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ひよきちわーるど

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2010.06.14
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カテゴリ:娘に
ようやく梅雨入り。

今年の梅雨は少し長引くとのことで
いろいろ心配することもあるのだけれど
ひとまずは 健やかに過ごしていけるよう 
さまざまな工夫をしていきたいと思っている。


梅雨に入る前に ともかくも夏用の洋服をさっぱりと洗い上げ
お布団も座布団も何もかも、お日様のもと、ふかふかに干した^^

雨の多い時期に入る前にできる限りのことをしておくのだよ、と
今、ママがしていることをきちんと覚えておきなさいと
娘に伝えながらの毎日の作業だった。



娘と一緒に梅シロップも作り
そして もう少ししたら梅酒も漬け込もうと思っている。

娘と一緒に梅をひとつひとつ丁寧に拭き、
瓶の中に氷砂糖とともに入れていく。

娘など、氷砂糖を食べながらの作業であって
一体君は何をしてるのだ、と言いたくもなったけれど(笑)
こんな風に我が子と一緒に何かを作ることが出来、
ささやかな、でもかけがえのない幸せで胸は満たされている。




育児という面で考えれば
我が子が小さかった頃も確かに大変ではあったのだけれど

何というか・・・
この中学生という時期もまた、別の意味において大変ではある。



受験生ということもあるのだろうけれど
でも、それだけではないようにも思い

例えば、社会の厳しさ、汚さ、矛盾。
人間関係の難しさ、煩雑さ、そして複雑さ。

それらのものを
娘はその小さな心で受け止めているさなかなのだと思う。

まるで嵐のような心持ちで生きているであろう娘に
親として今何が出来るのか、自問自答の日々ではある。




実は、私が中学生の時に書いていた日記帳を丸ごと、娘にわたしている(笑)。
娘はその日記帳をずっと手元に置き、時折は読み返しているようである。

「この中にな、中学生のお母さんがおんねん。」と、ちょっぴり嬉しそう。
時には、一体日記帳の何ページを読んでいるものだか
大笑いもしているようである。




何しろ私自身、中学生の母親として生きるのも初めてのことなので
まるきり、新米の心持ちである。

娘の反抗期の兆しを見つけては嬉しく思い、また同時に戸惑い
娘同様、私もまた 心は嵐の日々である。



そんな状態であるからして
ともかくも、母として生きていくことで精一杯で
女性としての自分とか、はたまた1人の人間としての幸せとか
そういうものなどここしばらくお預けである。

はっと気付けば、おお、そうであった、
ここ何ヶ月も美術館や博物館に足を運んでいなかった、と今更ながらに気付き
ショッピングからも遠ざかっていた。

染色や歴史のことなど、学びたいことは数多くあれど
今、そのようなことに取り組んでいる場合ではない。



娘を産んで数ヶ月は それこそ花も紅葉も目に映らぬ状態であったけれど
今まさに、あの頃と同じ精神状態である。



これから社会に向けて 大きく船出しようとする我が子。

その背中を見守ると同時に
今のうちにあれもこれも伝えておかなければ・・・と
親として焦るばかりの日々。

悩み事も心配事も毎日起きて
それらのことに翻弄され 対処するので精一杯。






でも、でも 我が子がいてくれるからこその
この有り難く幸せな日々。


反抗期の心も あどけなさの残る顔も
いつの間にか私の背丈をこえようとしているその背中も

全部 ぎゅっと抱きしめて
全力で守っていく。










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Last updated  2015.03.12 11:50:14
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