ひよきちわーるど

このたびの参院選が２２日投票から２９日投票に延びたため
我が家で予定していた旅行を全てキャンセル。

みゆきちもとても楽しみにしていたのだけれど
こればかりは仕方ありません（涙）・・。

旅行が取りやめになったと聞いたとき
みゆきちは一瞬がっかりした表情になったのだけれど
すぐに「仕方ないよ。選挙は大事だもんね。」と言ってくれました。

ううぅ。
ありがとう・・・。みゆきち。

「お母さんは　私たちが戦争に行かなくていいように
　今、頑張ってくれているんだもんね。」とも言ってくれました。



・・・かえって「え～！？」と文句を言ってくれた方が
こちらとしても精神的に助かる・・・・。

なんだか娘が健気で、不憫に思えて
母親としては悶々と悩んだりも致しました。





思えば　彼女は生後１年にも満たないときからずっと
選挙のたびに私と一緒に動いてくれていました。

私の運転する車の後部座席に陣取り
自分の好きなお菓子、絵本をたくさん積み込んで
「しゅっぱーつ！」と元気よく声をかけてくれたのでした。



私は車のなかで彼女にいろんなお話をします。
どうしてお母さんが選挙に頑張るのか。
何のために頑張るのか。

そしていつか貴女が大きくなったとき
お母さんのように、同じように頑張ってほしいということ。




平和というものは努力して維持するべきものであって
誰かがお膳立てしてくれるものでは決してないこと。

まだ小さな彼女には難しかったかもしれないけれど
「戦争のプロパガンダ１０の法則」についてもかいつまんで話しました。

難しいことは分からなくてもいい、ただマスコミに騙されるなということ。
自分の頭で考えよということ。
自分の心で感じ取れということ。

ただ「戦争なんかしたくない」という、本当に素朴なそして最も大切なことを
ずっと心に持ち続けるということ。




本当ならもっと　遊園地やいろんなところに旅行に連れて行ってあげたい。
でも、未来のために　今できることをやらなければという思いもある。

・・・やはり相当揺れ動きます。




だけどね、娘の一言ではっと目が覚めました。

「お母さん！今は旅行よりも選挙が大事なんやで！
　お母さん達が今頑張らへんかったら
　私たち、これからどないなるんよ！」





・・・娘よ。
そなたは一体　何処より来たりし者ぞ（笑）。

母親の私を、時折はっとする言葉で叱咤激励してくれる。

貴女は、私が闘い続けるための
大きな大きな起爆剤である。