよく解らないんですが、名前は見たことあるなー、といった感じです。赤川次郎さんだけは、母が昔好きで「三毛猫ホームズ」とか集めてたから、妙に懐かしさを感じるんですが（笑）物語はすべて短編の未収録品？となっております。ミステリーは、やっぱり長ーーーい、大長編ものが醍醐味ってものなので、軽い感じで読むのがオススメです。どうも、作者のシリーズ作品のキャラと思われる人物がでてくる作品が何作かあるので、収録されている作家さんの本を読む、一種のとっかかりになると思います。読みやすい人、読みにくい人、区々でした。ミステリーはあまり読まないのですが、腐敗した脳を持つ自分としては、最後の作品がお気に入りです。シリーズものっぽいので、違う話を読んでみたいなと思う。後、これは密の主観なのですが“ミステリー”と“やおい”って、とある共通点みたいなものが、あると思った（笑）「ありえなーいっ！」っていう設定やキャラがでてくるところが、なんとなく似てる。やおいはファンタジー、みたいな感じ？やたらとリアル感を追求する人が読んだら、激しく脱力する感覚を味わう気がする。事実、ちょっぴり味わったのですが（苦笑）ＢＬは大丈夫なのに、ジャンルが代わると萎えるのね。ネタバレしちゃうといけないから、どこがどうだったとか云えないんですが、ミステリーに慣れていないせいなんだろうな…きっと。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*赤に捧げる殺意著者： 有栖川有栖 折原一 太田忠司 赤川次郎 西沢保彦 霞流一 鯨統一郎 麻耶雄嵩出版社：角川書店

  2005.10.28

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  ■リン・フルエリン/闇の守り手(1)

  読んだのにーレビューし忘れていたのは、リン・フルエリン著の「闇の守り手(1)」ティーン向けのファンタジーです。普段はあまり和訳本は読まないのですが、表紙の青年の美麗さに惹かれて借りたものです。誤解をされて捕虜となった少年が、あるきっかけで表紙の青年に助けられて、一緒に旅をすることになるんですが、ものすごい途中で終わっています（笑）だから、洋書は好きじゃない。読みきりにしろとは云わないから、後味すっきりできるように終えてくれー（苦笑）次回につづく！みたいな終わり方になっていて、拝読感がないんですよね。図書館で借りてくる身の者にとっては、一巻で読み終えられるものが良いので。若い男、二人が揃っているので内容は、どうしても腐視点から見てしまいます（笑）自分の脳のせいで…と思っていると、そういう感じと取れる場面まで出てきます。絵は表紙と登場人物紹介の部分にしか載っていないんですが、青年のイメージを表紙の人物と重ね合わせると、なんだかイメージとそぐわない気がしました。主人公のイメージはそのままなんですが…青年が色々と扮装するせいかな？内容がつづくとなっているので、その他はことは何とも云えません（苦笑）ファンタジーは知らない名前が多くでてくるので、混乱することがあるんですが、これは比較的、読みやすいほうでした。妄想力が高い人にはオススメです。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*闇の守り手（1）C・novels fantasia著者：リン・フルエリン ／浜名那奈 出版社：中央公論新社

  2005.10.21

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  ■伊藤 玲子/初めての日本の洋食　基本とコツ

  読書レビューですが、また楽天サイト内では、売ってないのでトラックバックしてみました。本の画像リンクはこちらへ。またまたお料理本のご紹介「初めての日本の洋食　基本とコツ」これは、前回にご紹介した料理本「初めての中華料理」の洋食バージョンです。“日本の”と、付いているところがポイント。昔からなじみのあるおふくろの味というか、日本に西洋料理が入ってきてから長い年月をかけて、いつの間にか日本の味に進化した、そんな定番料理ばかりのレシピが満載です。中華料理のときと同じく、野菜の切り方や下ごしらえの仕方など載っているんですが、このシリーズかなりイイ！！基本というだけあって、作り方を知っているものが殆んどだったんですが、これが全部上手く作れたら、絶対にいいお嫁さんになれます！（笑）それほど、家庭料理な皆が喜び、ほっとする料理が多い。基本のソースとして、トマトソースやホワイトソース、ブラウンソースの作り方などが載っているんですが、生まれて初めてホワイトソースなるものを作ってみました。結果、かなり上手くできて大満足！しかも、意外と簡単だった。普段、ホワイトソースなんて作らないじゃない？　一から手作りしたんだよ～って云ったら、かなり一目置けるし、自慢できる。エビフライ、ハンバーグ、オムライス、カレー、コロッケなど定番簡単な料理から、パエリア、ビーフストロガノフやら、スパゲティやサラダの作り方まで。中にはベーコンエッグの作り方まで載っていて、それってベーコン焼いて、目玉焼き作ればいいだけじゃないのか！？と、思わされたり（笑）料理をまったく作ったことのない人にもいいし、基本の料理を覚えておいて夕食メニューを決めるときに使うのもいい。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*ハロウィン（ちょっとプレゼント　）オレンジ色の鳥の巣のような感じのかわいいかごにアーモンドミルクチョコ１００ｇ、アーモンドホワイトチョコ100グラムを入れて造花で飾りました。かぼちゃのおばけのクリップ付きです。

