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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:日、米、世界の違い
去年の10月にJenの歯科矯正の先生から、半年以内に親知らずを抜くようにと言われた居たので、 Oral Surgeon(口腔外科医)のOfficeへ行って、手術の日取りを決めて来ました。 歯の様子を見て、 2月22日に4本の親知らずを、General Anesthesia(全身麻酔)をかけて抜く事になったんです。 何かちょっと、ルー大柴っぽいから普通に書こうっと。 一気に4本も~?! しかも全身麻酔をかけて。。。。なんて、 日本じゃ考えられないと思ったから、ちょっと不安に。。。 でも郷に入っては郷に従えで、 先生はこれ専門にやってるんだし、安心してお任せして。。 と腹を決めて、手術に連れて行って来ました。 先生の説明だと、術後は痛みと腫れが2,3日は続くから、 学校は少なくても3日は休むことになります。という事だった。 だから、学校を休むのがなるべく最小限に収まるように、と、 金曜日の朝に予約を入れたのでした。 当日の朝9時にオフィスへ行って、手術は1時間で無事に終了。 未だ麻酔でボ~~ッとしているJen。 帰って来て直ぐにリビングのカウチで寝てしまった。 その後は、予想通り腫れて来たものの、 柔らかい物を食べたり、私達と上手く発音は出来ないものの、会話を楽しんだりと、 順調に回復しているように見えたのに。。。 3日目くらいから、Jenの右頬が異常に腫れ上がって来た。 それを見て心配にはなったけど、様子を見ることに。 ところが右頬はどんどん腫れ上がり、挙句の果てに、 目や首の方まで腫れが回り、Jenだとは見分けが付かない程酷くなってしまった。 寒気がして来た。と言うので熱を計ると、101F度。(約38.4℃) 慌てて先生に連絡をすると、 “直ぐに連れてきて下さい。” と言われて、 旦那は心配の余り会社を休んで、彼がJenをオフィスへ連れて行きました。 直ぐに帰って来て、 旦那の話だと、Jenの顔を見た看護婦さん達は、 思わず顔に出して心配するほどだったらしい。 でも医者は涼しい顔で、 これはボクサーが、顔を殴られた時のようなインパクトに似ていて、 JJenの場合顔面の右側は、手術でのインパクトがとても強かったんでしょう。 口の中を見てみたけれど、化膿をしているとは思えません。 でも念の為に、抗生物質を処方しておきましょう。 って言われて、薬をドラッグストアで受け取って帰って来た。 私はその話を聞いて半信半疑。 どうも納得が行かない。 Jenの右側のほっぺは真っ赤に腫れて熱を持ち、しかも岩の様に硬くなってしまっている。 目も首も腫れてしまって、まるで別人。 この変わり様に、冷静でなくてはいけない筈の私が 不安と怒りで、一番パニクってしまった。 こんな状態で、勿論食べ物なんて食べられるわけも無く、 でも強い痛み止めの薬を飲んでいるから、その薬を飲む前に必ず何か胃の中に入れなきゃいけない。。。 涙をポロポロ流しながら、腫れと痛みで殆ど開かない口の中に、 アイスキャンディーを入れている哀れな姿のJenを、何も出来ずに唯見ているだけの無力な自分が情けなくって、私まで泣けて来る。 先生には申し訳ないけど、胸座掴んで殴り付けたい気持ちで居ても立っても居られない。 旦那に宥められながらも、 「これは絶対に化膿しているんだよ! そうでなきゃ熱なんて出る? こんなに腫れてるんだよ、しかも岩みたいに硬いし!! Jenがこんなに苦しんでいるのに、よくそんなに冷静で居られるわね!」 旦那に詰め寄った所で、何の解決にもならず、 取りあえず抗生物質を飲み始めたのだからと、様子を見ることにした。 ところが。。。。 