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ひよきちわーるど

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2011.07.15
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カテゴリ:災害関連

福島出荷の肉牛から、放射性セシウム検出。
原因は、外に保管していた稲藁だという。

その稲藁のあった場所は、福島原発から数十キロも離れた場所。
そこですら通常の73倍ものセシウムが検出された。



問題は、稲藁だけではすまないのだと思う。

外に4日間だけ保管されていた稲藁さえそういう状態なのだから
もっと長期にわたって放射性物質にさらされているものなど
他にいくらでもあるのではないか。



例えば、庭の植木、芝生、鉢植え、街路樹。

畑に植わっていた野菜。




ものすごく極端な書き方をしてしまうかも知れないけれど
これ以上、福島の農畜産物を出荷するのはやめて欲しい。
摂取するのもやめて欲しい。

放射性物質を自分の身体に取り込んでしまうことで
自分の遺伝子が傷つき
その傷ついた遺伝子を次の世代に持ち越してしまうのが心配。


遺伝子は、いちど傷つくと修復が難しい。
だから 出来る限り被爆しないよう、細心の注意を払う必要がある。




人によっては「そんな神経質になっていたら、なんにも出来ないよ」と
いう考えもあることと思う。

けれどこの原発問題に関しては、おそらくは過去に例がない。

前例のない問題に、しかも失敗の許されない問題に
私たち日本人は取り組んでいかなければならない。


この場合、楽観的な考え方でいるよりも
より慎重な姿勢でいる方が大切だと思う。

前例のない、経験のない困難に対しては
人間は謙虚でなければならない。




先月だったか、福島原発第2号機の扉を全開にしたけれど
そしてその時18億ベクレルもの放射性物質が空気中に放出されたけれども

同じ時期、ここ関西の敦賀原発においても
2号機の換気用排気筒から放射能が漏れ出していた。
その量、実に41億ベクレル。

漏れがあったことも、そしてその量も
私たちには全く知らされていなかった。




情報隠蔽、メルトダウン、メルトスルー、
九電のメール問題等々

・・・・もう、こうなったら何でもありだな、と
苦笑してしまう。






自分たちの世代のことだけでなく
100年、200年先の子孫のことまで考えなければ。

子孫が、癌や白血病になることなく
幸せに暮らしてゆけるよう
今、この日本で生きている私たちが知恵を働かさなければ。




チェルノブイリのことを思ったら・・・胸が痛くなる。

当時、危険区域付近で生まれた女の子たちが 
今、まさに出産適齢期。

youtubeを検索して見てみたのだけれど
今、生まれてくるこども達の中で、病気でないこどもはほとんどいない、と。



このことを 遠い外国のお話と考えてはいけない。

あと20数年後の日本の姿かも知れないのだから。





今のことだけでなく、未来のことを見据えた「がんばろう日本」であるならば

生まれてくる未来のこども達が
苦しい思い、痛い思いをせずにすむよう、
私たちは行動しなければならないのだと思う。




風評被害に負けるな、などという言葉に騙されるべきではない。
風評ではなく、実害なのだから。











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Last updated  2015.02.22 11:54:19
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