ひよきちわーるど

先日ようやっと　夫に贈りものをすることができました。
ここ数年、夢だったのです。



新婚の頃は私も仕事を持っておりましたので
お給料を頂きますとデパートへ行き、夫のネクタイを買っていたのですね。
どんなネクタイにしようかなとあれこれ考えますのが楽しみでした。

けれど妊娠、育児のため仕事を辞めてからというもの
夫に何か贈りものをするといいましても結局は自分のお小遣いの中からということになり
そしてそのお小遣いも、元はといえば夫のお給料の中からのものでした。
ここ数年、自分で働いたお給料で夫への贈りものを購入することができなくなっていたのです。



昨年末より新聞集金の仕事を始めまして
そのお給料を少しずつ貯めておりました。
で、今回は夫にお酒をプレゼント致しました。

６年前のお正月にお仲人さん宅にご挨拶に伺いました時
夫が「美味しいですね！」と言っていたお酒です。

夫はビール党ですので日本酒はほとんど口にしないのですが
私はそのお酒のことが気になりまして気になりまして（笑）。

「美味しいですね」と言ったときの夫の笑顔が忘れられませんで
・・・いつかパパに贈れたらいいなと秘かに思っていたのです。




新聞の集金へはほとんど夜に参ります。　
皆さん夜の７時過ぎでないとおうちにいらっしゃらないのですね。

厳寒の一月など　凍てつく空気の中
コートやマフラー、マスクで完全に防寒し夜道をてくてく歩いていきます。

歩きながらふと思いました。
仕事をして初めて得られる「お給料」というものは　ある側面から言えば「時間の凝縮」なのだと。






・・・注文していましたお酒が届きました時
パパ、喜んでくれると良いなと思いました。

学校では陸上の顧問をしておりまして心身ともに大変です。
陸上の大会などありますとせっかくの土日もつぶれてしまいまして
全く休養をとれないまま次週の月曜日に突入・・・ということもあります。

どの職種でもそうだと思いますが仕事が次々に覆い被さってきまして
さすがの夫も「仕事をしてもしても、終わらない！」と。



そんなパパに少しでもほっとしてもらいたくて
テーブルの上にお酒を用意してお帰りを待っておりました♪







パパ、お帰りなさい。

いつも本当にありがとうございます(*^_^*)