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カテゴリ:季節の美
明け方に 不如帰の声を耳に致しました。 仄明るい空気の中 彼の鳥の柔らかな声を耳にしまして ほんの一瞬 息を詰めておりました。 確かにその他の鳥の声も耳にするのですが 不如帰の声は柔らかですね。 他の鳥の声は甲高く 鋭い印象を受けるのですが 不如帰の声は何処かまろやかで柔らかで そう、山鳩のように優しい声。 だから 心に響きます。 佐々木信綱によります「夏は来ぬ」。 大好きな歌のひとつでもあります。 清しい空気までもその歌詞の中に閉じこめたようで 口ずさむたびに 水無月の風が心を吹き抜けます。 楝散る 川辺の宿の 門遠く 水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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