優しい心の男女差は老齢化で現れるのか?
17日、私は絵画クラブの展示会の会場担当だった。会場に来られる人に「宜しければ住所とお名前を書いて下さい」と言って、来年の展覧会の案内状の送り先にするのです。 それでも「名前や住所は一寸ね?」と言って辞退する人も数パーセントは居る。その場合は「書かなくても結構ですから、どうぞ。」と会場に入って貰う。 所が有るお爺さんが来た。「お名前を、、、」とお願いすると、「それなら帰る。」とバックするでは無いか。急いで呼び止めて「ああ、良いですから、どうぞ入って下さい」と言った。 また夕方4時ごろに遣って来た爺さんが居た。ユックリと何時までも絵画を見て居る。見て呉れるのは嬉しいが、こっちはもう帰り支度をしていたのです。だけど5時までと決めているから文句は言えない。 とうとう5時まで、ジックリと見たから、私はそれから電気を切って、会場のカギをして帰った。何時もなら4時過ぎると、誰も来なくなり、4時45分頃は閉めて帰れるのです。 この様に、相手の気持ちを考えないのはお爺さんばかりで、女性には居ない。 また私は暇だから、時々道路のゴミ拾いをしている。そんな時に田舎でも道で逢う人が時々居るのだが、女性なら「ご苦労さま」とか、言葉は無くても、頭を下げて呉れる人が居るが、お爺さんは全く知らん顔。今まで挨拶を交わした爺さんはゼロです。 これらの経験から、爺さんになると、片意地を張る人が結構居ると言う事だ。婆さんには殆ど居ないのに、どうも加齢で心の差が男女に出るようだ。 この話を女房に言うと、「お父さんが、そうなっている。注意して!」と藪蛇に成った。