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カテゴリ:think about myself
ここ数日間の日記は 少し重いものになるかもしれません。 書き通すのに かなりのエネルギーを必要とすることと思います。 そんなしんどい思いをしてまで どうして・・と自分でも思うのですが 今、ここできちんとけじめらしきものをつけておきませんと 私、おばあちゃんになっても 今と同じこと考えているかもしれないと思ったんです。 さすがに そんなのは辛いな、と。 だから今のうちに、自分の思っていること全部書き出して 心の中を整理しようと思ったんです。 幼い頃からの記憶を頼りに 悲しかったことも、疑問に思ったことも、諦めたことも全て 書いていきたいと思います。 自分の感情を出したあとで これからのことを考えていきたいと思います。 三つ子の魂とはよくいったもので その時までに心や脳にインプットされたことって いつまでもその人を苦しめたり、或いは助けたりするものなのでしょうね。 自分の一番初めの記憶は 生後五ヶ月の頃。 本来ならば、また 常識で考えれば そんな小さな頃のこと、覚えているはずがないですよね。 けれど・・・どういうわけか覚えているんです。 母の記憶に因りますと 3月に生まれた私は 生後五ヶ月の頃、引っ越しを経験しています。 ですので 正味5ヶ月しかいなかった最初の家の記憶など 私の中にはないはずなのですが 何故か私は その家の間取りさえも覚えていて 廊下に白い大きな犬がいたこと その犬に はいはいしながら近付いていって吠えられたこと 家の中には大人が3人いたこと そして そのうち女性は2人だったこと・・・ その時の冷え冷えとした空気までも覚えているのです。 母にききますと 確かに廊下で白い大きな犬を飼っていたこと あの頃は父、母、祖母、私の4人家族だったこと。 その家は 私たちが出ると同時に壊されてしまったことなどを教えてくれました。 犬に吠えられて 泣きそうになって はいはいしながら右側の部屋に入っていくと そこには女性が2人、向かい合って座っていて ちょっとひんやりした空気が流れていて・・・・・。 それが生まれて最初の記憶です。 次の記憶は2歳になる前。 遊園地に母と一緒に行ったのですが 母の腕の中には 生後何ヶ月かの弟。 その母に「一緒に観覧車に乗ろう」と言ったのですが 母からは 「お母さんは赤ちゃんを抱っこしているから 1人で行ってきなさい」との返事。 そこで観覧車の切符を手に 1人で観覧車に乗り込むところまで行くんです。 そこのおじさんに切符を手渡すのだけれど 一向に私を乗せてくれないんですね。 そして 私の後ろに並んでいた人たちが次々に乗り込んでいくんです。 私だけ、おじさんのそばにいて ぽつんと立ちつくしているんです。 あの時の決まり悪さ、今でも忘れられないですね。 おじさんにしてみましたら 2歳にもならない小さな子を1人で観覧車に乗せたら危ないという気持ちで 乗せてくれなかったのかな?と思うのですが そのうち、見かねた親子連れが 自分たちと一緒に観覧車に乗せてくれたんです。 優しそうなお母さんと 幼稚園くらいの女の子・・・だったかな? 一緒に乗ってくれたんですね。 何だか 嬉しいのと、照れくさいのと 何を話せばわからない・・という気持ちと それら全部がごっちゃになりまして ほとんどお話しできなかったことも覚えています。 今でもあの親子連れの方々には 感謝しています。 本当に嬉しかった。 今でも、遊園地やデパート内で 一人で泣きそうになっている子どもを見ると ほっとけずに ついついかまってしまうのは その幼いときの記憶があるからかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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