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ひよきちわーるど

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2006.04.12
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カテゴリ:季節の美


雲踏みてわれは行きたし

   はつなつの空の奥なる青の画廊へ


               小島ゆかり






このゴールデンウイーク前半に近くの図書館に参りました。
いつもは1人で行くのですが、このときは家族も一緒に。

小さな森がありましてね
その森の中でお弁当を食べたのです。



心地よい風が吹いて
鳥がなき その声が私たちのそばに届きます。

お弁当を終えました後
家族3人で芝生の上に寝ころんだのです。





空が本当に蒼かった。

欅の黄緑の葉の上に
蒼い空がひろがっていました。

吸い込まれるような 少し怖くなるような蒼さでした。






その時にね 思ったのです。

毎年毎年初夏は巡ってくるけれど
空の蒼さや若葉の色は毎年同じなのかなって。

それともその年々によって少しずつ変わっていくものなのかなって。





その時に吹いていた風の強さ
陽の光の強さ

太陽の角度 気温

そして空を見上げる自分の心持ち


そのどれかひとつでも違っているならば
目に映る空の蒼は少しずつ変わっていくのかなと思いました。







小島ゆかりさんの歌に(記憶違いでなければ)
「藍青の天のふかみに」という美しい言葉があるのです。





「藍青」 らんじょう。

天空を吹いていく風のつよさまでも想われます。




「天のふかみ」 そらのふかみ。

自然の創り出す色合い・・立体的だとお思いになりませんか。
おそらくは平面ではないのですね。

何処までもひろがるその立体的な美しさを
私たちの目は瞬時に捉える。









5月のはじめ。

はつなつの空のもと
夫と娘と一緒に 草に寝ころぶ。



見上げれば空は深い海のようで
風が樹々を揺らしている。

時折 ひんやりとした空気が身体を包む。








静かな 静かな時間でした。
















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Last updated  2015.10.27 09:05:04
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