  2005.10.14

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  ■鹿住槇/恋するひよこのラビリンス

  読んだのはー、BL小説「恋するひよこのラビリンス」これより前に「半熟たまごのレジスタンス」というのがあるんですが、図書館の新書コーナーで目立ってたので、前作のは知らずに借りてきました。にしても近所の図書館、新書コーナーにBL本並べすぎだからっ！！（笑）借りる側としては嬉しいんだけどさ～誰かが注文しているのだろうか…密は堂々と借りる専門で、注文したりはしないからね？まあ、そんなことは置いといて…前作のは読まなくても、普通に楽しめました。優等生で真面目なクール君の葉、スポーツ万能ガサツで元気君の翠、平凡で控え目な奥手君の幹、といった三つ子君が揃った、まさにBLならでは設定。この一番、控え目な幹君が長男で主人公なんですけど、下の弟ふたりに溺愛されすぎてて、今まで友達もできなかったが前作で色々とあって、夏海君という友達もでき、その夏海君の兄である冬樹さんという恋人もできた、というところから今回のは始まってます。下の弟たちは冬樹さんとの仲を猛反対してるんですが、兄弟ものが好きな人には、そこが萌えどころ？　恋人の冬樹さんも弟の夏海くんを溺愛しているようだし、冬樹さんと幹との関係よりも、兄弟萌え作品かも知れないと思った（笑）主人公の幹君は、奥手というか世間知らず？経験知らず？な、せいか二人の関係は、じれったいほどにスローペース。そこがいいんだけれども（笑）内容は…うん、これぞBL定番って感じ。一気に読んじゃったので、それだけ楽しかったのかも。幹と冬樹さんの関係は、絶対に前作のほうが萌えられたんだろうな、と思うので、無性に今は前作が読みたいのですが。エッチシーンはありません、とにかく拝読後はほのぼの～って感じ。自分は兄弟萌え属性で、ほのぼのが好きなんだと認識されられた一冊です。エロもいいけどね、こういうのは安心して読める…。後は、眼鏡萌え属性で、コメディーもの好きだな、自分。最近はリーマンも好きで…って、とまらなくなるから止めましょう。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*恋するひよこのラビリンスコバルト文庫著者：鹿住槇 出版社：集英社

  2005.10.08

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  ■伊藤玲子著/初めての中華料理

  読書本レビュー、またまたお料理本の紹介です。読んだのは「初めての中華料理　基本とコツ」中華好きのＧ氏に、いつか作ってあげられるようにと借りて来たもの（笑）で、実際に作ってみたりもした結果、かな～り美味しく出来あがりました♪初心者さん用に、ほんと細かく野菜の切り方の呼び名と説明、が写真つきで紹介されていたり、肉や魚介類の下ごしらえも載っていて、隣に先生がいて説明してくれているような事細かさです。人気の中華メニューは、殆んど網羅されてます。自分がこれいいなー、と思ったのは、味付け調味料を最初に混ぜ合わせておくことを推薦しているところ。味付けは、合わせた調味料を、ダァーと入れるだけで済んじゃうから、初心者にはとっつき易い。フライパンで材料を炒めているところに、塩いれて、砂糖いれて、醤油いれて、って順番に入れていくっていったら、ワタワタと焦っちゃうもんね。ここが失敗＆次回にやりたくなくなる起因だと思う。調味料を最初に混ぜ合わせておくの、なんで今までの本って、あまり書いてなかったんだろう…。ま、いいや。中華は作り方の手順と調味料さえ覚えちゃえば、応用が利くのがいいところ。目分量で作れるようになるまで、頑張ろうと思った。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*初めての中華料理　基本とコツ著者：伊藤玲子 出版社：西東社

