土佐一人新聞

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• 収入による人間セレクト

  　今回、南米のペルーまで１２日間の旅行をしてきた。だけどツアーを組んで行くにしては、非常に高いツアーだった。　５４万円（２名同室の単価であり、１人部屋だと６２万円）。実際には私は高知だから国内移動があり、その上、現地での昼と夜の食事はツアーコストの中に組み込まれていたが、飲み物は水まで別料金で、驚く程高い旅行になった。　それも僅か６名に１名の添乗員が付くのだから、コストから考えると当然の値段でもある。もしこれが２０名も参加するなら、現地ガイドや添乗員コストは同じだから、恐らく４０万円前後になると思われる。　所が、この高いツアーのお陰で、その高い金額を払える人しか参加しないから、それなりの人物が集まった。　１組の夫婦がいたので、要するに５名というのと同じである。東大卒の元国家公務員キャリア組、仙台で一番大きな歯科医院の大先生、不動産鑑定士で会社の取締役、食品機械会社の元取締役（今はリタイヤーの年金暮らし）、そして私と言うメンバーであった。私だけが異質で、豊とは言えない生活をしているが、それぞれに頭の中身が凄い人達であった。　結婚紹介所も加入金が高い程、収入の高い人が加入すると聞いたが、今回もそのような感じのツアーだった。要はお金の支払い能力で、人間を篩（ふるい）に掛けたのだ。その篩でも残ったのだから、それなりの人物となる。　そして話は変わるが、マチュピチュは海抜２４００メーターぐらいで、余り高度は高く無いから、何時でも行けるが、インカ帝国の首都クスコからチチカカ湖（ペルー南部のアンデス山脈内部）までは恐らく日本人の半分は高山病に掛ると思われ、難しいと思う。　高山病は今の所、慣れしか良い対策もなく、旅行者には慣れる時間が無い以上、高山病対策が完全に確立しないと、難しい旅行だと思う。要は頭痛と吐き気、中には下痢も伴う。　また南米に行く所謂観光ツアーを組むなら、どうしても世界最大のイグアスの滝を見たいものである。南米へ行く以上、これも回るべきであり、高山病の危険があるアンデスの高所を除き、代わりにイグアスを入れて、４０万円ぐらいの設定なら、結構客は集まるのではなかろうか。　イグアスはナイアガラなど小さくて比較できないと言われている世界最大の滝である。近くで見ても、多分一望は出来ないだろうから、軽飛行機で見るのだろうと思う。

  2009.05.12

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  アサリ採り

  　東京に住んでいる二女が孫を連れて我が家に来ているので、５月１０日天気も良いし、潮干狩りに行った。　何時もの広い中洲（引き潮で出現する洲）に行くが、今年は居ないようで、初めての上陸したことない海岸に行って試しに掘ったが、余りいない。其処でアサリ以外の色々な貝を掘り、昼ごはんも食べ、我が部落に帰ったのだが、部落の船着場で誰も掘らないような場所（セメントの堤防の直ぐ横で、潮が最大に引いた時でないと顔を見せない所）を女房が掘ってビックリ。今まで見たこともないような大きなアサリが数個出てきた。　大きいのを３個測ると、１３５グラムだったので、１個が４５グラムもある。こんな大きいアサリは見たことも無い。　　初めて上陸した小さな海岸　　日陰に入って、昼ごはんを食べた。　　数は少ないが、こんなに大きいアサリであった。囲炉裏小屋で焼いて孫に食べさせた。

  2009.05.11

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  蜜蜂が入った

  　５月９日朝、パソコンを開いて遊んでいると、女房が家の外から「谷の奥から２番目の箱に、蜂が入っている」と言った。　急いで、確認に行った。地蜂が入って、巣作りに励んでいるようであった。やった！これで何とか我が屋で消費する蜜の７割ぐらいは確保できるかも知れない。因みに、我が家では砂糖は使わず、全て蜂蜜で甘みを取っているから、結構な量の蜂蜜を消費する。　今年の越冬に成功したのは、僅か１箱の洋蜂で、この新しく入った箱を足しても、僅か２箱しか無いのだ。　写真は新しく入った地蜂である。蜂の色を下の洋蜂と比較して欲しい。地蜂は少々黒く、洋蜂は少々茶色が薄い。　　この段重ねの箱に入った。　　入口で接写したが、これが地蜂（日本ミツバチ）で古来から日本に住んでいる蜂です。　　この箱が越冬を成功した洋蜂です。暑いだろうから上から草を掛けている。これが明治以後導入された西洋ミツバチで、密を集める能力は地蜂の３倍はある。　　洋蜂の接写です。上の地蜂と比較して下さいませ。

  2009.05.10

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• 長距離飛行機の便所問題

  　今回、南米のペルーに遊びに行ったが、日本の裏であり、長距離飛行を２回やらないと、行けない国である。　長距離飛行の問題点は機内の便所が汚くなる事に尽きる。始めの２時間から３時間ぐらいまでは、何とか綺麗なのだが、段々と汚くなって行く。犯人は男性である。　大半の男性は小便を立ってするから、アッチコッチに散らすからである。その内にそれも半乾きとなり、ベトベトと粘りつく。そうなるとゾッとする。多分、横の壁も小便の飛沫が飛び散って、汚いものだと想像する。　気持ち悪いから、誰もが段々と後ろから立って、狭い便器を狙うので、より多くの小便が、床に飛び散る。　私はオナラの処理に、便所に入ってお腹を揉んで、お腹の奥に溜まったオナラを出すようしていたから、大体１時間ぐらいで便所に入った。　帰国の帰り便では、便所に入ると、その都度、実験として、床や便座や便器を綺麗にトイレットペーパーで拭いた。そしたら、日本に着くまで、或る程度の清潔さを保った。　これは本来なら飛行機会社が遣るべきサービスだと思う。便所掃除専門の清掃婦が２時間間隔で清掃すれば、清潔さを保てるし、最高のサービスとなるが、そんな事をするエアー会社は余り居ないようである。　田舎のゴミも同じで、誰かが捨てるから、次の人は平気で捨てる人が多くなる。道の路肩に全くのゴミが無い場合は捨てにくいものである。便所の汚さも同じで、綺麗なホテルの便所では、あまり小便を床にこぼさない。　だけど５～６時間以上のフライトとなると、便所の汚れは誰もがゾッとしている。何とかしないと、私はホント飛行機には乗りたくない。つまり嫌々乗る人が多いのではなかろうか。　その逆手を取って、運送コストが少々上がるが、便所清掃専門の人を乗せ、２時間毎に清掃すれば、多分乗客も汚さないと思う。段々と汚れるから、益々汚すのである。　このサービスをJALやANNが世界に先駆けて遣って欲しいものだ。

  2009.05.09

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• 

  ナスカの地上絵　　５月３日

  　　　朝５時暗い内に自動車でナスカに向け出発。太平洋を右に見て高速道路を４時間走る。イカと言う街に着き、そこのホテルで、運転手が交代となる。　その間、殆どが砂漠である。時々緑の有る農村もあるが、アンデスから流れ出る川の有る周辺か、地下水脈のある所だけが、その水のお陰で、町が存在するようだ。 この写真が砂漠に突如現れる川に沿ったオアシスのようである。アンデスの山からの川の　　周辺だ。　そのような所の栽培品目を窓から見ると、トウモロコシ、じゃがいも、麦、アスパラ、ミカン類、オリーブ、等であった。どのように水を灌水しているのか、不明である。　困った事に運転手はスペイン語だけで、添乗員は英語だし、我々ツアーの６名の内２名がスペイン語を少々喋れるが、喋れない我々は全く会話が出来ない。　そして運転手が交代してイカから、ナスカまでまた２時間高速道路を突っ走る。どうも１日当たりの労働時間の問題があり、運転交代のようであるが、理由は良くは分からない。　周囲は同じように砂漠、砂漠、石のゴロゴロ転がった不毛の砂漠だが、不思議なことに時々草木が生えている。　そして、地上絵の保存に努めた、マリア　ライヒ（ドイツ人女性）と言う女性が住んでいた家が地上絵の博物館になっており、それを見学。　その後１５分ぐらいで、とうとう地上絵のある砂漠に入った。だが何も見えない。数分走ると、鉄で作った１０メーター程の塔があり、絵の展望塔であった。其処に登ると、近くの２つの地上絵が何となくみえた。　高さ１０メーターの絵の展望塔、これで横の２つの絵が見えた。　絵は幅３０ｃｍ深さ５ｃｍぐらいの溝を掘って書いているのだが、大きさは大きいのが５０ｍ×５０ｍぐらいで、小さいのはもっと小さい。それでも塔に登るから見えるのであり、地上に立ってでは全く見えない。何故なら、時たまの雨とかで、溝が消される場合もあり、石がゴロゴロしているし、良く分からない。　　展望塔から見た地上絵の一部です。これが幅３０ｃｍの溝で書かれていた。　それからまた２０分程車で走ると町に出て、其処で小型飛行機に乗って地上絵を見学できるようになっていた。約３０機の大小のセスナが並んでおり、観光客の人数によって、機種も選べるのである。　我々が乗ったのは１５名ほど乗れるセスナだった。我々６名と添乗員１名、それと知らない現地の人が２名乗った。　飛び立つと、直ぐにナスカの地上絵の４００メータぐらいの上を旋回して、見せるのだが、自然の猛威と言うか時たまの雨とかで、無数の水の流れた跡があり、地上絵は良くは見えない。　パイロットが「右の下、犬の絵」とかいうが、分からない時が半分はある。同じ絵を右と左の２回の旋回で見せる。　だけど、その旋回が大きく揺れ、地上と７０度ぐらいまで傾けるので、私は気持ちよいのだが、乗り物酔いに弱い人は吐き気がしてくるようで、地元の１人はゲーゲー、ビニール袋に吐いていた。　約３０分も飛んで、色々な地上絵を見て飛行場に帰ったが、OさんとYさんの奥さんはもう吐く寸前だったと、青い顔になっていた。　こ地上絵の乗客は日本人が多く、パイロットも変な日本語でガイドをする。　これは蜂鳥の絵です。これらの絵は１８００年ほど前に書かれたそうだ。意味は分からない。　砂漠の中の黒い小山に書かれた宇宙人　　蚊取り線香のように丸いのは猿のしっぽだそうだ。黒く丸いのはセスナのタイヤです。　　これは展望塔を上から見たのだが、手の絵が見える。　このブログは、カメラを落として壊したので、日本に帰国してから、チップをキタムラカメラに持ち込ん再生したのを使用しました。