Jenの顔の腫れは、益々酷くなる一方! ろくに眠ることも出来ず、四谷怪談のお岩さんのような顔で、 私にしがみついてホロホロと泣くJen。 もう一度朝一番で、口腔外科の先生にTELを入れると、 又、「今直ぐ来て下さい。」と言われて、 即効で連れて行って来ました。 オフィスへ着き、直ぐに名前を呼ばれて中へ入ると、 看護婦さんや事務の女性達が、次々に現れて 「Oh...可哀相に。。。。」と、Jenの肩を抱いて擦ってくれた。 部屋に通されて先生を待っていると、 手術を施した先生ではなくて、別の年配の優しそうな感じの先生が入って来た。 Jenの様子を見て、 「腫れが酷くなったのは、横になって寝た為の、Gravity(重力)のせいもあるでしょう。 とにかくあと2時間後に又来て下さい。 その時にもう一度全身麻酔をかけて、念の為に切開をして中を診て見ましょう。 それから、点滴で抗生物質を入れる事にします。」 と言われて、ちょっと安心。 幸いその日の朝は大して飲み食いをしていなかったから、 全身麻酔をかけるのに問題はなく、 2時間後に再びJenを連れて、オフィスへ戻って来ました。 旦那へTELを入れると、 先生が動いてくれると言う事で、旦那もちょっと安心した風。。 看護婦さんに抱きかかえられる様にして、 私の方を振り返る気力も無いJenは、そのままゆっくりと手術室へと消えて行った。 待合室では、折角何冊も本を持って来たというのに、 全然“心ここに在らず”で、唯文字を目で追っている感じだった。 1時間ほどして看護婦さんに呼ばれて中へ入って行くと、 お孫さんが沢山居るだろうと言う感じの、優しそうな年配のカウンセラーの女性が、 「She's a real trooper!(とっても我慢強い子ね!)」と私に囁いた。 部屋に入ると、 Jenはベッドで上半身を起こしたまま、意識が朦朧としながらも、 タオルを口に当てて大粒の涙を流して泣いていた。 「本当によく頑張ったわねぇ。。。」 看護婦さんが仕切りにJenの頭を撫でている。 私もJenの脇へ行き、背中を擦った。 そこへ先生が入って来て、 何とこの施術をしたのは、あの優しそうな老先生ではなくて又同じ先生だった。 「再び切って中を絞って見ましたが、 pus(膿)も、何も出て来ませんでした。 唯ガスがちょっと出て来ました。 これは化膿の始まりのサインなので(ほれ見ろ!!)、早く薬が効くように、点滴で抗生物質を入れたので、もう大丈夫だと思います。 今一度様子を見てみましょう。 但し、今回かなり無理矢理患部を絞ったので、今まで以上に腫れ上がる事を覚悟しておいて下さい。 でも、それも2,3日したら治まってくるでしょう。 それから私はこの後、3日間留守にしますが、何かあった場合には、代わりの先生も居るので、直ぐに連絡してきて下さい。」 ということで、 先生もベストを尽くしてくれたから、 あとは早い回復を祈るばかり。。。 麻酔の醒め掛けだからなのか、全身がガタガタ震えて止まらないJenを、看護婦さんと私で支えて、車の中へ連れて行きました。 旦那が夜仕事から帰って来て、今まであれだけ冷静にしていた風だったけど、その夜は急に、 「今のこの腫れ上がった状態を、写真に撮って置くべきだ。 もし何か間違いがあった暁には、絶対に容赦せん!」 と、息巻いていた。 嫌がるJenを説得して、証拠!?の写真を数枚撮った。 そして、先生からの説明を私の口から言って聞かせたけど、 直に先生と電話で話がしたい。 と言い出して、夜10時を回っていたけど、先生に電話を入れた。 「先生、遅い時間に申し訳ありません。 大体の事は妻から聞きましたが、どうしても自分で確認したい事があるのです。 化膿はしていないと言うことですよね? それでは、歯を抜いた事で、顎の骨に何か損傷があったとか、そういう可能性はあるのですか? 何で右側だけここまで腫れ上がってしまったんですか? 先生は3日ほど出張でオフィスを空けるという事ですが、 今後もしも、一体どういう状況が起こった場合に緊急を要するのか、その注意事項を教えて下さい。」 