北海道旅行
今回の旅行の結論として、寒い時に寒い所へ行くのもまた楽しいものであった。だけどやっぱりペットの問題が始終気になっていた。 20日の夜9時頃自宅に帰り着いたが、先ず一番に犬の状態を見る為に、自宅前で女房を車から降ろし、私が車を納屋に入れる時には3匹の犬が元気であったのを確認できたし、鴨も元気だった。それから、鶏の小屋を見ると15個もの卵がゴロゴロしていた。 今回の北海道旅行は17日の朝、まだ真っ暗な5時30分に自宅を出発したのであった。最初のホテルは大雪山系の層雲峡だったが、此処は地図では北海道の丁度ど真ん中である。素晴らしい谷なのだが、余りの雪だし夕方で薄暗かったので想像した程の絶景ではなかった。 又夜の「氷爆祭り」も花火はまあまあだったが、マイナス10度の夜のイベントそのものは大したモノではなかった。 次の日は網走である。砕氷船のオーロラ号が風で欠航となったし、前日の風で流氷も大半が沖に流され消えていた。だけど、まあまあ岸に漂着し流されない流氷も残り、それなりの景観を楽しめた。 その夜は知床半島の中程にあるウトロという所のホテルであり、其処に行くと、海は一面の流氷であり、凄いものであった。 その夜のイベントは、人工オーロラ体験で、バスの中での事前説明では大した物とは思わなかったのだが、これは予想に反して結構奇麗であった。 50年前に知床にオーロラが出現したそうで、その体験を観光客に見て貰うべく、麦わらを燃やし、その煙にライトを当ててオーロラを人工で作るのである。 これが思ったより素晴らしいものであった。だけど当てるレーザー光線が地上からなので、これを空からの光線にすればもっと本物のオーロラに似せる事も可能な気もした。 そして最高の景色は次の日の摩周湖であった。此処は気候の関係で、1年の内殆どが霧に閉ざされるようであるが、素晴らしく晴れていて絶景の景観が見られた。 最後の夜は十勝平野の真ん中のホテルであったが、此処も夜のイベントがあり、此処の光のイベントが最高のイベントだったような気がする。 3日連続で、夜のイベントを追い掛けたようなツアーだったが、毎晩厳寒の夜に氷や雪に覆われた中でのイベントで、素晴らしい大自然があるのに、北海道の各地で観光客の為に大変な努力しているのが分かった。 砕氷船が欠航となり、代わりに行った網走刑務所博物館 海岸の流氷と沖に見える白いのが流氷の一部である。寒そうな女房。 白鳥の飛来する沼だが、沼が凍って白鳥も泳げない。 ウトロのホテルの窓からの写真。沖の流氷の間の海もシャーベット状に凍っている。 凍りついた摩周湖。あまりにも有名な景色である。阿寒湖の上を高速で滑る女房。