  2009.05.08

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• ナスカの地上絵の帰り、怖い事が起きた

  　ナスカの地上絵を見た帰り、歯医者のHさんが、もう最後なのだから「呑みながら帰ろうよ」と提案した。　それを添乗員が運転手に、ビールでも買える店に寄るよう言ったようだ。もう夜になり暗くなっていたが、リマ市に入る手前で、突然高速道路から、左に車が折れた。そして、３０メーターも行った所でまた左に折れたのだが、そこが、ガタガタ道の周囲が汚いスラム街のようなみすぼらしいボロ家が並んでいる所をこれまた３０メーターぐらい、また左に曲がり、大きな鉄門の前で、止まった。　要は高速道路に面した、大きな家の裏側のような感じの場所だが、汚い塀に大きな緑の鉄門が付いていた。　運転手が飛び降りて、鉄門をドンドン叩き、門の中の人と何か喋っていた。だけど幾ら喋っても中々門は開かない。　私は、ゲリラの家に我々を誘いこむのではと、疑り、それを皆に言うと、添乗員が、出発するように運転手に言う為、車を降りたのだが、丁度その時鉄の門が開き、運転手が車を中に入れた。　中は暗く、バスなら２台ぐらい駐車できるスぺースで、そして便所へと誘導してくれる家に入ったのだが、営業を終えたお土産屋であった。私は、ビール等の飲み物があるのなら、まだある程度は信用もするのだが、店の中は土産品ばかりで、飲み物が無い。　きっと、お土産を見させている間にゲリラ仲間を呼びよせる可能性もあると、一人で車の方に出たが、鉄の門は締まっており、外には出られない。これは益々怪しいと思い、車に乗ったり、車の周りを歩いたりで、店には入らないように用心した。　もし何かが起こると一番に私が確認できるようにしていた。人類が滅亡しても、自分は死なないという気持ちで待っていた。　１５分ほどして皆が出てきた。そして車が出発したが、私はまだ疑っていた。その直後、添乗員が缶ビールを配った。そのビールを見て、ホット安心した。店の隅の方で缶ビールを売っていたようである。　今回は私の一人合点のようだが、危ない危ない。殆どの日本人は他人と同じ行動を取れば良いと思う人が多いが、危険は自分で回避するべきだと感じている。　　　このブログは日本に帰国してから流しました。ナスカの地上絵の前回のブログは未完成なので、壊れたカメラを店に持ち込んで、写真を付けて、再度流します。　　また次は、成田での検疫の遣り方を流します。カメラが故障なので、検疫官の写真は撮れませんでしたけど。

  2009.05.07

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  チチカカ湖

  　５月１日夕方プーノ（チチカカ湖畔の街）に着く。今回初めての一流ホテルであった。ホテル内は日本人が多く、日本語が飛び交っていた。やはり、日本の連休が大きいのだろうと思う。　２日午前は湖の中に浮かぶウロス島を訪問。ウロス島と言っても人工の浮かぶ島々であり、原料は芦で作られている。　小さいのは３０坪ぐらいのモノから、大きいのは３００坪ぐらいもある島々である。その周囲には沢山の芦が生えており、それを刈り取って、積み上げて島を作り、風で流されないようロープで固定し、その上に芦で家を作り住んでいるのである。　水面以下の芦は段々と腐って行くので、毎日のように新しい芦を上に上に積み重ねている。住宅も芦なので、軽いし、持ち上げて新しい芦を下に敷いて、沈んでも水が来ないようにするようだ。地面が無く、枯れた芦の上を歩くと、疲れる。　要するに全て芦での生活で、家畜も居るし、芦の茎も皮を剥いて、中の真っ白な芯を食べるのだが、味は殆どないが、筋のあるアスパラのようなものだ。　観光客が来る船が通過できるように浅瀬を掘り下げ、運河のようにしており、その余った土を盛り上げて、ホントの島になっている所もあり、そこには学校や診療所まであるそうだ。　その人工島の数々の上で住んでいる人口は約１０００名、一番大きい島には３００名も住んでいる。　こんな浮草のような生活が出来るのが不思議で、今では、それを見に来る観光収入が生活の元になっているようである。　まあ、大問題は高山病である。７名（添乗員を含む）の内、全く症状の出ない人は２人だけで、後は私も含め、頭痛に悩まされている。私はあの４３３５メーターの峠を越える当たりからズッと頭痛である。　それでもまだ吐き気はしていないので、何とかなる程度である。　　このホテルに泊まりました。　　ウロス島の１つです。観光客を積んだ船が接岸している。私の泊まったホテルはこの写真に映っていないが、写真の少々右の方です。　　島に上陸すると、このように色々なモノを売っている。この娘は１９歳で、子供も居るそうだ。この娘は可愛いが、綺麗な女性は余り居ない。　　次の島に行くのに、芦船に乗ったが、私は子供の頃は船を漕いでいたから、オールを見て漕げると思い、１００メーター程漕いで見た。思った方向に操船できた。　　ただ、櫓の支点が、棒を２本芦に刺しただけなので、非常に遣りにくかった。

  2009.05.04

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• ぞっとした事件があった

  　　それはクスコのドミンゴ修道院で起こった、デモ隊による玄関ドア事件が直ぐ終わり、門の前に我々を運ぶ車が駐車していたので、私は一番に乗り込んだ。　そして、皆早く車に来ないかなと、修道院の玄関広場を自動車の窓から眺めていると、Yさんが絵葉書売りに捕まって、仕方無くその絵ハガキを買おうとしていた。そしたら、その次に私と同室のSさんも捕まり、また絵葉書を買っていた。　あんなモノを良く買うな、と思って見たのだが、その２人が車に乗って、買った絵葉書を私に見せたのである。　半分は印刷したクスコの観光地の写真で、残り半分は本人の写真が張ってあったのだ。その写真は、前日の朝、クスコ飛行場に着いて、広い駐車場を歩いている本人の写真なのだ。　また絵葉書売りのお爺さんが車を叩いて窓から、私にも絵葉書を買えと言っていたが、私は拒否した。必要ないモノは必要ないからである。　ゾッとしたのは、飛行場に着いた観光客の写真を勝手に撮り、絵葉書にして、本人に売ると言うことは、我々の行動を監視しているのである。これに驚いたのだ。　観光客が何時何処へ行くのか、分からない筈だし、どうして本人に販売ができるのか。また写真と本人とを瞬時に特定するのは、難しい。沢山絵ハガキを持っていたのだ。　まあ、良く考えると、絵ハガキグループと我々の日本語の案内人がつるんでいるなら簡単な事ではあるが。

