■泡沫の夢-27:物の怪
■和の言葉を題材にして50のお題提供元:http://alethea.velvet.jp/wa_50/index.html27:物の怪 空腹が満たされた昼下がりの日向の席は睡魔を誘発させる。視界は霞みがかり見慣れた事務所の風景は奇怪に歪み、千の様相を成す。 万華鏡。 その中にいる同僚が生真面目な顔をして机に向かい日々の役目を果たしている。輪廻転生、魂の行方~回転の鈍くなった頭が函の中に打ち込まれた文字を読み上げる。魂は死ぬことはなく肉体を替えながら生き続けるという。幾多の人々と巡り合い様々な体験を重ねあう。 言葉に転換できるものは共通の言語として理解できる、問題なのは言語化していない意識のほうだ。太古から存在し得る知恵のある人々の誰もが言葉にできなかったものを今更、言語化するなど人智の限度を越えている。一人の人間が創作するには責任が重すぎた。 まどろみの中で同僚の声が聞こえて脳のスイッチが入る。歩いてくる同僚の顔に過去の影が重なる。体感するのはこんなにも簡単なのに伝えることができない。 人はよく理解できないものを化け物という。しかし魂には境界線がなく皆同じであり、人が言う化け物に人間が属していることをどう伝えればいいのか。俺とおまえが昔、付き合っていたなどと言えるわけもない。くるくると化ける幾つもの顔を模写しながら告白の言葉を考える。------------------リハビリ~。HPにも同じものをアップしてあります。ようやく小説らしきものが書けた! と思ったけど、小説というより詩っぽいね。自分の感情がもろに含まれています。調子が出ていないというのに小説が書きたい気分。休んで勉強しようと思った矢先なのに(苦笑)あがいても書けないものは書けないのに。ぼうっと考えごとをしていると、忘れかけていた昔の小説たちが自己主張してきて頭の中をぐるぐる回る。やはり自分は創作することから逃れられないらしい。俺たちの存在は何だったの? 私たちと作ってきた時間は一体何だったの? と云われているようだ。今までやってきたことすべてを無駄にはできないよね。ここまで来たんだから。エコノトハhttps://www.ecotonoha.com/index.html メッセージが100件書き込まれるたびに、オーストラリア・カンガルー島に、ユーカリの樹などが植林されます。 ■□■□■□■□■PR□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■*【お得セット】べにいもたると(12個入り)5個セット!天然物質であるアントシニアンが多く含まれている紅芋を使った「べにいもたると」健康にも良い沖縄のお菓子です。お子様のおやつに、ちょっとしたティータイムに、お仕事の合間に、おススメの逸品です!