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ひよきちわーるど

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2006.08.15
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カテゴリ:娘に

え・・・ただいま大変に疲れております。
先程帰宅致しました。

今日は受験校の一日体験入学だったのですね。
で、娘と2人、往復5時間かけて行って参りました。

今日のところは「体験授業」「校内見学」
「受験生大会」「相談コーナー」の4つが行われました。

受験生大会ではあの広い講堂が人でいっぱい。
さすが競争倍率10倍というだけあります。
人数が半端ではありません・・・(T‐T)




娘が体験授業を受けております間
私は学校内を散策してみました。

この学校は幼稚園から大学院までの一貫教育を行っているのですが
夫と私はその大学の部を出ておりまして
・・・その大学の教育環境があまりに素晴らしかったものですから
娘には是非とも中学校から入ってもらいたいと思っているのです。

しかし倍率は10倍。
通学時間も往復5時間。朝の6時に家を出ませんと間に合いません。
教育にかかる金額も相当のものとなります。

10倍もの高倍率で 本当に娘が
この学校に合格できるのだろうか・・・と不安なのです。

そしてまた万一合格できたとしましても
通学、そして資金の問題も出て参ります。

そういうことも考え合わせまして
今のところ、この一貫校に通ってほしいという気持ちはありましても
合格できる可能性は非常に低いと言えます。

娘は「合格できないだろうけど
   ま、受けるだけは受けてみる。」と言っておりますが

倍率の問題もさることながら
この1日5時間もの通学時間は・・・・正直申しまして無理です。
今日も帰りの電車の中、娘は疲れのあまり熟睡しておりました(^^;)





校内を散策していまして
ふと懐かしいような気持ちになりました。

学校内の様子・・・池や、木々、植わっている花々など
私の母校である大学にあまりにそっくりなのです。

この時期、桜の葉が少し色づいている様子ですとか
紅の萩が風に揺れている様子
校内至るところにあります池

それらを見ておりますうちに母校を思い起こし
懐かしさのあまりにふと涙ぐんでしまいました。

この中学校と大学とは確かに姉妹校でありますから
学内の雰囲気が似ていることもうなずけます。




学内の図書館で本を読んでおりました時
小学生低学年ほどの男の子が
図書館の椅子を足でけって遊んでいました。

けると言いましてもただけっているだけではなく
けり回して椅子をあちこち転がしている状態なのです。

その子のお母さんもしきりに注意をしているのですが
一向に言うことをきこうとはしないのです。

私は意を決してその子に近づき
「みんなのものだからけってはいけないよ」と注意致しました。

自分の母親の注意をきこうとしないのはそこに甘えがあるからであり
よその人から叱られないことには
自分がいかに恥ずかしいことをしているのか
本当に理解することなどできないと思ったからです。



そしてまた自分の姉妹校のものを足でけられるということに
私自身、納得できなかったということもあります。

あくまで私学でありますから
当然のことながら在学生、そして卒業生の寄付金などで
学校運営がまかなわれていることと思います。

そして我が校の場合、創立者の書籍の印税もまた
その大きな財源となっているのです。

在学生の家庭を見てみましても皆裕福な家庭ばかりではありません。
我が子に最高の教育環境を!というその思いで生活を切り詰め
大切な我が子をこの学校に送り出している御家庭も多いのです。
そんな中での真心こもる寄付金です。




そういう保護者の思い、そして

「中学に合格できなかったら高校受験で頑張りなさい。
 高校で駄目だったら大学受験で頑張りなさい。」と

激励下さる創立者の思いのこもったものを
足蹴にすることは何事か、との思いもありました。






母校を卒業して早18年。

たった4年間の日々ではありましたけれど
何と光に満ちた毎日だったことでしょう。

思い出は今も鮮やかです。




娘がこの中学に合格する可能性はきわめて低いと言わざるをえませんが
中学が無理ならば高校で、
そしてもしも高校も不合格だったとしましたら
今度は大学をめざし頑張っていきたいと思います。








滔々と大河のごとき学舎の

    一滴(しずく)とならむ

           我が道なれば














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Last updated  2015.10.14 23:51:26
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