  2009.05.02

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  人の性格はそれぞれ違う

  　４月３０日、それはクスコのドミンゴ修道院で起こった。見学を終え、門から出ようとした時である。外からザワザワと大勢の人の声が聞こえ、入口の玄関門を守っていた２名が、何か大声で叫びながら、大きな鉄の門を閉め始めた。　私は咄嗟に門を閉める理由を知りたくなり、まだ完全に閉まっていない門の隙間から急いで外に出た。どうも見た感じではプラカードを持ったデモ隊が前の道を通過したのが分かった。　そして後ろを見ると、我々の仲間の半分ぐらいが教会の中に閉じ込められたようであった。だけど直ぐに門に付いている、小さなドアを開け、通行はできるようにしてくれ、そして中に残った仲間も、他の観光客も出てきた。　今回のツアーで同室のSさんは私に「一瞬、どっちが安全か考え、教会の中が安全と思い、中に残った」と言ったのである。これを聞いて大変驚いた。　人はそれぞれ、瞬間に違う考えをするものである。私は好奇心の塊のような人間で、何か起こると、その理由を知りたい。　だけど、理由より安全を一番に考える人も結構多いのかも知れない。一緒のツアー参加者の歯医者のHさんも私と同じで、外にでていた。理由は修道院に閉じ込められたら困るから急いで出たと言っていた。面白いものである。以下の写真は、書いた原稿とは関係無い2日の朝のチチカカ湖を私のいる部屋の窓から撮りました。３枚の連続写真です。上が町で、中がホテルの正面、下がホテルから右を見た。　　　　3枚を横につなぐと１枚の風景となります。　　岸部の黒いのは、芦が生えているのだ。

  2009.05.02

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  クスコ観光

  　　　　４月３０日はインカ帝国の首都だったクスコ観光であった。やはり圧巻は、カテドラルで、市の中心広場にデンと構えた建物だが、全てインカが作った巨石文化の上に建設されていた。　自分達で基礎から作るより、その前のインカの宗教建物を壊し、その基礎の上に出来たのがクスコの建築文化であった。　奪った財宝は溶かして母国のスペインに運び、当時はヨーロッパの金の値打ちが下がったぐらいである。　そしてキリスト教会を建設し、その中に奪った財宝の一部で、フンダンに金銀を使い、燦然と輝く教会を作り上げ、今ではカソリックが９５％となり、その威力を発揮し続けている。　今、イスラム教が自爆テロで、キリスト教と対抗しているが、キリスト教も同じ一神教の歴史を昔から他教に押し付け続け、そして地球の殆どを支配下に置いたが、他宗教を認めないキリストも今のアラブと同じ事を続けたのであり、勝ったから、大人しくなっただけであろう。困った一神教である。　中では、写真が禁止なので、お知らせ出来ないが、凄いとしか言えない。金銀の大量使用の祭壇とか絵画の山である。　以下の写真はインカ帝国の祭壇である。クスコの直ぐ横の小高い丘に作られていた。これはクスコ全体をピューマとデザインし、此処は歯の部分になる所で、巨大な石を空から見るとギザギザにデザインされて積み上げていた。　元はもっと高さがあったそうだが、スペインが征服した後は、破壊され、その石を下の町の建設に、キリスト教会の建設に使用され、このように低くなった。　　これは前から撮りました。幅が数百メーターもあるので、ほんの一部分です。　少々横から撮りました。ピューマの歯となるギザギザが御わかりでしょうか。　　これは１本の歯の先に当たるところですが、デザインとして、段々と幅を狭くしたので、一番上の横筋は筋だけで、１つの石です。デザインの為に横筋を入れた。　　太陽の神殿　此処は太陽の神殿に当たる所で、石の表面を金で覆い、輝く神殿だったのに、征服したスペイン人がそれを壊し、サント　ドミンゴ教会を立ち上げた。基礎はインカの太陽の神殿を利用した。　　ドミンゴ教会で地元の中学生に質問され、写真におさまって貰った。私は後ろにあった石の上に立った。これは教会の裏側である。　これは街の通りにあるインカ時代の石積みである。このように１２の角のある石を積み上げた。角があるほど地震に強いそうである。このような技術が鉄の無いインカで出来たことが驚異である。　そうそう２９日の夜、このクスコに着いたのだが、０さんが頭痛になった。そして３０日の朝部屋に電話すると、嘔吐と頭痛で一番苦しんだそうで、朝ご飯を食べる気力も体力も無いとの事、そこで添乗員がホテル備付の酸素吸入をすればと勧めたが、ユックリと寝る事で回復したいとの本人希望であり、市内観光は５名となってしまった。　だけど午後は遅い昼ごはんを一緒に食べられるようになり、順調に回復に向かったようで、ホットしたが、５月１日はプーノであり、このクスコより更に４００メーター程高く、海抜３８００メーターとなる。果たしてどうなるか分からない。

  2009.05.01

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  見た、マチュピチュを　　　

  　とうとうマチュイチュを見た。素晴らしい景観であった。色々な写真で見たが写真は視野が狭く、限られた画面でしかないが、山の上に立って自分の目で眺めると、それはそれは凄い風景であった。　遺跡の直ぐ向こうに聳えるワイナビーチと呼ばれる山と遺跡との風景が何とも言えない。あの山と約４００メーターの高度差だが、１日４００名の入場制限があり、山の頂上の見張り台に立つことは無理であった。朝の７時３０分に来ないと、４００名の中に入れないそうだ。　仕方なく逆の方向に伸びるインカ道を歩いて遠景からのマチュピチュを見降ろしに行った。それにしても、こんな山の上に村を建設するとは、想像も出来ない工事であるし、其処で消費する食糧の生産もし、生きていたのだから、凄い。やはり太陽崇拝の宗教だから、太陽に少しでも近付く事が大切だったのかも知れない。広い平地が幾らでもあるのに、山に段々畑を各地に築いた意味が理解できた。　このマチュピチュの建設には数千名の人が数十年も掛けたと思われるが、此処の段々畑の食糧で３００名から４００名位が生きて行けたそうであり、またどうして忽然と消えたのかも全く不明である。　地上でスペインの征服が完了し、マチュピチュを支える経済力がなくなり消滅したと、私は想像していたが、現地のガイドの説明によると、下の川から遺跡の一部が見えるから、スペイン征服の数十年か数百年前にマチュピチュの住民が忽然と消え、その後木々が大きくなっていたから、下から見えずに、スペイン人が知らなかった。だから、スペイン征服の前に消えた筈だとガイドは言った。　そう言えば下の川が真下に見えるので、木が生えていなと、川から発見出来た筈である。　１９１１年にアメリカのエール大学のビンデムが発見したのだが、持ち帰った４万点にのぼる遺跡は一切返還されていない。やはり欧米の遣り方で、地元の経済文化がある程度伸び、遺跡の散逸が無いと思われる状態になれば、返還するのが当然だと思う。 マチュピチュの前景。だけど見張り台のある向いの山は画面から切れている。　　遠くインカ道から見た遠景です。 　　マチュピチュの内部から写した前景です。

  2009.04.30

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  学校と養老院訪問　　ペルー旅行

  学校と養老院訪問　　ペルー旅行　２７日、日本の援助等で出来た野口英世学校を午前中に、そしてエマニエルホームを午後訪れた。　これは友人のU教授の運動でもあり、寄付金も各自が拠出しての訪問であったし、何か芸をして欲しいと言われ、私は必至で「聖しこの夜」と「蛍の光」の２曲のピアノの練習に励んだ。自宅を出発する直前もピアノの練習をしてから飛行場に行ったのだが、２回弾いて、１回はミスをするという段階にしか上達しなかった。つまり５０％の確率で失敗があるという事だ。まあピアノを２月から始めたのだから仕方ない。しかもピアノは不思議なもので、自宅の練習はできても、先生が横に居ると、必ずミスをするもので、心の微妙な負担が大きく作用するようである。だから、このままでは１００％大失敗間違いなしという段階での出発となった。　Oさんは折り紙、Sさんは手品をすると連絡があった。それは良いのだが、午前中の野口英世校では、校内を見学すると幼稚園から中学までで３００名の学校のようであったが、聞くとペルー政府からは１円の金も出ないようで、運営が大変だろうと思う。生徒も先生も、もう殆どが現地に溶け込み、日本語以外の授業はスペイン語であり、あと２０年もすれば、日本語の教育自体も無くなるのではなかろうか。　そしてイヨイヨ、運動場での我々の歓迎会となった。つまり嬉しい事にピアノは無理なので、私の出番は無いと思われ、ホッとしたものであった。助かったと安堵した。　午後のエマニエルホームでは、家庭崩壊の子供３０名ぐらいを世話する孤児院と、日系のお年寄りを３０名位預かってお世話する養老院が近くに出来ていた。　びっくりした事が老人ホームで起こった。３０名程のお年寄りが車椅子で集まっていたので、それぞれで色々な芸をするのだが、此処はピアノが無いので私の出番は無く助かったが、我々６名で日本の古い歌を歌った時、一緒に歌っていたお年寄りが涙を流したのであった。これはビックリ、こちらも目頭が熱くなった。　まあ、この遠い異国の地に移住し、お年寄りとなり、此処に引き取られ、死を待つ身となったが、そのお爺さんの過去を推測すればするほど、想像を絶する苦労を重ねて此処に来たのが分かるから、こちらの涙が浮いて来るものであった。　　我々６名の歓迎に集まってくれた児童たち。　　今回のツアー参加者６名、私は右端です。　　　歓迎でフラメンコを踊って呉れた。　　孤児院で預かっている子供達　　お年寄り達の前でU教授がハーモニカを吹いている。