  2005.10.06

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  ■長野まゆみ/夏帽子

  また読んでみた、長野まゆみシリーズ「夏帽子」図書館へ行くたびに、ついつい手に取ってしまうのは長野作品（笑）これは、長野作品には珍しく？男×男雰囲気のまったくないものです。臨時教師として各地を点々とする理科教師、紺野先生が生徒である少年と触れ合っていくお話。自分は同性愛表記にめちゃくちゃ耐久性があるため、表記があっても自然と受け入れちゃうんですが、元々の長野作品はないのが普通ぽい感じだったんだよなー…と、ちょいとしみじみとしちゃいました（笑）理科先生の目線のお話なので、植物や鉱石といったものが溢れていて、長野ワールド全開なお話です。こんな先生、本当に居てほしい。この紺野先生が、いつも夏帽子を被っているので、タイトルが夏帽子なんですね。長野氏の小説はいつも食べ物が、やたらと美味しそうに思えるんですが、夏帽子にでてくる食べ物もやっぱり食べたくなる。最後は、なんとなく泣きそうになった。普通のも好きだ♪■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*夏帽子著者：長野まゆみ 出版社：河出書房新社

  2005.10.04

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  ■牧野直子/ワーキングマザーの簡単レシピ

  読んだというか、参考にしたのは、牧野直子さんの「ワーキングマザーの簡単レシピ」のお料理本です。お仕事も、家事もと両方やらなきゃいけない、働くママさんのための料理本となっております。毎日作らなきゃならない料理だからこそ、下準備をしておいて時間の短縮を、というのがコンセプト。なので、下準備をしておいた食材を期限内に使いこなす自信のない自分には、ちょっと不向きだったかも（苦笑）初心者よりも、もうすでに、だいたいの食材の使い方が頭に入っている人向きって感じ。例えて云うなら、冷蔵庫の中にあるもので料理ができちゃうような人とか。でも、冷凍保存も可能なので、お買い得品を大量に買ったときになど、下準備して保存するのに参考になるかも。野菜や肉といった材料を、ゆでたり、蒸したり、煮たり、浸けたり、といった下準備の方法や、その下準備をした料理を使ったレシピ、他にはタレやドレッシングの作り方も豊富でした。もちろん全て写真付き。掲載料理の栄養価一覧表も載っているのでカロリーコントロールなどをしている方にも便利です。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*ワーキングマザーの簡単レシピ「段どりじょうず」でスピードアップ著者：牧野直子 出版社：女子栄養大学出版部

  2005.09.21

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  ■夢枕獏/陰陽師　鉄輪

  読んだのは、夢枕獏著の「陰陽師　鉄輪」本は文庫より、ちょっと大きめの手のひらサイズの大きさで、中身は紙芝居のようなイメージかな。フルカラー絵物語シリーズ第三弾らしい…１～２弾を読んでないんですが、これだけでも楽しめました。話としては有名な、丑三つ時に五寸釘で藁人形を討ち、相手を呪い、鬼とならんとする女の話です。この話、怖い話とばっかり思っていたら、意外と悲恋なお話で、読んでいて女の人に愛着を感じると同時に、可哀相だなって普通に思いましたね。怖さってものは絵柄にもまったくない。むしろ愛嬌のある感じかな。やっぱりイメージ的には、大人の紙芝居なんですが。「鉄輪」の他に、この話を元にした、舞踏劇の台本のようなものが載っています。演じられている舞台を頭で思い描くこともできて、更に舞台の裏側を覗けた感じがして、何気に面白かったです。そんな台本のような裏側の物、読んでも仕方がないよな、とかって思ってたのを覆された。舞踏劇みたいなものは、躰を使って皆に物語を伝えなきゃいけないから、言葉も集約されている感じがして、より想像の幅が広がる。舞台を見に行くより、台本を読ませてもらったほうが、自分の頭の中で好き勝手な舞台を作れて、楽しいかもと思ってしまった（笑）舞台をやる必要がなくなるじゃん、みたいな。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*陰陽師（おんみょうじ）鉄輪著者：夢枕獏 ／村上豊 出版社：文藝春秋

