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ひよきちわーるど

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2005.12.26
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カテゴリ:娘に


今年の春には小学5年生となる娘。

そろそろ中学について 私立にするのか公立にするのか
正式に決めるべき時期である。

正直言って とてもとても迷っている。




地元の中学は本当にガラが悪いと聞いているし
第一、先生方に対して信頼の念を寄せることができないのだ。

一方、私立の方は
何と片道2時間以上という遠距離通学となってしまう。







娘の特性というものを考えてみた場合
彼女はやはり私立に行った方が良いのではと思う。

のんびり、おっとりとしていて
私以上に天然なのだ。





で、ここでネックとなるのが彼女の成績ですね(笑)。
彼女が行きたいと思っている私立は苛烈な進学校ではない。

しかし。
競争倍率が異常に高い。

たかが中学なのに「9.6倍」なのである。






一体誰が受けようとしとんねん。
なんでみんな受けんねん(怒)。






こんなにも高倍率にしている犯人、分かっております(笑)。

実は娘の目指している私立中学は
夫と私の出た大学の「中等部」でしてね。




もう、お分かりですね。

夫や私と同じ大学を出た同期生や先輩や後輩らが
今度は自分の子どもをその母校の中等部に入れようと画策(!)しているんです。





ああ・・・迂闊でしたね(笑)。

あの頃、お互いに切磋琢磨し合っていた大学の先輩、後輩、同期生らのお子が
今度は我が子の受験のライバルになろうとは!





でもね、自分の母校に
我が子を入れたいという気持ちもとてもよく分かる。

・・・あんなに良い学校はなかったもの。





当時 大学の寮に入っていた私たちは
大学の創立者からたくさんの差し入れをいただいた。

夏の暑い日にはアイスクリームを
春にはお団子を。

そして遠方から上京してきた人たちのために
創立者自ら食事会を開いて下さったこともあった。

1人1人に「お腹はすいてないかい?」ときいて下さり
「たくさん食べるんだよ」と言って下さった。









昨年の春、中学の見学会に行った時にも
学校の職員の方々が

「今日は遠方からありがとうございます。
 創立者からの記念品です。」

と言ってカードを下さった。







・・・競争倍率が9・6倍と言うことは
定員100人に対し960人もの子供達が試験を受けるということで

960人のうち、合格するのはたった100人。
あとの860人は涙をのむと言うことなのだ。




その中学は 毎年、その涙をのんだ子供たちに対しても
1人1人丁寧なお手紙を下さるとのこと。

何百人という子供たちに対して、である。







幼稚園から大学院までの一貫教育ではあり
外側から見れば「純粋培養」だと言うことも分かっている。

自分自身、この一貫教育の中での「大学」の部しか出ておらず
その他は全て公立ではあったけれど
それでも友人達からは「純粋培養の○○さん」と言われてきた。

そういう部分も確かにある。







世間の荒波にある程度揉まれるべきか。

教育の理想とも言うべき世界に
娘を進ませるべきか。




いや、その前に合格できるのか(笑)?





その学校はある面特殊なところであるから
成績だけで合否が決まるわけではない。

もちろん成績も大切ではあるけれど
「何のためにこの中学に行きたいのか」が自分の中になければ
おそらくは面接ではじき飛ばされてしまうだろう。

自分の頭で考えることのできない人間など要らないのである。







どちらの方向に進むにせよ

娘にとって最良の道を と願う日々である。











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Last updated  2015.12.11 10:00:28
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