  2009.04.29

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  ペルー旅行

  　２６日ペルー２日目　この日は午前中は野口英世学校、午後は加藤神父の作られたエマニュエル児童院と養老院へ慰問に寄った。　野口英世学校はペルーと野口英世は関係無いと思われている日本人が殆どだろうが、亡くなったアフリカ以外にもペルーにも居たようである。　私立の幼稚園から中学生まで３００名の小さな学校だったが、ペルー政府からは１円のお金も出て居らず、寄付と生徒の月謝で運営されているようだ。　 　　ペルーの日本人県人会の方々と、　左が私の友人のU教授です。右がペルーの加藤神父さんです。　　　リマ市内です。

  2009.04.29

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• やっと接続成功

  　　同室のSさんの努力で、やっと楽天ににつながりしました。成功です。これから、ペルー情報を書きたいのに、あと２０分で、夕食に行かなくてはならないので、少ししか書けません。　　夕食後また色々書いて流します。　　リマは赤道の近くであり、平地で太平洋に面しており、暑いと思っていましたが、今の日本と同じか、少々温かい程度の気候でした。　　ペルーは日本の３．４倍の広さがあり、太平洋側が細長い砂漠で、其処に首都リマがあります。砂漠だから年中雨もなく、アンデス山脈から流れ出る雪解け水の川の水を利用している都市だった。　　国土の６０％はアマゾンのジャングル地帯で、３０％が山岳地帯、そしてこの太平洋側が南北に細長い砂漠だそうだ。　　写真を送る時間が無いので、あとで送ります。

  2009.04.28

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• peru 1

  yahari watashino pasokonha setuzoku dekimaendesita. kono tuusinha hoteruno pasokon wo siyousite orimasu. touzen nippongoha tukaenai node konoouni ro-majide kakimasunode yominikuideshousi, shasin mookuru houhou ga wakarimasen. sakujitu ha rimasinai kankou to yoru ha kochirano nipponjinkai no katagata to souzeide 38meideno yuushoku tonarimasita. asu ha suochou ni okite sangakuchitaini hairuyoteidesu. iyoiyo mokuteki no machupighu he yukunodesu. yominikuinode koree owarimasu. watasi no pasokon ha wa-puro to site siyou suruigaini michiha naiyoudesu.

  2009.04.27

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• いよいよペルーへ

  　　２５日の早朝に高知を出発し、成田に行き、午後３時３０分発で南米ペルーへ出発します。　　今日は荷物の準備もあり、パソコンを外して持って行くので、このブログが日本での最後になります。　　明日は成田で、ペルー対応の差し込みを買います。向こうで接続できれば、大量のペルー情報をお送りしますが、接続出来るホテルと出来ないホテルもあるでしょうね。　　心配なのは高山病です。チチカカ湖（琵琶湖ほどもある）でも富士山より高い所ですからね。この中にある島のホテルでも一泊のようです。若いと直ぐに順応するでしょうが、もうそれほど若くないしね。僅か６名のツアーなので、家族のようになるでしょうね。　　それでは、行ってまいります。

  2009.04.24

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• 

  一枚の田圃の草取りが終わった。

  　田植えして１週間過ぎたこの月曜の２０日から、田圃の草取りに掛った。所が、今年は２５日から南米のペルーに行く。と言うことは、正味５日しか時間が無いのである。　毎年、１日に２時間だけ草取り作業をし、約８日か９日掛かっていたので、１日３時間の作業で開始した。　昼の３時から、６時までの作業とした。理由は田圃に入ると足腰はドロドロになるから、作業を終えた後即風呂に入り１日を終えたいから、夕方にしたのである。　そしたら２２日に最初の田圃が終わり、次の田圃も３分の２が終わった。何とか２４日の夕方には終わりそうである。　私一人でペルーに遊びに行き、留守番をする女房に残った田圃の草取りをしておけとは言えない立場なのだ。　前にも言ったが、私の草取りは草取りでは無く、草の生える前のシロカキ直後に戻す作業である。　　草取り作業に掛っていない２番の田んぼから、作業を終えた３番の田んぼを見たところです。３番は土の表面をかき混ぜたので、濁っているが、２番は田植え後、そのままなので、だんだんと水が澄んで行くところです。　　２番の田んぼの畦から３番を見た風景です。向こうに私の木工アトリエと囲炉裏小屋が見える。草取り作業はこの稲の間を、自分の足跡を消しながらかき混ぜて行く。この作業１回で収穫が可能です。　　ただ、草の多い２番の田んぼだけは、１回目を終えた後１０日ぐらいで、また稲を横からもかき混ぜて行く。つまり２回やらねばならない。これが面倒なのです。稲の横幅は３０ＣＭぐらいあるが、縦幅は１０ＣＭぐらいなので、幅の小さい道具でかきまぜる必要がある。

  2009.04.23

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  大輪の牡丹が咲いた

  　数年前、島根県の大根島に行った時に買った牡丹だが、こんなに大きく咲いた。大きさを比較するモノが横に無いが、直径１８ｃｍぐらいもある。　だけど、女房は不満である。毎年花が咲く度に、「大根島では、赤いボタンと言ったので苗を買ったのに、白で騙された」と毎年言う。白でも赤でも、私には余り関係ないのだが、女房は違うようである。　そう言えば、モクレンと言うのかナ？大きな木で、枇杷のような木だが、白い大きな花が咲くのがあるが、私が「あれを植えよう」と言っても、女房は「白い花だからダメ」と必ず言う。　後ろにはアマリリスの蕾が膨らんでいる。此処は納屋の入口横である。　　　少々角度を変えて撮ってみました。

  2009.04.22

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• 理想的な死に方（一面では生き方でもある）

  　私には、まだまだ死は遠い存在だとは思うが、６６歳にもなると、理想的な死に方とは一体どんなモノであろうかと、時々考える。　最近、女房の兄が入院したのだが、３月末の或る真夜中「ウオー！」と言う絶叫が聞こえ「ドスン」と言う音がし、入院患者の誰かが屋上から飛び降りて死んだそうである。その最後の断末魔の唸り声を病室で寝ていた義兄は聞いたそうで、これは誰も聞きたくない声である。　だけど辛い事に、自殺以外の死は自分で選択できない。或る朝、起きて来ないから見に行くと布団の中で死んでいた、と言うのが最高であるが、その確率は極めて少ない。　では反対に、最悪の死とはどういう状態だろうか。動けなくなり、大小便の世話まで、人にしてもらって、その上、痛みや苦しみで、我慢に我慢を重ねての死は辛い。　上記の２つ、長期間他人の世話になって生きる辛さと、苦しんで、悶えて、耐えて死ぬのが一番嫌なのなら、それを回避できるように自分で選択したいものである。　結論を先に言うと、動けなくなり、自分で便所に行けない状態になると、ご飯を食べないで、草木が枯れるように死ぬのが一番良いのでなかろうか。　まあ、一種の自殺なのだが、これが今の所、選択できる一番良い死に方のような気がする。水も切ると短期で死ねるが、これは苦しいと言われている。　今から４０数年前だった。私のお爺さんやお婆さんが相次いで亡くなった。私の母が看病していたが、母が「婆ちゃん、ご飯を食べ、食べないと死ぬで」と言ってご飯を食べさせていた。本人も、食べないと、１週間で死ぬと自覚しており、無理にでも食べていたが、とうとう食べられなくなると、ホント１週間で亡くなった。　所が今は医療が発達し、簡単には死なせて貰えない。簡単に死なせない程儲かるからか、この１秒でも長生きさせる医療が世間を闊歩しており、私のような意見は少数だから、どうにもならない。　如何に安らかに死んで行くかを、残った健常者が、考えてあげ、安らかに死ねるようにするのが医療だと思うのだが、今では、そうなっていない。誰もが１秒でも長生きしたいと希望していると勝手に決め込んでいる。　だけど他人に迷惑を掛け、苦しんででも長生きしたい人は、ホントはゼロではなかろうか。そんな人ホントに居るのだろうか？　回復が考えられない年寄りにリンゲルを打って長生きさせるのは善意のごり押しで、悪魔の仕業だと思うが、私の見解がおかしいのか？　だから、動けなくなるとご飯を食べないという、一種の自殺しか残っていないのである。それでも本人が言えば拒絶はできるが、痴ほうになったり、意識が無くなったら、拒絶する意思を示せないので、気儘にリンゲルを打ち、１秒でも長生きさせようとする。困った医療である。　今、動けないお年寄りの治療を中止したら、恐らく数百万人が１０日ぐらいで案楽にあの世に行けるし、莫大な治療費が必要なくなるのに、困った世相である。　或る雑誌で読んだが、大きなホテルを経営してる女将のお爺さんが、９３歳になってから、従業員全員に挨拶をして回り、その夜からご飯を拒絶して、孫娘の女将が、幾ら頼んでも食べず、３０日で死んだそうである。　昔アイルランドで、サッチャーに対抗して、大勢の若い戦士が獄中でご飯を拒絶して死んで行った。若い健康な者でも、全員が５１日か５２日で死んだ。　だから、動けなくなり、自分で便所に行けなくなってから、ご飯を拒絶すると、老齢で体力も無いのだから、恐らく１０日ぐらいで死んで行くと思われる。　もし１０日ぐらいで死ねるなら、これは最高の死に方と思うが、皆さまは如何お感じでしょうか。　

