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ひよきちわーるど

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2012.01.21
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カテゴリ:生と死


思いつくままに、ランダムに書いていこうと思う。

今日は「入院するときに持って行くとよいもの」について。

これについては以前の日記にも書いたことだけれど
補足の意味も込めて、もう少し。



1,サロンパス。

手術のあとは、何故か肩が凝る。
いつも使っている湿布薬を持って行くと、いざというときに役立つ。



2,アイマスク、耳栓。

ぐっすりと眠りたいときにおすすめ。



3,手術前にペットボトルのお水を購入しておく。

手術後に自販機にまで買いに行くのは至難の業。
傷口が痛くて、とても無理。

家族が付き添ってくださる場合には、何もこんなことしなくてよいのだけれど
もしも誰の付き添いも望めないというときには
是非、手術前の購入を。

その際、2リットルのペットボトルはNG.
500ミリリットルのペットボトルがおすすめ。
2リットルは確かにお得なのだけれど、重くて手術後には持てない(涙)。



4,リップクリーム。

病室内の乾燥は尋常ではない。
すぐに唇が渇いてしまう。



5,マスク。

上記と重複してしまうけれど、部屋の乾燥によって喉をいためる。
なので、マスクは必要かと。



6,これは退院後に役立つことだけれど
  紙皿、紙コップ、紙のお椀、割り箸は必要。

退院してきたあと、しばらくはお皿が洗えない。
なので、使い捨ての物を用意しておくと便利。



7,これも入院生活に直接関係のないことだけれど
  生命保険に加入すべし。

  しかも先進医療の保険(よく1000万まで保証、とありますね)。
  できれば入院1日目から保証してくれるタイプの保険。


・・・また、記憶を辿りながらいろんな事を書いていけたらいい。




退院してきてからというもの
精神的にまことに忙しない日々を送っている。

再発のことを思えば のんびりと過ごしてはいられない。

今のうちに出来ることを・・・と思うあまり
焦りの気持ちも出てきている。



1月末には葬祭会館での打ち合わせ。

お元気な方々から見れば 一体何を焦っているのだと
半ば滑稽に見えるかも知れないけれど
出来るときに出来ることをしておきたい。

幸運にも再発せずに生きられたら
その時にこそ「無駄なことしてたね」と家族で笑いあえばいい。

むしろ・・・笑い話になることを祈るのみ。




娘の長襦袢の用意を始めた。

訪問着については数年前に仕立てていただいたので
あとは長襦袢、小物の準備である。

同時に色無地の用意も始める。
これについては娘とともに京都に行き、白生地を染めていただく。


・・・もしも私が入院、再手術となれば
とても着物のことにまで手が回らなくなるだろう。

そして万一、私がいなくなったあと
パパと娘はどうやってお嫁入りの着物を揃えるのだろう。
おそらく右往左往するのではないだろうか。
そんなことを考えると辛くなってくる。

娘にそんな心細い思いなどさせたくない。



こうやって、万一に備え様々なことをするのも
ひとえに自分が強くなるため、である。

外堀をきっちりと埋め、母としてやるべき事を終え
やがて来る病に対し「来いやー!!」と迎え撃つための
私なりの方法なのだと思う。

決して後ろ向きになっているわけではない。




し、しかし、いい年をした女性が
「来いやー!」だなんて、それはちょっと・・・と
自分でも思うのだけれど(笑)

でも、それが今の正直な気持ちかな。



いったん再発してしまえば死を待つしかない。
100万人に1人の発症率。


白状すれば・・
何で私なんだ?と思う。
まだ45歳。

そんなんで死ななあかん、ておかしいやろ、というのが
本当に正直な気持ちである。

諦めない、というよりも
諦めたくない。



だから、万一再発したときに
がくっと気落ちしないよう、
母として、妻としてやるべき事をきちっとやっておく。

後顧の憂いのないよう
ひたすら 病気との闘いに専念できるように。



それが自分なりの闘い方なのだと思う。









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Last updated  2012.01.21 23:59:49
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