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ひよきちわーるど

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2010.11.13
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カテゴリ:生と死

若い頃は、1日1日を積み重ねていくという感覚で生きていたけれど
今はむしろ、自分に与えられた人生から
1日また1日と時が流れ去っていく・・・という感覚。

自分の寿命がどれくらいのものかそれは分からないけれど
大事な1日を今日も使ってしまった、という感覚である。

・・・たかだか40代中盤で
こんなことを考える私は変なのだろうか。




なんだか、毎日いろんな用事に追われ
それらのことを済ませるので精一杯で
ふと気がついたら、今のこの時間帯なのである。

用事だけに追われていて良かろうはずもなく
もっと他にしなければならないことはたくさんあるというのに
しかし、目の前の用事を済ませぬことには前に進むこともできず。
ちょっとしたジレンマを抱えてもいる。



確かに表面的には毎日忙しく活動しており
充実しているように見えるかもしれないけれど

でも、なんというのかな
ただ単に用事に振り回されているだけではないか、という
そんな冷静な見方もしている。




・・・・ふと思ったこと。

(唐突な書き方ではあるけれど)
覚醒しなければ、と。



覚醒というとなんだか変な感じだけれど(笑)
今、生きている自分が本当にしなければならないことは何か、を考えて
それを実行に移すということかな。



この前ね、車を運転していて
いきなり、横から他の車が突っ込んできそうになって。

本当に間一髪だった。

あのまま事故を起こしていたら
私のこの軽自動車なんてぺしゃんこだなって。



ロス女史によれば
人は死んだあと、自分の身体を空中から見下ろすのだと。


(考えが飛躍してしまうかもしれないけれど)
・・・車の中で大怪我をして、息を引き取る自分を
もう1人の自分が空中から見下ろす。

そんなことを想像したら、ちょっとぞっとした。



・・どんな風にぞっとしたのかといえば
死んでしまったら、本当に独りなんだなって。

絶対的な孤独。

しまった、ああしていれば良かった、こうしていれば良かったと後悔しても
その後悔の気持ちさえ表すことは出来ない。
ましてや誰かに伝えるなんてことも。

その時になってはじめて、生きているうちに
自分が本当にしておかなければならなかったことが何なのか、分かるんだろうなって。

それが、今言っている「覚醒」ということなのかもしれない。

でも、もう、わかっても遅い。



・・・そんなことを考えたら 怖くなってしまった。





これから仏間に入って夜の勤行をするけれど

その時に「こうして、生きることが出来ていて嬉しい」と、
「ありがとう」と、祈ってみよう。


そして この世の全てに
ありがとうという気持ちを贈りたいと思う。






・・・・今、生きている人間として
なんだか、一度はね、きちんと言っておきたかった。



そうじゃないと 後悔するような気がして。











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Last updated  2015.03.11 10:27:16
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