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カテゴリ:娘に
叔母の告別式にて 喪主挨拶に立った、今年43歳の従兄弟。 彼は私と誕生日が1週間ほどしか違わず それでも・・・こうして喪主挨拶を。 5年ほど前に叔父を亡くしておりますので 従兄弟は二親を見送ったことになります。 告別式を終え葬祭会館をあとにしますとき 私は従兄弟に 「これから先、何かあったらうちに連絡を・・・」と申しました。 だからといって 従兄弟のために何かができるというわけではないかもしれません。 けれど、あなたのことを心配している人間が 同じ県内にいることを伝えたかったのです。 従兄弟には弟がいますので おそらく大丈夫かとは思われますが それでも、みんなで力を合わせれば (たとえいろんな事があったとしましても)上手く切り抜けられるかもしれません。 ・・・ふと 我が家のことを考えました。 遠い将来 もしかしたら夫よりも私が先に逝き 遺された夫もまた、この世を去ったときには 娘がひとり残されるわけです。 頑張って健気に喪主挨拶に立つだろう姿を思いますときに ・・・やはり、辛くなります。 親の偽らざる気持ちとして ひとり、挨拶に立つ娘を 後ろからそっと見守りたい。 挨拶の途中 言葉に詰まってしまうかもしれない彼女の頭を撫で 「えらいな、頑張っとうな」と言ってやりたい。 5年前に亡くなった叔父も そしてこの冬 急に旅立ってしまった叔母も いとこたちがお通夜、告別式を懸命に執り行う様子を そっと見守ってくれていたのかもしれない ・・そんなふうに思われるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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