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カテゴリ:生と死
日帰りで奈良に行ってしまおう、というその発想。 わかっております。 重々分かっております。 およそA型とは思えないその無謀さ。 よく言えば大胆さ。 正確に言えば大雑把さ。 そうなんです、ひよこは大雑把です。 そもそも遠出は嫌いです。 ですので、旅行にもほとんど行きません。 たいてい家の中のことを ちまちま、細々とするのが好きでして(笑) 第一、悲しいかな体力がありませんので 「旅行に行く」という発想がわかないのであります。 でもね、行きたいところはあります。 逢いたい人もいます。 最近ではね 体力と時間の許す限り 行きたいところへ行くよう努力しているんです。 だって、いつ行けなくなるか分からない。 いつまでも元気でいる保証なんてない。 ・・・かかりつけの病院の薔薇が、それはそれは見事でしてね 毎年楽しみにしているんです。 その薔薇が咲き始めるのが初夏の頃ですから その季節まで、何とか頑張って生きていこうと思うんですね。 そのことをこの前、夫に話しましたら 「その時まで頑張って生きていく」というのは大袈裟だ、って 笑われちゃったんです^^ そうか・・・。 元気な人から見れば そういう考えは大袈裟にうつるんだな・・・って 改めて思いました。 私からすれば 来年の初夏まで生きるぞ、って思うのは ごく自然のことなんだけど・・・。 この前まで、行きたいところに今急いで行かずとも いつか行けるときもあるんだから、なんて思っていたけれど その「いつか」が ない場合だってある。 あの時ああしていれば、こうしていればと あとになって後悔したくないなあ・・・って 最近、とみに思うようになりました。 体力のない者は ない者なりの考えを、独自の考え方を身につけることも必要。 元気な人の考えに合わせぬことも 生きていくための知恵のひとつ。 少しでも元気に、長く生きるために。 最期の日に やり残したことなどひとつもない!と 晴れ晴れとした気持ちで言えるといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.12 00:07:42
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