  2009.04.20

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  イヨイヨ明日（２０日）から田圃の草取りだ。

  　　前にも言ったが、水田の草取りで、此処に入植した始めの頃は苦労したものであった。生えた草を手で取っていたからである。腰は痛いし、稲が大きくなると葉が目を刺すしね。　　　　数年試行錯誤をしながら、とうとう時間差攻撃で、草取りするようになり、殆ど一回の草取りでお米が収穫できるようになった。　つまり簡単な道具を作り、草の生える前にその道具で稲と稲の間をかき混ぜ、草取りするのである。立ったままの作業だから、楽なのだ。　草の生える前というと少々語弊があるが、田植え後１週間から２０日ぐらいの間に、生えかけて目に見えない位小さい時に、土の表面をかき混ぜるのである。　これで、生え始めた雑草は水に浮き、枯れて行く。水面近くで目を凝らして良くみると、細い白髪のような長さが１～２cmの草が沢山浮く。そしてまた土の表面では草が生えようと始動するのだろう。　だけど、稲は既に種まきから４０日以上経過しているし、田植えも終わり、稲の根が土に張るから、当然２度目の草が生え始めるが、スタートが遅いから、大きくなるとしても、稲の方が先に圧倒的な大きさに成長しており、収穫できるのだ。　稲刈りの時に分かるが、稲が刈り取られると、下に沢山の雑草が生えてはいるが、雑草は稲に太陽光を取られ、小さいモノである。　無農薬でお米を作りたい方には是非お勧めしたい方法である。ブログを読んだ方で、興味ある人が居るようなら、是非このニュースを転送してあげて欲しい。　２５日には、ペルーのマチュピチュやナスカの地上絵を見に行くので、５日しかない。一日に２時間ぐらいしか作業をしないから、２枚ぐらいしか出来ないだろう。後は女房が草取りをする。　一日中草取りをすれば、簡単に終わるのだが、嫌な作業は、長時間は難しい。　　田圃の角で、草刈りをしているのは女房である。　　上のレンゲが見えるように少々角度を変えて撮ってみました。３番、２番、１番と３枚の水田が見えるが、その向こうに紫の絨毯のような田が、今年植えたレンゲです。

  2009.04.19

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  リンゴの花が咲いた

  　長野県以北の方には、リンゴは珍しい花ではないだろうが、南国高知では、非常に珍しい花である。大体リンゴとミカンは同じ所では育たないと、子供の時から聞いていた。　４年程前、リンゴは育たないと私が言ったのに、女房が植えたのだ。それが、数日前から花が咲き始めたのである。リンゴが出来るかも知れないし、無理かも知れないが、こんな珍しい色である。　蕾（つぼみ）の時は、赤いのに、花が開くと、白い花であった。まあ、品種改良がドンドン為されるから、今ではリンゴとミカンが同じ所でも出来る可能性はあるのだろう。　　　　　向こうには囲炉裏小屋の煙突屋根が見えるし、左にはアメゴの池（食べたので、今は居ない）も見える。その間は木工のアトリエです。我が家から南を向いた景色です。　　同じ花を逆方向から撮りました。

  2009.04.18

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  蜜蜂の箱を確認

  　蜜蜂は時々箱を開け、中を確認する必要がある。動物だし、早めに異常を知り、早めの対策が重要だからである。　越冬を終えて、蜂が動き始めてから、つまり３月から、今回で３回目の確認だが、まずまずであった。そうそう今年越冬が出来たのは、この１箱の洋蜂だけで、辛い話である。それにしても、２年目だから、卵の数が少なく、女王の産卵能力が落ちたようだ。だから、今年、一体何箱入って呉れるか、毎日毎日、首を長くして待っているのだが、数箱に斥候隊が来て、住んで良いのか悪いのか、確認に来ている。早く入って呉れと、女房と２人で祈っている。　　箱の蓋を開けると、中はこのようになっている。　　巣の１枚を取り出すと、こうなっている。　　その巣を接写すると、幼虫が見える。巣の深い所に居る白いものである。蛹になると蓋をされ、蜂になると、その蓋を破って出てくる。　　密は巣の上の方に貯め、卵は巣の下の方に生む性質がある。卵を産んで、蜂になるのに、２週間で蜂になる。生まれても、５０日の命である。　　この巣は上の方に卵を産んでいた。

  2009.04.17

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  ボートのエンジンにグリスを注入

  　秋から、エンジンを持ち上げるのが重くて重くて、どうにも成らなくなった。本来なら自動でエンジンの上げ下げは出来る船なのだが、その油圧機器が数年前から故障しており、手動で上げたり下げたりしている。　修理をすれば良いのだが、お金も掛かるし、もうそろそろエンジンを取り換える時期でもあり、エンジンが掛からなくなれば、新品に取り換えるつもりなので、油圧の修理を止めているのだ。　エンジンを上げ下げする所の油が無くなり、キシッているのだろうと思う。良く見ると、やはりグリスを油圧道具で入れるような口があった。が、そのグリスを入れる油圧道具が我が家には無い。其処で近所の１軒の農家に聞くと、その道具を持っていないという。　他の農家に聞くと誰かが持ってはいるだろうが、DIYで５０００円以下なら買い、それ以上なら、部落中の家を回って、グリスの油圧道具を借りると決めて、１３日月曜日、ピアノ教室に行った帰り、マルニ（DIY）に寄って、探した。驚いたことに１７００円で売っていた。安いものである。早速買って来て、写真のようにグリスを入れた。　予想通り、エンジンの上げ下げが軽くなった。やっと一人でエンジンの持ち上げが出来る。最近は一人では上がらず、女房にも手伝って貰って、エンジンを上げていたのである。　　手前の丸い光っている鉄の筒が、グリスを注入する道具で、買ったモノである。その先に小さく光っているボッチリがグリスを差し込む入口です。この筒の中にグリスを入れて、ハンドルバーを押すと、グリスが強い圧力で出る道具です。　　エンジンを持ち上げた状態です。乗らない時はこうしていないと、プロペラに牡蠣や藻が付き、船は動かなくなるのです。

  2009.04.15

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  雀蜂の女王と思われる蜂を殺した

  　この正月、小１の孫と部落の神社で捕獲した大きな雀蜂の巣は、孫が自分の小学校に持っていった。理科室にでも保存するようである。（１月のブログに写真掲載）　スズメバチは人も襲うし、ミツバチを襲う。動物による人命被害では日本最悪で、熊の被害より断然多く、毎年３０名位が雀蜂で命を落としている。見つけたら退治する必要がある。　所で、雀蜂は秋に生まれた新しい若い女王蜂１匹だけが、晩秋に雄蜂と交尾し、一匹で越冬する。働蜂や雄蜂は全部、秋の終わりに死んでしまう。　３月か４月、冬眠から覚めた女王は、自分一人で小さな巣を作り、卵を産んで、最初の働き蜂が育ってから、女王は段々と産卵専門になる。それから群が段々と大きくなり、最大の群になるのは秋である。　つまり、今（３月末や４月）頃見かけるスズメバチは特大のモノが多く、多分越冬を終えた女王の可能性が非常に高い。　其処で、玉網を何時でも準備しておき、大きなスズメバチを見つけると捕まえるようにしているが、１２日女房がとうとう大きいのを１匹捕まえた。もしこれが女王なら、秋の大きな群を１つ退治したのと、全く同じ値打ちがある。　秋の数千匹の怖い雀蜂を１匹づつ殺すより、今の１匹の女王を殺す方がより安全であり、将来の意味が大きい。何故なら女王蜂は刺すことは殆どないそうである。　　女房に足で踏まれ、死んでいるので、体が曲がってるが、体を伸ばすと５０ミリは十分にある体長である。多分女王と思う。　　逆の方角からも写真を撮ったけど、大きいのが分かるでしょう。

