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ひよきちわーるど

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2011.12.25
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カテゴリ:生と死

年たけてまた越ゆべしと思ひきや
 
       命なりけり小夜の中山

            
                 西行




年を越すというのは
険しい峠を越すことと何処か似ている。



命ながらえて
ようやく「今年」の峠を越すことができたからこそ

新年元旦の朝に
「おめでとうございます」と言えるのだ、と。






・・・手術を終えてまだ十数時間しか経っていないとき
執刀医から「悪性の可能性があるのでそのつもりでいてください」と。

悪性の場合、5年生存率は15パーセント。
その場合、更に大がかりな手術を予定している、とも。



一方、他の担当医は
「大丈夫だと思いますよ」と言ってくださっている。
ただ、再発は十分にあり得る、と。



・・・執刀医と担当医、言っていることがこうもバラバラでは
もはやどちらを信頼すればよいのかわからなくなってしまう。


患者というものは
これ程までに不安になるものか・・・と。




けれど、今のところきちんと眠れているし
食事も摂れている。

検査結果の出るのは年明けの5日。


その日まで落ち着かぬ日々が続くのだろうけれど
担当医の言うとおり大丈夫であれば誠にラッキー。

執刀医の言うとおり もしも悪性であったとしても
自分の納得する生き方を貫けばいい。




ともかくも、つよくありたい。










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Last updated  2015.02.20 08:51:35
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