000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ひよきちわーるど

ひよきちわーるど

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.03.01
XML
カテゴリ:季節の美
弥生だというのに
今日は午後から雪が舞った。

音もなく 風に乗って。


春を迎え それでも雪がちらつくたびに
「雪を見るのはこれで最後」と思う。




来るべき冬には また
この雪に出逢うのかもしれないけれど

それでも人によっては
この春の雪が
生涯最後の雪となることもあろうか と。


そして いずれ私も
最後の雪を見る日が来るのだろう。






「春の雪」という言葉をキーワードに探してみて
「春の雪」というサイトに出逢った。

扉しかまだ拝見していないのだけれど
何と美しいサイトだろう。

そして その右下にある「百人一首」に心惹かれた。






その「百人一首」の項目を拝見してみると
ゲーム形式になっているのだ。

一枚一枚上の句を見て
下の句を当てはめていくのだけれど
その歌留多の何と美しいこと。




殊に

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
君がため春の野に出でて若菜つむ我衣手に雪は降りつつ
安らはで寝なましものを小夜更けてかたぶくまでの月を見しかな

この3首の歌留多の色・・・心に深く残った。



この しんと美しい歌留多を手にしたならば
一体どのような心持ちになることだろうと。







「春の雪」  Snowy Love Fallin′In Spring




目を閉じれば 
おそらくは 今年最後の春の雪。

音もなく舞う雪。





そして やがては

遙か天のまほらから
やわらかに 春を従えくるもの。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.10.29 11:10:16
コメント(0) | コメントを書く
[季節の美] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X