ひよきちわーるど

先程　仮眠から醒めました。現在午後２時半です。

むち打ちのけがありますもので
今日のようなお天気ですとたちどころにアウト。

仮眠といいましても今日など午前１０時から午後２時までですから
何と４時間も！です。



目がさめまして　ふと思いました。
睡眠をとるということは脳に入ってくる一切の情報を遮断することだと。
今まで容赦なく入ってきていた情報をいったん遮断するということは
精神的にもとても大切なことだと思いました。

睡眠をたっぷりとったあとですと
脳のキャパシティが拡がったような、そんな錯覚に陥るのですね。
カウントがゼロに戻った感覚なのです。

それまで　考えるべきことが多くありすぎて
いっぱいいっぱいだった頭もすっきりと致します。



今日の夢は　自分が異国に住んでいる夢でした。
葡萄の房が風に揺れていました。
向こうに拡がる空は蒼く　葡萄の葉の緑も鮮やかでした。

・・・その風景を見つめながら夢の中の私はこう思うのです。

ここはここで素晴らしいところ。
穏やかで景色もきれいで。
もしも日本のものが恋しくなった時にはネット注文という心強い味方もいる、と。




・・・けれど　ここでは歌は詠めないと思いました。
日本でなければ生み出せないもの、たくさんあると思いました。

そんなふうに思う私の胸には
和紙や染め物、香合、京都の街並み。
やまとの空気に包まれたすべてのもの。


山河がひろがり
いくぶん湿度を帯びた　少し陰のある国だからこそ
生まれ出てくるものもあるのだと思いました。