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ひよきちわーるど

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2008.07.12
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カテゴリ:パパに

今日、あなたと一緒に「テルーの唄」を聴きました。
あなたは何度も何度も聴いていましたね。




   人影絶えた野の道を
   私とともに歩んでる
   あなたもきっとさみしかろ

   虫も囁く草原を
   ともに道行く人だけど
   絶えてものいうこともなく





・・・この歌詞を聴いて 私は
あなたと共に歩くこの一生を想いました。

そう、あなたと出逢って25年目。
夫婦として16年目。
このままずっと あなたのそばにいられるものとばかり思っていました。

そんな時に起こった この5月から6月にかけての大きな出来事。




・・あなたのために もっと良い妻でいれば良かったと
どんなに悔やんだことでしょう。

ひたすら「こんな妻でごめんなさい」と謝り続ける私に
あなたは「俺には過ぎた嫁さんだ。」と包んでくれました。

「私たちはいつまで一緒にいられるのだろう」と呟く私に
あなたは「三世永遠 いつも一緒だ」と笑って答えてくれた。



・・・この一生をずっとそばにいる、というだけではなく
どちらかがこの世を去っても
生と死とを越えてともに在る、とあなたは答えてくれました。








   心を何にたとえよう
   一人道行くこの心

   心を何にたとえよう
   一人ぼっちの さみしさを





覚えていますか?
結婚間もない頃 2人で話しましたね。

もしもどちらかが先に逝ってしまったなら
遺された方がこの世を去るときには
先に逝った人が必ず迎えに来るという約束。



私はあなたに「迎えに来るときにはタキシードで来て頂戴ね」とお願いし
「もし、私が迎えに来るときには白無垢で来ますからね」と。

「早くあなたを迎えに来たくて足早になって 
 私、着物の裾を踏んでこけるかも」と言って笑いそうになり
つ、と涙がこぼれそうになった。






本当はわかっている。
誰も迎えに来ないことくらい。

この世を去る時にはたった独りだということくらい わかっている。


けれど、何もかも不確かな時代なのだから

せめて 好きな人の手だけはずっと離さないで生きていける 
そんな夢を見てもよいのではないか と。






・・・あなたが言うとおり
私たちは生と死とを繰り返しながら
そのたびごとに出逢ってきたのかも知れません。

時にはかけがえのない友人として
時には親子として。

そしてこの世において 
夫と妻という形であなたのそばにいられることに
私は深く感謝したいと思います。

おまえを妻にして本当に良かった と思ってもらえるように
ずっと努力していたいと思います。




いつかは終わりが来るわけではありますが
そしてお互いの持ち時間があとどれほど残されているのか 知る術もないのですが

どちらかが先にこの世を去るときに
決して後悔しないよう

一日一日を大切に過ごしていたいと思います。










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Last updated  2015.04.04 02:32:13
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