  2009.04.14

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• ペルー旅行に

  　この２５日から、５月６日まで、南米のペルーに観光旅行に行きます。今回初めてパソコンを持って行くことにしましたので、もし接続が可能なら、毎日ブログで詳報をお知らせします。　昨年８月にアメリカに行った時も、毎日現地からブログに掲載しましたが、それは現地で住んでいる長女家族のパソコンを利用出来たからでした。　ペルーがどの程度の生活か分からないので、インターネットの接続は無理かも知れないが、電気はあるだろうから、パソコンはタイプライターとしては利用する積もりだ。　だから、電気の差し込みをヤマダ電機に買いに行ったら、各国の差し込みコーナーがあったのに、ペルー対応と書いたモノはなかった。差し込みのパッケージに書かれた国名は南米ではブラジルとアルゼンチンしかなかった。だから、成田で差し込みを買う積もりです。ペルーは日本より広い国なのにね。　ぺルーに行くのも、リマで大学教授をしている学生時代の合唱団仲間の友人が、来ないかと言うので、ツアーを組んで貰ったのだが、僅か６名のツアーで、私の土佐一人新聞の読者が２名行くから、楽しい旅行となりそうである。　話は変わるが、フジモリ元大統領は可哀そうに、禁固２５年になったようだ。だけど新聞の写真では元気そのもので、やつれてもいない。これは政治犯であり、政権が変われば無罪の可能性が大きいが、７０歳だから、もう返り咲きはあり得ない。　

  2009.04.13

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  麦の穂が出始めた

  　女房が麦を少しだけ植えているが、さて、どれぐらい収穫できるだろうか。写真は４月８日の状態です。　何トンか収穫するのなら、粉にして貰えるが、僅か数キロの麦を粉にする業者はいな居ないから、大問題は粉にするのに、重い石臼を手で回して粉にする意外に方法が無いのである。　つまり、大変な手間が掛かる重労働なのである。メリケン粉など、買えばタダのような値段なのにね。　　近くで見るとこのように穂が出ている。

  2009.04.10

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  胡桃の雄花が咲いた

  　この胡桃は７年前に還暦を記念して、子供たちが長野県に連れて行って呉れた時、長野の公園で、拾った胡桃を植えたのが、こんなに大きくなったのだが、どうも不思議なのは、雄花が早く咲き、それが終わってから雌花が咲くのである。　同時に雄と雌の花が咲くべきなのに、時間のずれが大きいのである。早くも雄花が咲きだした。メス花は影も形も無いのである。　どうやって受粉するのだろうか？このように新緑の芽を吹きはじめた。後ろの川の向こう側は、この冬に刈り上げたクロガリである。雑木が大きくなり水田に日陰を作りだしたので、切ったのである。　この長く垂れ下がっているのが雄花である。雌花はまだ影も形もない。

  2009.04.09

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  レンゲが満開のようだ。

  　数日前に満開と写真掲載をしたが、それ以上の花が咲き始めた。どうも今が満開なのかも知れない。　毎日レンゲを見ているが、紫の絨毯のようになった。中に入ると、ミツバチの羽音がウルサイぐらいです。だけど我が家の蜜蜂は１箱しか越冬していないので、このレンゲの蜜は少ししか貰えません。何処かの蜂なのでしょう。　今年はこの種を採り、来年は自宅周囲の空き地に全部レンゲを植える積もりです。凄く綺麗でしょうね。レンゲを植えると言う事は、一度はトラクターで耕しますので、農地が荒れないですから、田圃の持ち主は喜ぶでしょう。　　　３枚の水田が見えるが、私が耕作している田圃です。３枚で約１反７畝ある。このレンゲが１反ある。　　レンゲと水田の間に、古い電柱があるが、その横に新芽が吹き出した木が見えるが、胡桃の木である。明日はこの胡桃に花が咲き始めたので、お送りします。　　近くで見ると、このように紫の絨毯である。写真では余り綺麗に見えないが、実際は目が覚めるような色です。

  2009.04.08

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• 趣味でも仕事でも本気で遣ると幸せだ

  　シカゴ大学の教授でチクセントミハイと言う心理学者が、１９９０年に出版した本で、「生きがい」の研究結果を発表したそうだ。　世界各国の被験者にポケベルを渡し、一日８回ベルを鳴らし、その時何をしているか、どんな気分かなどの、経験の質を測定したそうだ。　長期間の実験で１０万例を集めて分析したそうである。そして以外な結果が判明した。つまり「仕事では半数以上が生きがいを感じ、余暇活動では半数以上が退屈を感じていた」と言う結果である。　つまり、私が先々月勝手気儘に書いた、労働組合がおかしいのではないかと言う原稿で、労働の中に幸せを感じるのが一番幸せな人生となるのではなかろうか、と書いたが、同じ事を実際に調べた学者が居たのであった。　私の特殊な意見もこれで実証されたようなものである。それでは結局、この実験は何を意味するのだろうか。　幸せとは、富や地位や権力のような外面的なものではなく、毎日の経験の中で、何事にでも本気でやれば、素晴らしい喜びを見出せると言う事だと、博士は強調しているそうだ。　そうなんだよ。何事もホン気でやれば楽しいと言うか、幸せ感が一杯あるんだよね。

  2009.04.06

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  孫と釣りに

  　４月２日、３日と連日、孫と釣りに行った。２日の始は全く釣れず、あっちこっちとウロウロ場所を変えたが、やっと我が部落の近くでアタリが出始めた。しかし、アジやサバでなく、イワシであった。　７歳の孫も１５匹程釣ったので、小さくても釣れれば堪能したようで、また明日釣りに行きたいと言い始めた。　そして次の日は前日の所へ行ったので、やはり少々釣れた。同じようにイワシであったが、まあどんな小さな魚でも釣れると嬉しいもので、ワイワイ騒ぎながら釣ったり、昼ごはんを船の中で食べたり、楽しくすごした。　その内に女房が大きなアジを釣りあげた。孫が「オオママ凄い。自分もこんな魚を釣りたい」と羨ましそうに言っていた。 　このような小さなイワシである。　　昼ごはんをたべている孫　　さて、これは何でしょう？　急にウンコがしたいと言って、船からお尻を出してした太い短いモノであった。直ぐに沈んでしまった。

  2009.04.04

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  レンゲが満開か

  　４月２日、多分これが満開と思うので、写真を撮りました。谷の一番奥の１反もある広い田圃を、今年から私が借りてレンゲを植えたのです。理由はその人が稲作で除草剤を使うから、それを止めるために借りたのです。そうすれば谷全体が無農薬になるからです。　下に見える３枚の水田は私が耕作しております。レンゲに近い手前の方から１番、２番、３番と我々夫婦で名前を付けております。広さは３枚で１反７畝だそうです。これで我々２人と、二女家族と、三女家族が年間に食べるお米が出来ます。　　これは山に５メーターほど登って撮りました。　　これはレンゲ畑に降りて撮りました。　　レンゲの近くで撮りました。　もしかしたら、もっと花が沢山咲くのかも知れません。もし咲けばまたお送りします。

  2009.04.03

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  アメゴの塩焼き

  　３１日には、囲炉裏で３匹のアメゴを塩焼きした。長さが３３ｃｍ５００グラムもある大きさだから、食べ切れないぐらいあった。焼いても、アメゴは美味しいのが分かった。孫達もこれは美味しいと言ってパクパク食べていた。後で、頭や骨は犬に、皮は塩からいので鶏に与えた。　そうそう写真のように、細い竹にパン粉とイースト菌を入れモノを１時間ほど醗酵させてから巻き付け、焼いた。結構パンになる。　残りのアメゴ２匹は、５月に東京の孫達が来るので、それまで保管するよう冷凍した。　　　炭で焼いたのだが、孫が紙切れを入れたので、このように少々燃えた。　　アメゴが大きいから焼くのに時間が掛かるので、途中からこのようにパンを焼き始めた。　　食べ始めたアメゴだが、大きいので、お皿からはみ出す。皮の下に少々見えるが、このようにサーモンと同じ赤身である。

  2009.04.02

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  ヒョウタン桜とハナモモを見に行った。

  　３０日朝から、高知では結構有名なヒョウタン桜を見に行った。花の蕾が瓢箪に似ているから、この名になったそうである。樹齢５００年の老木である。 グレーのコートは三女でピンクの服で黒のバッグを持っているのが女房である。このような巨木である。急な坂にあり、下から撮った。　　ヒョウタンの名前は、花のつぼみの形からだそうで、もう遅くてつぼみは無かったが、咲いている花でも、このように元の所が膨らんでいる。　そしてヒョウタン桜から、車で２０分程の山奥に、花桃の里があると高知新聞に出ていたので、其処にも寄った。これは凄い。ヒョウタン桜より綺麗だった。この部落は殆どの家が無人となっており、高齢化で平均が７０歳を超えているそうである。後１０年もすると集落は無くなる化可能性もある。　　　　赤、ピンク、白、黄色と色々な色で咲き乱れていた。まるで桃源郷である。　　孫と