  2005.09.20

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  ■石澤清美著/手軽でおいしい自炊

  紹介したいお料理本があったんだけど、楽天では取り扱っていないみたいなので、前に使っていた自身のブログに紹介して、トラバってみた（笑）本はこちらに行ってご覧くださりませ。紹介内容は同じなのですが、読んだのは石澤清美さんの「手軽でおいしい自炊」読んだというより、見たに近いですね（笑）すべて一人分のレシピ、一人暮らしをして自炊をしてみようという人の為に作られています。でも、自炊をしようという人じゃなくて、基本的な料理を覚えたい！っていう、初心者さんにも向いてます。カレーやハンバーグ、ピーマンの肉詰め、海老グラタンに肉じゃが、焼き魚と、お家でママが作ってくれた家庭料理を基本として、身近に手に入る材料、体に嬉しい緑黄色野菜をふんだんに使ったレシピが紹介されています。材料がほんと、誰もが知っているようなものばかり、というか、たぶん家にあると思われる調味料だったり、冷蔵庫に保存してあるかもってなものだったりするのが、嬉しい。だから、こんな材料ないから作れないっ！　っていうことが少ないと思います。作るときの手間も少ない料理ばかりで、小難しいこともなく、とっつき易い。作り方の説明には日本語がおかしい部分があり、ちょっと「ん？」って思うところはありましたが、普通の読解力があれば流せるほどです。色々な野菜の切り方の呼び名が解らない人もいるでしょうが、それも説明が載っているので、超がつくほどの初心者さんでも大丈夫。自炊をするためには揃えておいた方がいいよ、という料理道具も写真つきで説明されているので、これから料理を始めてみようという方は、一冊手元に置いておくことをオススメします。知っている料理が殆んどでしたが、忘れるときもあるし、今日は何作ろうっていうときに眺めると良いかもーと思うので、自分も一冊置いておきたい…。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*ラミジップ入り　Herb Tea　ローズヒップ午後のくつろぎのひとときを、そんな気分をぴったり演出してくれるロマンチックなバーブティーです。 そのまま又はブレンドしてご利用下さい。

  2005.09.16

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  ■秋月こお/王朝冬陽ロマンセ

  読んだのは、秋月こおさんの「王朝冬陽ロマンセ」春から続いて、夏、秋ときたロマンセシリーズ一応の完結篇？　番外編も出始めているようなんですが、実は何気にこれといった感想ってないんですよねー（汗）なんていうか最終回と思うと物足りない？　というか、この物語自体が4話で完結させるのは難しい気がする。それを無理やり、まとめちゃった感が否めない。まとめようとせず、そのまま突っ切っちゃって「この後どうなるの？　続きが読みたいよー！」ってな気分にさせてくれたほうが、良かったような…。でもね、今回登場した双子ちゃんは可愛かったです。千寿さえ翻弄されちゃうところが。最終回ということで読み応えは、ばっちりです。というか今までも量あったのに、ページ数多すぎです！そして、エッチ中の諸兄様はやっぱりオヤジ臭かった…（笑）■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*王朝冬陽（ふゆのひの）ロマンセ王朝春宵ロマンセ４ キャラ文庫著者： 秋月こお 出版社：徳間書店

