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ひよきちわーるど

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2009.06.29
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カテゴリ:季節の美
このところ、血圧の低い日が続き
最高血圧が80、最低が40ほど。

こうなりますと、階段の上り下りにも支障をきたし
情けないことではありますが
階段に手をつき、四つん這いになりながらの2階行き。

夕刻からは上体を起こしているのもつらく
ほとんど横になっております。



こういう状態ですので、楽しみにしていました京都行きも断念。
嵯峨芸術大学にて吉岡幸雄先生の講義が予定されており、
その講義に参加するのを楽しみにしていたのですが
自身がこういう状態では無理だと判断し、キャンセル。

お友達にお誘いいただいていた祇園会も
この状態ではおそらくは無理でしょう。



こういう時、身体というものはまことに正直で
自分の身体によいものだけを要求します。

今は、小豆。なぜだか小豆(笑)。

数年前の別ブログにて、小豆について書いておりますが
この時期の小豆は、身体にとってとてもよいものだそうです。

6月末日にいただく水無月の上にも小豆がのっていますね?



今年は、この小豆を杏シロップで煮詰めてみました。
その杏シロップの中にはバニラビーンズをたっぷり。

バニラのさやの中には甘い香りのビーンズがたくさん入っていまして
それを杏、シロップ、小豆とともに優しく煮詰めます。

小豆が煮上がりましたら、作りかけの水無月の上に散らします。
(水無月は上新粉、本葛であらかじめ蒸しておきます)



今までずっと、小豆はお砂糖で煮てきましたが
今回バニラビーンズを使ったことで風味が一段とよくなり
娘も大喜び。

美味しいね、と
水無月をほおばる我が子を見て なんだか嬉しくなってしまいました。





あと2日もたてば七夕ですね。

里芋の葉の露をあつめ それを硯に移し墨をする
そして その墨で短冊に願い事を書き付ける・・・・・

そういうことを我が子にも体験させたいと思うのですが
我が家には、畑がない(涙)。
里芋の葉もない。
人様の畑に分け入るわけにもいかない(不法侵入だ)。



・・・・幼い頃、祖母の家の縁側から庭に降り
里芋の葉に宿る露の美しさに 心を奪われたことがあります。

世の中には、こんな美しいものがあったのかと思った。

だから今でも、里芋の葉を見つけると
ついつい葉を揺らしてしまう。





移りゆく季節の中にいますと
時折、心は子どもに還ります。

今 蓮田では
大きな、緑豊かな葉が風に揺れていますけれど

そのひときわ大きな葉でね
傘を作れないものかなって思うんです。

そう、トトロの傘ですね(笑)。

その葉っぱでできた傘をさし
小雨の中を歩いたら どんな風だろうって思います。




車で蓮田のそばを通るのですが
無意識のうちに 大きな頑丈そうな葉を探しているんです(笑)。

ずぅっと無言で蓮田を見つめている母君に
我が家の娘が一言、
(五寸)釘をさしてくれるわけですね。



「お母さん、気持ちはわかるけど
 葉っぱむしったらあかんねんで






はぅー。

でも、でも
葉っぱの傘、さしてみたい (*`‐´*)











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Last updated  2015.03.21 00:34:11
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