  2009.04.01

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  アメゴを漁獲

  　　昨年５月、アメゴの稚魚を５００匹買って、養殖を始めたが、６月だったか、谷からホースで水を引いて養殖池に入れているのだが、大雨でホースにゴミが詰まり、夜の間に水がストップし、酸素不足でアメゴの殆ど死んだとブログに書いた。　それでも、数匹は生きていたのだが、私には養殖意欲が無くなってしまった。そしたらその後は、女房が生き残った数匹に余った餌を、毎日遣り続けた。　昨年の秋から、生き残った数匹が結構大きく育ったようで、それでも泳ぎが早いので何匹いるのか分からなかった。多分５匹だろうと見当は付けていた。少し前に、それがどうも６匹だと分かった所であった。　そして３月３０日、孫達が来たので、それを釣りあげようとしたのだが、飛び跳ねるので、池の上をカバーしていた網を除くと、今までと様子が違うので警戒したのか、朝の餌を与えていないのに、全く食いつかない。幾ら待っても駄目である。　其処で、水を少なくして、孫達に捕まえさそうとしたのだが、広い池なので、そうは簡単に水が少なくならない。１時間ぐらい水が少なくなるのを待ったが、待ちきれず、玉網で掬い上げる戦法に変えた。そして掬いあげたら、結局は７匹もいた。　一番大きいのは３６ｃｍにもなっており５５０グラムであった。こんなに大きく沢山いると、一度には食べられないので、２日掛けて食べる事にした。　其処で３０日は２匹を刺身にした。赤身で、サーモンと殆ど同じ色の肉で、味はサーモンより柔らかく美味しく、口の中でとろけるようで、天下一品の味であった。　贅沢な話だが、私はこの刺身でお腹が一杯になるほど食べた。４歳の孫も、サーモンの刺身が大好きなので、喜んで沢山食べていた。　　このように４歳の孫と釣りをしたが、釣れなかった。アメゴが見えるでしょう。　　網で掬い上げたアメゴを７歳の孫に握らせたら、大きく跳ねた。　　このように次々と掬いあげた。　　これだけの収穫となった。左の大きいのを２匹、刺身にした。　そうそうアメゴとは四国の方言のようで、やまめの事らしい。　

  2009.03.31

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  折角越冬した蜜蜂が、巣虫に遣られた

  　段重ねの地蜂の箱が、秋から巣虫に遣られていたが、底板を何時も清掃して巣虫が増殖しないようにしていたが、とうとうダメになったようである。　　３月２８日、その底板を抜いて調べると、凄い数の巣虫が発生していた。春になり増殖したのだろう。ガスバーナーで殺したが、蜂も箱に居ないようなので、箱を開けた。これでは蜜蜂は住めない。　卵を産むスペースも無いので、群は消滅して行くか、何処か移住をするだろう。辛い話である。　天井板も開けると、天井板に少々蜂が残っていた。どうすれば良いのだろうか？黒くなっている巣は巣虫に食べられたモノである。　

  2009.03.29

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  レンゲが咲いた

  　２７日のレンゲである。まだ、この倍ぐらい咲くと思うが、取りあえず、昨日の花の状態です。

  2009.03.28

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  コスモスの狂い咲き

  　３月２２日、我が家の前の庭隅で、秋に咲くべきコスモスが咲いていた。コスモスの花は、温度では無く、昼と夜の時間の関係で咲く花である。　秋になり、昼が短く夜が長くなると咲く性質の花で、今が昼と夜の時間が丁度同じになったので、９月と間違ったのだろうか。

  2009.03.23

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  レンゲが咲き始めた

  　３月２１日、谷奥のレンゲを植えた田圃に行くと、ミツバチの羽音が聞こえるようになり、このようにレンゲが咲き始めた。まだまだ、花は少ないが、後１０日もすると、レンゲの絨毯になるだろう。

  2009.03.22

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  椎茸菌を打ちこむ

  　我が家では２年に一度、椎茸のホダ木を５０本ほど作っている。これでも２人で食べるにはあり余る程採れる。　今年も、このように昨年末に椎の木を８０ｃｍぐらいの長さでカットしたのを４０本程準備していたので、３月１７日、街に出た時に種菌を５００個買って来て、菌を植えた。　ドリルで穴を開けて打ち込むだけで、至って簡単そのものである。打ち込んだホダ木は太陽光が８０％程遮られた所に、つまりチラチラ太陽が照る所に写真のように井桁に積み上げた。　この状態で保管し、秋に縦に並べ替えるだけである。それで椎茸は収穫できる。出来すぎると小さくカットして乾燥させる。それを瓶に詰めて置くと、何時でも水に浸せば食べられる。 　　小さい黄色い袋に椎茸菌が入っている。　このように積み上げて約半年保管する。

  2009.03.19

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  我が家のペット　フナ金

  　我が家には、東京から連れて来た金魚と言うか鯉（フナ金）がいる。昔、お祭りの金魚すくいで掬ったモノだが、引っ越しの時、車に積んで、この高知まで連れて帰った。　東京から高知まで、車で１日は掛かるので、途中酸素が足りなくなるだろうから、潜水用のアクアラングボンベの空気を少しづつ出して、金魚の水にホースを突っ込み、ブグブグ言わせながら高知に来たのであった。　その時の金魚はそれから数年で、全部寿命で死んだが、死ぬまでに子供が生まれていたので、それが生きている。大きいのはその子供で、小さいのはその孫やひ孫である。　毎年春になり、水温が１５度ぐらいに上がると、卵を生み始める。もし孵化させるなら、シュロの皮や目の小さい網を水に浮かべると、それに卵を生みつけるので、それを別の水槽に移すと、孵化する。　親達と一緒の水槽だと、親が卵を食べてしまうから、孵化しない。余り増えても困るので、数年に一回だけ孵化している。　こちらは田舎で、野生の鳥が多く、池をこのように網でカバーしている。網が無いと、直ぐに全滅する。　　自宅の直ぐ前に、このような瓢箪型の池を作っているが、この池が瓢箪の上の池である。　池に掛けた橋の上に、このように花の植木を置いている。　　これは下の池です。この網が無いと良いのだが、野鳥のためどうにもならない。

  2009.03.18

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  蜜蜂の箱をセットする

  蜜蜂の箱をセットする　毎年の事であるが、３月中頃になると、蜜蜂の空箱を、外に出す。３月中から、６月中頃までが分蜂の季節なので、箱の中に巣を作って貰いたいからである。　つまり新しい女王が生まれ、群を割って余所に行く時期だから、群を連れて、その箱に女王が入って呉れると、密を絞れるからである。　入って貰える確率は場所に寄って違うだろうが、私の住んでいる部落では、大体２～３割ぐらいであるから、沢山の空箱を出す程、多くの箱に入って貰える。　　そんな事で、私は管理用の箱を１４持っているし、段重ねの箱を１０程（程というのは、二段に重ねると、１４ぐらいになるが、３段に重ねると９個ぐらいにしか成らない）持っているので、毎年３段にしているが、今年は２段にして、数を多くセットしようと思っている。だけど２段だと、小さい箱になるので、入らない可能性もあり、少々心配でもある。　まあ、希望的な観測だが、全体で５個入って貰うと嬉しいのだが。　　こちらが側のが管理用の箱で、洋蜂が入る可能性が高く、巣が１０枚入る。向こうの方に高く重ねているのが、段重ねの箱で、地蜂が入る可能性が高い。

  2009.03.14

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• 「おくりびと」を見ました

  　　米アカデミー賞（又の名をオスカー賞）を貰った映画だから、何時か見ようと、と思っていたが、丁度時間も出来たので、３月１０日、高知のイオンの中にあるシネコンに行った。　確かに良い映画だったが、私には中頃で少々時間的に長いように感じた。原作は読んでないけど、死体を扱う仕事を、一般社会では忌み嫌い、さげすむ気持ちは良く出ていたが、逆に、感謝され喜んで貰える職業でもあるという表現が少々足りないような気もした。　そして、第九を歌う場面が出た時は、非常に嬉しかった。今までに何回第九を歌ったのか分からないが、越谷でも数回、高知に来ても数回歌ったが、また歌いたいものだ。　そして主役の本木雅弘は、あのチェロの音は別のプロが弾いたのを利用したのだろうが、結構上手に弾いていたように感じた。弾ける人が見ると指の動きは分かるので、猛練習をしたのだろうな。バイオリンとかチエロなどの弦楽器は、上手下手が即音に出る。　だけど最後に、出て行った親父の死の場面で、私も前の女房が突然出て行ったから、思い出して、かなり気になった。前の女房は、死んでも遺産はあの親父のように段ボール１つなのだろうな？幸せなら嬉しいのだが、多分辛い人生を送っているのだろうと思う。

  2009.03.13

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  あめごは共食いする

  　昨年５月だったか、あめごの稚魚を５００匹買ってきて、飼育を始めたが、６月に谷の水を導入しているホースが詰まり、一晩水がストップし、酸素不足であめごが全滅したのだが、不思議なもので、数匹だけ生き残っていた。　私はアメゴの飼育に興味が失せ、その後は女房が餌を与えていた。早く泳ぐので幾ら生き残ったのか分からないが、多分６匹だと思う。　アメゴの成長は結構速く、どれも３５ＣＭぐらいまで成長したのだが、数日前一番小さい１匹が、尻尾を食べられ弱っていたが、とうとう死んでしまった。共食いをするとは、凄く厳しい動物である。自然界では普通は同族を食べないものである。　　写真で見えているのは背骨だから、尻尾の先から言うと５ｃｍ以上食べられていた。