  2005.09.15

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  ■グエン・ズー著/トゥイ・キォウの物語

  やっと読み終わったーのが、グエン・ズー原作の「トゥイ・キォウの物語」前回に引き続き、これも叙事詩的なものです。ベトナム文学の金字塔とも云われるもので、この物語を知らないベトナム人などいないそう。日本では「金雲翹」という名で知られていて、何回か翻訳されているようですが、この本が一番手に入りやすく読みやすいものと思います。最近読んだ本（といっても数多くは読んでませんが）の、中で一番はまりましたね。密が突然「綺麗なものが書きたい」と言い出した原因を作ったものでもあります。内容は簡単に説明すると、トゥイ・キォウという一人の佳人が悲劇な運命に翻弄されていく物語、なんですが、比喩を使った表現が非常に多く、綺麗なんですね。美しい言葉をこれでもかっ！　というくらいに盛り込んだものという感じ。青楼という、女の人が体を売る場所だね、に群がる男連中を「燕や鶯」と表現したり、「紅の頬を持つ少女」とか「蜂や蝶」「桃の花」と、盛り沢山です。なので読んでいて心が洗われるというか、綺麗になっていく気がする。まあ、読んでいて「自分で自分を綺麗と言っちゃうか」とか、突っ込みを入れたくなる部分もありますが、それはこの物語の特徴なんだと、さらっと流してください。あと、「何ということでしょう」の部分がビフォーアフター風に脳内変換されても、それも上手く流しちゃってください（笑）この物語から何を読み取るかは、各々によって違ってくると思います。キォウが弾く胡琴の音色が、明るく楽しいはずの曲まで、悲しい韻律にしてしまう、というが印象的で、悲運といったものは、自身の悲しい心の持ちようが引き寄せてしまう、という教訓が一番思いに残りましたね。どこか感受性の高いキォウは、悲運のままに死んでいった女性の墓を見て、この人は自分に似ていると感化されて、冒頭から深い悲しみにくれたりと、徳や才はあるのにネガティヴで…って。最後には胡琴の韻律もきちんと明るいものになるんですけど。この本は何度も読み返したいと思いました。ちなみに、この本はベトナム人と日本人の交流を深める為、ベトナム人が日本語を覚えるためにも、すべての感じにルビが振ってあります。最初は、全部の漢字にルビ振ってあるのも読みにくいよ、と思っていたんですが、密は音読用に使っていたので、逆にあったほうが読みやすかったり。普通に読むのもけっこうですが、密は音読をオススメします。それと、ここに色々と紹介が載っています。表紙もここで見られます。殆んどがhtml式じゃなくて、pdfとなっているので、密は読んでませんが（苦笑）だって重いんだもん。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*トゥイ・キォウの物語著者： ズー・グエン ／スァン・トゥイ・レ 出版社：吉備人出版

  2005.09.12

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  ■タナカヨシコ/幸運を呼ぶパワーストーン＆宝石の事典

  読んだのは「幸運を呼ぶパワーストーン＆宝石の事典」えんぎ屋のオーナー、タナカヨシコさん著のものです。もともとパワーストーンなど眺めるのが好きで、買えない分を本を眺めて楽しもうと読んだものなんですが。一つ一つの石に、どんな意味が込められているのかが記されていて、自分の願いを持っている人にも、目的の石が見つけられるようになっています。写真とともにアクセサリーに加工された石が掲載されていて、本当に眺めているだけでも見目麗しく満たされます。カラーにも人の心を活気づけたり、癒したり、そういう効果があるので、いいんだろうなと思います。またパワーストーンの疑問についても答えてあったり、「へぇ～なるほど」と、思わされました。またイラストも載っているんですが、それが綺麗です。この最後のほうに乗っている、ブタの形のパワーストーンが欲しいんだよね…。■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*幸運を呼ぶパワーストーン＆宝石の事典著者： タナカヨシコ 出版社：日本文芸社

  2005.08.28

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  ■キルスティ・マキネン/カレワラ物語

  図書館で真新しい本を一番に取る快感に目覚めてしまった…。読んだのは「カレワラ物語」フィンランドの国民叙事詩なんですが、ベストセラーとなったものが、はじめて日本語に翻訳されたものみたいですね。雰囲気は童話みたいなもので、母親の胎内に長く居すぎて、生まれながらに老人で知恵者となったヴァイナモイネンを主人公として、役目を終えるまでの様々な物語となっています。童話調の話って、説明つけづらいんですが、結婚を嫌がる女たちが妙に残ってます。結婚しても辛いことばかりなのよ～ってな、感じに唄って花嫁を送りだすのが、なんとも云えず（笑）そんな夢も何にもないこと云われたら、確かに行きたくなくなります。ヴァイナモイネンの他に、三人の個性的な男たちがでてくるんですが、ヴァイナモイネンは老人、鍛冶屋のイルマリネンは仕事に夢中で煤だらけ、色男のレンミンカイネンは無鉄砲で荒くれ者、と皆それぞれに欠点を持っていて、そんな男たちが嫁を貰おうとするんですが…乙女も微妙になる気持ちは解る。そんな男女の遣り取りと、サンポという幸福をもたらすものを巡る争いの話が中心となっております。この三人の男たち、女として選ぶなら、って質問されると、答えられない（笑）強いてあげるならイルマリネンかな…退屈しそうだが。刺激を求めるならレンミンカイネンだけど、あんな殺人男は嫌ー（涙）知的さと裕福な暮らしを願うなら、ヴァイナモイネンだけど、おじいちゃんだし。やっぱり難しい…。どうでもいいことかも知れないけど、原作者のあとがきよりも、訳者のあとがきのほうが長かったことが気になった。読んでないけど、いらな…（汗）■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■詳細はこちら*カレワラ物語フィンランドの国民叙事詩著者： キルスティ・マキネン ／荒牧和子 出版社：春風社

