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ひよきちわーるど

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2011.02.11
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カテゴリ:娘に
現在、44歳。

この春には45歳になろうとする今になって
気付いたこと、ひとつ。

どなたもそうであるだろうけれど 
ひよこもまた、指図されるのが嫌い。

自分の中に確固としたもののない状態ならば
指図、もしくはアドバイスは有り難いものなのかもしれないけれど

ある程度の考えが自分の中にある場合の
しかも「この考えは譲れない」と思っている場合だけは

どんな指図を受けても、自分の思いは変わらない。



それを、よかれと思うからか
周りがあれやこれやと言ってくる。

え、ひよきち、この日記の中で愚痴といいましょうか
本音ですね、要は。
それらのものをこのスペースにて書かせていただきたいと思いまする。





まず、娘の進学先。

周りにごちゃごちゃ言って欲しくない。


女の子だから、ごくごく普通の学校でいいのだ。
それを、周りがやいのやいのと
娘にいらぬプレッシャーをかけてくる。

娘もほとほとうんざりしている様子。


娘の本当に行きたいところに行けたらそれでいいのだ。
そう、自分で望んだ学校であるならば
大変なこと、辛いことがあっても乗り越えていくことが出来る。
ともかくも、楽しい3年間であってほしいと切に願う。



彼女のこれまでの成績を眺めてみれば
自ずと進む学校は決まってくる。

分相応の学校に行けばそれでいいのだから
娘にこれ以上のプレッシャーをかけないで欲しい。


「そんな、のんびり構えていいのか」という人もいるけれど
男の子ではなく、女の子なのである、
女性には女性の進むべき道がある。

女性はがむしゃらに上へ上へと
突き進むべきではない。

・・・これは、自分自身の経験から出た結論。





このことについては これまでに幾度か
この日記にも書いているので詳細は省くけれど

ただひたすら勉強し大学合格を勝ち取ったものの
自分の中には教科書、参考書以外のものが入っていないと悟ったときの虚脱感。

心を吹き抜けた虚しさを
私は今でも忘れることが出来ない。

女性として、他に生き方はなかったのかと
中学高校の頃にもっと良書に親しみ
思索を深めるべきではなかったか、と思い

・・・この6年間、殊に高校3年間の「心の空白」を嘆いたものだった。



確かに、合格を勝ち取ったという点では成功である。
けれど、心の成長という点では失敗だった、と
今でも思っている。

そういう失敗を娘にはさせたくない、と思う。




私たち親が、娘の現在の成績を客観的に見
「娘には○○高校が最適だ」と思っているのに

周りが「もっと上へ」と言ってくる。


なんのためにだ?

万一、実力ではなく「まぐれ」で上のレベルの学校に合格したとしても
それからの3年間は大変である。

入ってしまえば何とかなる?
馬鹿な。

無責任にも程がある。




とにかく、このたびの受験ではいろいろなことを考えさせられた。

14日、今度は公立推薦があるけれど
敢えて言う。

娘よ、そこは落ちて当然のレベルなのだから
安心して落ちてきなさい。

プレッシャーを感じるな。




とにかく、多くのことを経験して
またさらにつよく、優しく成長して欲しい。









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Last updated  2015.03.04 15:05:58
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