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ひよきちわーるど

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2007.01.03
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カテゴリ:季節の美



明日は春立つ日。

今年の私は一体どうしたことか。
あれほどまでに春に焦がれていたというのに
今、去りゆく冬を愛おしく思っている。

世の人が春の訪れを喜び迎え
春を告げる花のこと 空の色が仄かにかわること
さまざま言葉になす中で

鈍色の衣を翻し遙か遠くに去りゆく冬を
私は独り見送りたい気持ちになっているのだ。






そう、冬の星がすきだった。
あれほどまでに瞬いて
その瞬く音が聴こえるのではないかと思うほど。

冬空の月も好きだった。
おそらく秋の月よりも。





冬のさなか
早くも暮れて暗くなる小道

夜半に吹く風の音

裸木の枝から透けて見える月



面影をとどめて咲く白椿














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Last updated  2015.08.19 22:26:20
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