  2005.08.26

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  ■高橋源一郎著／一億三千万人のための小説教室

  読んだのは、高橋源一郎著の「一億三千万人のための小説教室」これは、所謂、作家になりたいという人の為の指南書みたいなものなんですが、いままで読んだ指南書の中で一番面白かったです。指南書といっても、これには起承転結をつけましょう、とかいったそういう技術的なものは一切、書かれてません。小説とは何か？　といった疑問を投げかけているもの、といったほうが近いかな。本人が冒頭で、小説の書き方を教えている本を、ざっと50冊くらい持っていると云うくらいだから、技術などの他人も云っていることを、敢えて書く必要はないだろうと、思いました。小学生にも読める本だと思うんですが、テレビ放送だったら「ピー」って入りそうな文章の小説も、例として紹介されているので、オススメできない（苦笑）かなりのぶっ飛び系というのかな。すべての固定観念を排除するものです、これは。なんてったって「それって、内容そのままで文章を変えただけのパクリ？」っていう、例文をあげて「小説はまねることから始めるのです」って、云ってるんだもん（笑）でも、確かにそうだな、って思った。この人好き！　っていう作家さんがいて、憧れて真似しながら書いていたり…確かにする。密的には、絶対にそれってありえないし、小説で使ってはならないし、と思っている「（笑）」が入った小説を例にあげ、「この（笑）が、自分には面白くてたまらない」と、云ってるんだよ。密からしてみれば、貴方が面白いよ、みたいな（笑）密みたいに拘りがあって、ガチガチになっている人には、頭を柔らかくしてくれる作用があると思う。でも、丸鵜呑みすると、小説なんて書けなくなるから、娯楽として読んだ方がいいです。この拘り捨てたら、自分じゃなくなるしね。ひとつ心配になったんだけど…これって褒めてるからね？（笑）詳細はこちら一億三千万人のための小説教室著者： 高橋源一郎 出版社：岩波書店

  2005.08.12

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  ■長野まゆみ「雪花草子」

  近頃、レビューしてなかった…（汗）前回、読みたいと思っていた長野氏の和物小説のもうひとつ。「雪花（きら）草子」これも、三つの短編を集めたものなんだけど。一番、印象に残っているのが、「鬼茨」の弓矢で猫を誤まって討ってしまうところなんだよね。すごく衝撃的だったらしく、やけに覚えている。猫好きなので辛かったところもあるけど。鬼畜めいた少年がでてきて、痛々しいんだけど、この三編の中では一番好きな話です。ほんと、頭の中に広がる絵が綺麗で、セルフで映画が楽しめます。音は無くて静かだけれど、心揺さ振られる感じ。最初に載っている話の「白薇童子」は、どちらかというと出てくる登場人物に萌えｖって、なったものかな。夜叉であるのに、弱々しく花や小動物と戯れる白薇童子に、無性に愛着を持った。時が経って姿は少年のままなんだけど、大人の雰囲気を持った部分も好き。最後の話は、ちょっと主人公が可哀想すぎて、納得いかない気持ちが湧いちゃいましたね。本当に彼はこれで報われたのかな？と。感想やっぱり苦手だな。主観でしか物を語れない（汗）詳細はこちら雪花（きら）草子著者： 長野まゆみ 出版社：河出書房新社　

  2005.08.08

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