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ひよきちわーるど

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2005.07.08
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カテゴリ:think about myself
先週、親戚の女性が亡くなった。

私と同じ年齢だった。

後には 中学生になったばかりの娘さんが遺された。




亡くなった女性とは遠い親戚であり
今まで1度しか会ったことがなく

会ったのはお互い小学4年生の頃で
それから29年間、会うこともなく音信不通の状態であった。




時折「○○ちゃん、元気かな。」と思うことはあったけれど
嫁ぎ先も分からずじまいで
そのままになってしまっていた。










その女性が亡くなったと言うことをを知ったのは
今朝のことである。











父方の親戚も、そして母方の親戚も
・・どうしてだろう。

30代で亡くなるケースが非常に多い。

いずれも幼い我が子を遺して。







先週亡くなったその親戚の女性も
実は12歳の時に、実のお母様が亡くなっている。

そして28年後の今、
12歳の娘を遺してご自身も亡くなってしまわれたのである。

一体どういうことかと、
その女性もどんなに無念であったことかと、
腹立たしく思った。









親戚中を見渡してみると
60%から70%の割合で
親が幼い子どもを遺し30代でなくなっている。



父もそうである。
父は 自身が1歳の時に自分の父を亡くしている。

母も、幼い頃 実の母を亡くしているのである。

祖母もそうである。
少女時代に父を亡くし、

祖父も、自身がまだ幼い頃に実の母親を亡くした。

そういうことが代々続いている。




その事実に気付いたのは父であった。
父は「自分は絶対に 子どもを遺して死んだりしない」と心に決め
今では61歳の優しいおじいちゃんになっている。






現在、父も母も健在であり
「我が子を遺して早死にする」連鎖は父母の代で終わったかと
私自身、安堵していた。









けれど 弟の嫁に来て下さった女性もまた
幼い頃に実のお父様を亡くされていると言うことをきき

そしてまた
この度の親戚の女性の訃報を聞き

どうして 
この親戚に嫁いでくる人も、
そしてこの親戚の中に生まれつき 嫁いでいく人も
この「連鎖」に苦しまなければならないのかと思った。











こういうとき 夫に教えてもらったユングの説を思い起こす。



そして そういう連鎖を持つ親戚の中に
生まれてこなければならなかった我が身を考える。




何故そういう遺伝子を持つ個体として
生を受けなければならなかったか、と考えるのである。





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Last updated  2017.07.31 10:43:05
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