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2006.12.07
カテゴリ：季節の美
蝋梅の黄色のしずく 夕光に身ぐるみ透けてひとつ火ともす 玉井清弘 蝋梅のことを知ったのは今から５年前のこと。 義母を病院にまで送っていった時 病院の玄関先に活けてあったのだ。 俯きがちに花咲いて その香りはまるで蘭のようだと思った。 写真の蝋梅は昨年２月、好古園にて写したもの。 凍てつく寒さの中 ちいさな暖かみのある花をつけていた。 娘がその花に顔を近付け 「雪の匂いがする」と言って仄かに笑った。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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