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カテゴリ:日本の美
備忘録として。 うつわは「その人自身」ではないか、ということ。 趣味嗜好がぴったりあう、ということではなく。 何故そのうつわに惹かれるのかを考えれば 最終的に「うつわはその人自身である」という結論に達するのではないか。 うつわに惹かれるということは うつわの中に自分自身を発見するということでもある。 さらに言えば、自分の中にあるものと うつわの中にひそむものとが共鳴しあうということ。 おそらく人は それを無意識のうちにやっているのだと思う。 先日、この日記にも書いた「虎のうつわ」。 その虎はまさしく私自身でもあった。 虎は「つよい存在であること」を前提として生きてゆかねばならない。 けれどそのうつわに描かれていた虎は何処か弱々しく 竹藪からのそりと出て来たはいいけれど、 さて、これからどうして良いか分からない。 虎である以上つよくあらねばならないのだろうけれど 自分では、つよくありたいとも思ってはいない。 自分は自分でいいではないか。 つよくない虎がいたっていい。 ・・・・描かれていた虎の表情からそんなことを思い いつしか、「自分のままでいいんだよ」とその虎に言い聞かせているのか はたまた自身に言っているのか ちょっと分からなくなってしまった。 その虎は今 我が家のリビングの飾り棚にて 「GAOOOOO!」でもなければ「GYAO!」でもなく ただしんみりと こちらを見つめている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.17 18:15:52
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