喪服を付下げ小紋に
反物の喪服をもう着る機会が無いと言う事で、黒地の着物に出来ないかと依頼を受けました。喪服は五つ紋が入っています。紋を脇・裾・襟の縫い込みに入る様に墨打ちして柄を描きますので、紋は出てきません。体型によって紋がどうしても出る場合がありますが、その時は柄をおいて隠します。仕立て上がりの喪服は裁断してありますので、紋の位置を変える事は不可能ですが、紋の位置に柄をおき不自然にならないようにしあげます。ただし若干柄が制限されます。今回はこんな感じで写真の柄は袖の一部分です。完成したらブログにて紹介させて頂きます!!