ひよきちわーるど

先月２９日に恙なくお茶会を終えることができました。



・・・まず、お茶は体力がないとつとまらないのですね（笑）。
前日に４０人分ものお煮染め作り。
これには・・・参りました。

里芋など、一体何個の皮を剥き何個の面取りをしたことでしょう。

懸命に面取りをします中でも
里芋は　幾度も私の手の中からつるん！と飛び出し
あちこちにとんでゆきます。

大きなお鍋でお煮染めを作り、味付けに迷い
本当に、試行錯誤の数時間ではありました。



翌朝は朝早く起きまして着物の着付けに悪戦苦闘。
あれほど練習してきたといいますのに、やはり思うようにできないものですね。

結局、会場に着きました途端、先輩方から
「あ！自分で着てきたのね？」とほめて頂きました上で（笑）
「はい、上前がちょっとずれているから全部脱いで。」



がーん！




・・・呆然と立ちつくしている私に　先輩方はテキパキと指示を出します。

「帯板は何処？」「腰紐はあと何本あるの？」
「はい、そこに立って。」





あとで伺ったところによりますと
先輩は、何と着付けの師範！

道理で　着付けて下さったときには全く苦しくなく
そして手早く、感動の連続でした♪

結局その日は１２時間以上も着物姿でいたのですけれど
全く着崩れることなく　そして苦しくなく
快適な一日を送ることができたのでした。

本当に、感謝です(*^_^*)





ふと隣を見ますと、それは素敵なお着物姿のもう１人の先輩。

ご実家が呉服屋さんですので
着物を見る眼は確かだ、と言っておられました。

そのお言葉通りに、とても美しい色合いの
お茶会にふさわしい落ち着いたお着物でした。



着付けの師範の先輩に感動し
呉服屋さんで育った先輩の、着物を見る眼に感動し
ただただ「はぁ・・・すごい」と溜息をついていた一日ではありました♪



今まで知らなかった全く新しい世界に飛び込むということは
確かにしんどい面もあるのでしょうけれど　それでも、
しんどいということ以上に何と多くのことを学ばせて頂くことかと思うのです。






・・・・現在は夜中の２時過ぎ。

夜も更けて参りました。

これ以上起きておりますと翌日にさわりますので
続きはまた次の機会に。




お休みなさい(*^_^*)