  2009.03.12

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  運搬車で肥料を山に上げる

  　運搬車で写真のようにミカンの肥料を山まで持ち上げている。肥料は１５袋だから、合計の重さは３００キロ、今までは肩に担いで持ち上げたものだったが、今年からは、このように運搬車で運べるから、楽ちんです。だけど運搬車が小さいので、５袋しか積んでいません。　そして肥料を山で下ろして、今度は女房が剪定した枝を積んで降りるので、３回だけ往復積みになった。　運搬車の向こう見えるのは、昨年末に伐採したシタケのホダ木です。２年に一回約５０本程菌を植えている。もうそろそろ春だし、木菌を植える時期になったようだ。

  2009.03.11

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  トラクターの爪を取り換えた

  　私がこの高知の過疎地に入植して、一番驚いた事は、トラクターの爪がチビル（四国の方言で、擦り減る）のに驚いた。　まあ田圃の状態にもよるのだろうが、この谷は小石の多い田なのだろう。５～６年ぐらいで取り換える。　新しいのは写真の黒いのだが、このように新品は結構幅があるのに、数年でチビて、細くなるのだ。使用済の爪が細くなっているのが、写真では角度が悪かったので、良く分からないが、このように細くなるのである。　これは知らなかった。当然チビるとは思っていたが、取り換えの頻度が激しいのである。僅か、２反弱の広さで、５年ぐらいで換えるのだから、数町歩遣っていると毎年取り換えなければ成らない計算になる。 　 　　白いのが細くなった古い爪である。元は同じサイズのものだ。

  2009.03.10

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  稲の苗を貰った

  　毎年の事だが、稲の苗は農協に注文している。今年も３月７日に受け取りに行った。持ち帰り、このようにブドウ棚の下で、毎日水を遣って約１か月育てる。田植えはたぶん４月５日前後だろうと思う。　ブドウは雨に弱く、今日から収穫の７月までは、雨除けのビニールを張っているから、もし霜でも降りると稲の成長に悪いので、少しでも霜の被害に遭わないように、ブドウ棚の下に置いている。　　苗の色が弱弱しいが、農協は倉庫の中で、ここまで育てたので、太陽に当たっていないからで、これからは太陽の下だから、数日で色が新緑に変わる。

  2009.03.08

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  ペット　「カコ」

  　我が家には珍しく鴨がいる。もう８歳ぐらいになるのではなかろうか。鴨と言っても、野生の鴨７５％、アヒル２５％の雑種だそうである。　この高知の過疎地に入植当時、水田の草取りに、鴨を導入したのだが、これも色々な問題があり、数年で鴨を止めた。その時から生き残ったのがこのカコである。　水田の草取りの鴨だが、水より丘に上がるのを好む鴨が結構居る。そうなると１日の大半が陸と言うか、畔に上がって遊んでいる。つまり泳いで足で水を掻いて呉れないと水田の草取りにならないのである。　しかも、一番の問題は秋に大きくなると、殺さねばならない事であった。次の年には田の草取りに利用できないのである。　田植えをした直後に大きな鴨を入れたら稲を倒すのだ。だから小さい鴨を入れる以外に道はなく、要は稲と鴨の成長をマッチさせているのだ。つまり毎年秋には親に育った鴨を処分しないとならない。これが一番の問題点であった。殺すのが可哀そうなのだ。　このカコは鴨の導入の最後の年に、女房が鴨の卵を電気絨毯に包んで、布団をかぶせ、温度を３８度ぐらいになるよう、布団の枚数を調整して、孵化させた鴨である。　孵化した時、親鴨は既に全部近所に上げて、居なかったから、このカコは女房を母と思って育った。私にはあまり付きまとう事はないが、女房にはくっ付いて行く。女房が「カコ！」と呼ぶと、「グアグア」と返事をする。　また知らない人が来たら、猪犬のロロの後ろに隠れる。犬が自分を守って呉れると信じているようである。　犬はやはり利口な動物なのだろう、鴨や鶏は我々が飼っているので、横に来ても襲わない。ロロが寝ている時に、鶏がロロの頭をコツコツと突いても、目を開けて横目で見るが、知らん顔して寝ている。　　カモが後ろ向きだが見えるが、この池は鴨のために作った。向こうは木工アトリエで、犬や鶏、鴨を飼っている。　我が家から池を渡って、行けるようにこのような木の橋を作っている。　　このようなメス鴨である。

  2009.03.07

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  川の堰の嵩上げをした

  　我が家が建っている谷は水なし川で出来ている。雨が降った時だけは水が流れる。だけど春から秋の間は、チョロチョロと流れる日も多いが、雨の少ない冬は殆ど水は流れない。　そして、この少ない谷の水で３の水田に水を入れているのだが、ダムと言うか小さな堰（セキ）が低くく、水量の半分ぐらいしか、水路に流れ込まない。其処で堰の上を５ＣＭだけ嵩上げをした。　雨の日はその上をオーバーして流れるが、水が少ない時でも、これで水路に流れ込む量が増えるのだ。　先ず、３月２日に砂と砂利を二淀川から採取し、それからセメントの型枠を作った。問題は最近雨がチョクチョク降るので、谷の水量が増え、堰の上をオーバーして流れているから、そのままセメントを入れても水に流されてしまう。　其処で次の３日に、エンジンポンプで堰の水溜りに溜まった水を、横上の１の田圃に吸い上げ始め、水が堰の上をオーバーしなくなってから、セメントを練って、型枠に入れていった。　そして、エンジンで水を入れた１の田圃のシロカキも同時に遣った。シロカキが終えてから、エンジンポンプを切ったが、１０分位で水がセメントの上を流れ始めた。だけどセメントを塗り込んで２時間以上経過していたので、少々は固まったようで、セメントが溶けて流れることはなかった。成功であった。　そして４日には２の田圃と、３の田圃もシロカキを終えた。３番の田圃は昨年とは違う水量であり、２時間ぐらいで水が溜まったので、やはり５ＣＭの嵩上げは凄い威力である。　　型枠を組み込んだ所です。左の水路に流れる水量を多くしたいのである。　ポンプで水を上の１の田んぼに吸い上げてから、このようにセメントを投入した。　　流れの下から、見た所です。向こうにエンジンポンプで水を吸い上げているのが見える。　　そして４日にはこのように１，２，３と３枚の田んぼの代掻きを終えた。手前が１で向こうが３の田です。一番向こうの３の田に入る水量を多くしたのです。工事をした堰はこの写真の手前の木の葉っぱが見える向こう側にある。

  2009.03.05

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  蜜蜂に刺された

  　３月２日、暖かくなったので、洋蜂の箱を開けて点検した。秋冬の間、蜂はじっと我慢しており、余り動かない。だから、網も被らず、服もそのままで、気にもせず、箱を開けたのが悪かったようだ。　たちまち１匹に右足首を刺された。これは痛い。急いで、網も被り、防護をしたのだが、私の足を刺したのは多分２月中頃に生まれ最近孵化した蜂だろうと思う。　人間でも同じで、戦争をするのは若い人である。蜜蜂も若い蜂しか戦わない。だから刺したのは越冬組の昨年の蜂では無いと思う。　まあ、それは良いのだが、巣を持ち上げて、点検すると、空いた所に点々と白い卵を産んでいた。　これが２週間で働き蜂になるのである。丁度レンゲの満開に合わせて、卵を産んでいるようだ。これからの蜂は５０日の命だから、ドンドン卵を産んで貰わないと群が増えない。 　　右足首が腫れているのが分かるだろうか。まさかこんなに腫れるとは思わなかった。だけどミツバチに刺されると、何かの病気の予防になるそうだ。養蜂家は罹患しない病気があるそうだ。病気の名前は忘れたが、がんでは無かったと思う。

  2009.03.04

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  ３番めのペット　モモ

  　この犬は長女が飼っていた雌犬である。孫が小学校１年か２年の時に拾ってきた犬だ。そして６年前に長女家族は亭主の転勤でアメリカに行ったのだが、犬を連れて行くのも大変だから、我が家で引き取ったのである。その孫も今は、アメリカの高校１０年生の筈で、だからもうモモは９歳か１０歳である。　ロロと仲が悪く、時々喧嘩をするから、一緒には飼えず、私の部屋の下で飼っている。我が家に来た時は猪を見れば、逃げていたが、数年前タヌキを捕まえてから、猪とも戦うようになった。やはり犬にも環境が大切なようである。　人間も同じだと思う。環境が良過ぎるから、ホームレスになったり、引き籠りになったりするのではなかろうか。もっと厳しい環境になると、そんな事は言ってはおれない。 このように、私の部屋の縁の下で寝ている。後ろのスプーンのようなモノは散歩時のウンコ取りである。この上にウンコをさせて、近くの空き地に埋めるか、捨てる。

  2009.03.03

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