この時の旦那はこの間と違って、声に凄味があった。 5分ほど話をして、旦那は満足して電話を切った。 そこにJenが現れて、 「この顔、本当に元に戻るのか不安で不安で。。。 マミー、元に戻らなかったらどうしよう! 」 と、仕切りに気にしている。 完全に横になって寝てはいけないといわれたので、 リクライニング式のカウチで、上半身だけ斜めに起こして寝る形をとりました。 「マミー、今夜もずっと傍に居てね。」 その夜も引き続き、Jenと一緒に脇のカウチで寝ました。 暫くカウチで寝ていたから、 腰や首が痛くなって来たけど、そんなの全然気にならなかった。 翌日の朝、腫れが酷くなるどころか、 心なしか、腫れがちょっと引いた感じ。 昼頃に、先生から電話が入った。 「Jenの様子はどうですか?」 「今朝になって、何となく腫れが少し引いている感じです。」 と告げると、 「あ~、それは良かった! まさか翌日に直ぐ腫れが引いてくるとは思いませんでした。思った以上に回復が早いですね。これは凄くいいニュースです。良かった良かった。」 先生も涼しい顔をしていたけど心配だった様で、 わざわざ出張先から2度も電話を掛けて来てくれた。 点滴の抗生物質の効き目が早かったのか、 見る見る腫れも引いて来ました。 昨日、もう一度医者の元を訪れて、 経過も良いようなので、もう学校に行っても良し。と言われて、 今日から学校に行き始めました。 学校は3日で復帰出来るはずが、 結局12日も休んでしまった。 先生にお願いして、 12日間も学校を休んでしまったので、 欠席の理由として学校に提出する、詳しい状況を一筆書いてもらった。 それにしても一番残念なのが、 Jenが参加しているディベートのクラブで、 あのチョコレートで有名なHersheyと言う町の、HERSHEY HOTELで、色んな学校の生徒達が集まり、4日間泊り込みでディベートの訓練をする、合宿があったんです。 その日の為に、張り切ってスーツを何枚か買い揃えて楽しみにしていたのに、 そんな大事なイベントを欠席する羽目に。。 でも、回復する事が一番だもんね。仕方ないです。。。 今日久し振りの学校から帰って来てJen曰く、 「先生方が私の顔を見る度に,泣きそうな顔をして、 “可哀相に。。大丈夫??”って聞いてくるの。 そして授業中も、 “時間をかけてゆっくりやっていいんだよ。 やりたくなかったら、休みなさい。気分の良い時にでもやれば良いんだから。。”って、物凄い気の使いようなのよ。 友達は、“ちょっと何!?大丈夫~!?”って、大袈裟な反応をしたり、男の子で変に気を使ってわざと “ひでぇ~顔だな、これって治るの?”って、お茶らけて笑った子が居て、私逆に傷ついたわ。。」 私たち家族にとっては、今回の腫れが尋常じゃなかったし、最悪の状態を見ているから、随分マシになったように見えるけど、 今回の酷い腫れを見ていない人が今のJenの顔を見ると、 「うわっ! 大丈夫?? こんなに腫れちゃって。。。」と驚く位に、未だに腫れています。 本人も本当に完全に元通りに戻ってくれるのかと、凄い気にしています。 しつこい位に私に聞いて来ます。 「大丈夫! 元通りに治るに決まっているでしょう!」 そう勢い良く答えながらも、内心 「治ってくれないと困るぅ~~!!!」 と、心の中で叫んでいる私。 YOUTUBEを見たら、 結構親知らずの抜歯状況をUPしている人が居るんでビックリ。 Jenみたく4本一辺に抜いた子 Wisdom teeth gone bad. Wisdom Teeth どのビデオも、Jenの腫れとは比べ物になりません~!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/05 04:30:55 PM
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