全て
| カテゴリ未分類
| 万葉集
| 日々是多忙
| my friend
| 娘に
| music
| お笑い劇場
| To you
| 日本の古典
| 日本の美
| 生と死
| 万葉染色
| 古代史
| 万葉の花
| パパに
| 故郷
| 白洲正子氏
| favorite
| 思い出の人
| 災害関連
| I love family
| 萬葉集古義
| I am ぬいぐるみすと
| 法華経
| 平和
| 季節の美
| 歴史
| 病
| think about myself
| 憧れの人
| 健康
| 温熱化学療法
| my garden
| 芸術
| ご挨拶
| 仕事のこと
| 徒然に
| 美しさについて
| お料理
| この国の行方
| 着物
| 子育て
| 生きていくこと
| 版画
| 短歌
| 行く先々にて
| おいっこ・めいっこ
| 茶道
| お裁縫
カテゴリ:パパに
先日風邪をひきましたときにね 娘も私もダウンしておりましたもので 夫が1人で看病してくれたのです。 本当に感謝でした。 夜中にお手洗いに立ちましたあと 高熱に慣れていなかったせいか立ちくらみがしまして その場に倒れ込み なかなか立ち上がることが出来なかったのですね。 階段も上がれなかったものですから 夫に抱きかかえられてようやく2階へ。 こういう調子の悪い時って あまり夫に甘えるタイプではなかったはずなのですが といいますよりも どうやって甘えて良いものか分からなかったのです。 けれど昨年の5月 友人に 「甘えてもらった方が家族にとっては嬉しいもの」と教えていただき お、思い切って甘えることにしたのです♪ ただ、甘えると言いましても ひよの場合 「氷枕をもってきてもらえる?」とか「体温計とってもらえるかな」という風に用事をお願いするというものではなく 本当に甘えてしまうのです。 うーん。 ・・・ここから先の日記はですね 読み進むにつれ「勝手にしやがれぇ」などと仰らない方(笑)に読んで頂きたいのですが・・・。 幼い頃 下に弟や妹がいたひよきちと致しましては、風邪をひいて寝込んだときにも両親に甘えると言うことがなかなか出来なかったわけでありまして 親は「甘えていいよ」と言ってくれるのですが、その脇でまだ小さな妹たちが泣いていたりするのを見ればやはり手放しで甘えるなんてこと出来なかったのですね。 親は忙しい時間を割いて私のそばにいてくれるのですが それでもやはり子どもが4人もいるとなりますと、私1人のところにずっといることも出来ませんで 私も「大丈夫だから。」と言って お布団の中、1人で眠っていたんです。 小さい頃の夢は 風邪をひいたとき 「誰か」にずっとそばにいてほしいというものでした。 手をつないだりとか よしよししてもらったりとか 絵本読んでもらったりとか。 その「誰か」を独占してみたかったのです。 私にとりまして甘えるということは用事をお願いすることではなく 文字通り、「甘える」ということでした。 いやぁ、自分の配偶者に甘える時って やたら緊張しちゃいました。 身構えちゃうんですよね(^_^ゞ 何と言って良いものか分からないものですから 全て「ボディ・ランゲージ」です。 夫にそばにいてほしいときには お布団をばんばんとたたくんです。 で、夫もしばらくは私のそばに添い寝をしてくれるのですが 少し経ちますと「もう、いいかな?」と言ってお布団から出て行こうとするのですね。 そんな時って 何かしら淋しい。 で、「どこにも行かないで」と言おうとするのですが これまた何と言って良いのか分かりませんで言葉にならないんです。 それでついつい などとやってしまいまして(年甲斐もなく) やってしまったあとに「しまった」と思うのですね。 そんなわがままなこと言っちゃっていいのかなと思うんです。 けれど そんな私を見て 夫が柔らかな眼で笑うんです。 その優しい目を見て 「あ、パパにとっては迷惑じゃないんだ」と思って 私、「わ~い」なんて言って 夫の手を握りながら くぅくぅ眠ってしまうのです。 パパ、いつも本当にありがとう。 私が心も体も甘えることの出来る人はパパだけです。 今日は13回目の結婚記念日。 この13年間。 とてもとても幸せでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|