雀蜂が洋蜂を襲っていた。
私は日本蜜蜂(地蜂)を趣味で飼っているのに、今年は1つだけ洋蜂が入った。まあ味を比べて見るのも良いだろうと、その1つの世話をしているのだが、8月22日、街へ行く途中、その箱の前を通過するのだが、沢山の雀蜂が襲っていた。 急いで家に帰り、顔を隠す網や手袋等の防護と、雀蜂を捕まえて足で踏み潰す玉網と、噴霧式の殺虫剤と冷凍剤を持って、再び現場に着いた。 殺虫剤は蜜蜂も死ぬから使用できない。其処で、冷凍剤をシューと吹きかけた。これで雀蜂が凍って下に落ちると思ったが、全く意味の無いモノだった。 其処で、玉網で雀蜂を掬っては、足に踏み殺して行ったのだが、襲って来るのも居る。 そしてとうとう1匹が私の背中に当たった。チックと痛かったが、メリヤスの服を2枚着て居たから、針の先端が少し皮膚に当たっただけの様で、それ程の痛さでは無かった。 だけど刺されるとなると、玉網で掬うのは危険で難しい作業となった。その内に、洋蜂なので捨て置いても良いのだとも思い、捕まえて殺すのを止めた。 洋蜂はヨーロッパの蜜蜂で明治時代に導入したのだが、雀蜂を知らないから、戦う気持ちが強く、飛び掛かって行くから全滅させられるのです。 そして、街から帰る途中、雀蜂は居なかったからホットした。だけど夕方になり、やはり洋蜂を助けて遣るべきと思って、再び現場に行くと、また雀蜂が数匹居るではないか。 危険なので、家に帰り、冬服を持って、現場に急行した。顔に網を被り、冬服なら刺されないようだ。数匹殺して、雀蜂が居なくなってから、入ろうとしている箱の上部を新しい板で塞いだ。 日本には洋蜂の天敵である雀蜂が居るから、養蜂家が保護しない事には、野生の洋蜂は生息出来ないのです。入口に雀蜂捕獲器をセットするのが当然なのだが、危険だし、そこまで世話する必要は無いかも知れない。 秋になると、雀蜂が大群に成長しているから、非常に危険なのです。毎年数十人が雀蜂に刺されて死んでいるからね。 この箱に洋蜂が住んでいる。洋蜂なので、蜜を集める能力が高く、5段にしていた。 旨く行けば、この秋に上2段の蜜を貰う積りだったが、無理かも。 雀蜂が穴を開けようとしていた。 刺された所が赤く成ったが、それ程の痛さでは無かったので、ホットしている。