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ひよきちわーるど

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2003.08.04
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カテゴリ:古代史


なる本を図書館から借りてきました。

おもしろいですよぉ。これ(*^_^*)




「火」「石」「土」「衣」
いろんな項目に分かれておりましてね。

「火をおこす」ということだけでも こんなに高度な技術を必要としたのか!って思いました。
何となく「ゴシゴシ」するだけではダメなのですね。

焚き火に1番有効な木は「ナラ クヌギ」なのですって。
「けやき」など 燃やすとなんと「ダイオキシン」がでるそうで・・・。
あぶないあぶない。

石器や弓の作り方も載っておりました。






「石笛」というのもあったのですね。今回初めて知りました。

一体どんな音色だったのでしょう。
作ってみたいな。

本の中にはね、恐竜の胃からでてきたというジュラ紀のものもありましたよ。
そういうものを材料に 石笛を作っていたのですね。
イースター島で拾ったという石笛も記載されておりました。

いろんなところに 石笛というものは存在していたのですね。






さてお待ちかね 「縄文土器」でございます。

土の採取方法まで載っております。
実に懇切丁寧な本です。

川っぷちの崖などで粘土を採取するのですって。
不純物を取り除いて こねて たたきつけて 寝かせて・・・
土づくりって大変だなと思いました。

いかに水漏れのない、ひび割れのない土器を作るかが焦点だそうです。


文様の付け方も実に面白い。

植物繊維や 糸や紐。
竹、木、貝などを使うのだそうです。



土器を野焼きするのも一苦労。
やはり簡単には出来ないものなのですね。


その他、古代の絵の具の作り方も載っておりました。





そして「縄文衣」

糸を作るのだって簡単には出来ない。
植物の茎から作るのだそうです。

茎を採取して 水につけて 細く割いて・・・・・。
せっかちなひよなど 途中で挫折(笑)してしまいそうです。


そしていよいよ「布を編む」

説明図を見ただけで ひよは目眩が致しました。
難しい。

これって「アンギン」と呼ばれるのですって。
語源は「編衣(あみぎぬ)」ですね。

1961年頃まで伝承者がいらっしゃったそうで・・・・・・。
何だかすごいなぁ。







その他「縄文粥」や「ドングリクッキー」の項目もございました。
木の実ひとつひとつについて詳しく書かれてありましたよ。

例えば「ハシバミ」
これは高冷地に多く、美味しいのだそうです。

そして「スダジイ」
これにつきましては 「アク抜きしなくても甘くて美味しい」ですって。




ヤマブドウで「縄文ワイン」もつくっていたそうで、
なかなかやりますねぇ。(*^_^*)

実際に作ってみた著者いわく
「文句なしにうまい!」







これで決まりです。
もう、縄文人になるより他ないではないですか。





というわけで
ひよ一家は来年夏、岡山の日生に参りまして
「古代体験の里まほろば」にて古代生活をしてまいります。

喜んでいるのは ひよ1人だけです。
夫とみゆきちは 露骨にいやな顔(笑)をしております。





「何が悲しくて竪穴住居に寝らなあかんねん」
などと言っております。

「竪穴住居がいやなら高床住居もあるよぉ」
と ひよは今から 説得の準備にかかっております。






夫よ、

そして 娘よ。




「ロマン」を持とうぞ。











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Last updated  2012.07.09 09:47:56
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